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SUS430とSUS304のロウ付け部の非破壊検査について
- SUS430とSUS304のロウ付け部を製造ラインで行っていますが、温度管理が難しくロウ付け不良が発生することがあります。
- 中間検査として、非破壊検査ができればとおもいますが、超音波探傷計等で可能でしょうか。
- 工程を管理する以外に、ロウ付け不良を防止するためのポイントはありますか?
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ロウ付け部の検査と言うことですが、超音波探傷では板厚とロウ付け部の寸法により検出可否が決まってきます。鋼材の溶接や自動車の溶接部や鋳物部品の検査にも採用されていますので一度メーカーに相談してみてはいかがでしょうか?基本的には検査対象物に合わせてカスタマイズしてくれますので可能性はあると思います。
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先ず、どの様なろう付けを行っていて、どの様な不良が発生しており、何を発見する検査をされたいのでしょうか? この事が判らないと皆様も回答できないのではないでしょうか? 文面から察するとろう付けの「巣」のようなものを発見されようとしているようですが・・・。 私が行っている製品は連続式ろう付け炉で加工されており、 気密性と引張りの強度を要求されますが、 気密に関しては全数エアーリーク検査、引張りに関しては条件設定時に 確認するのみです。 ろう付けの隙間の溶着率は100%ではないので、代替検査項目として フィレットの状態は全数目視検査しています。 私も以前調べた事が有りますが、 確かに「巣」の発見は、超音波、X線等では難しいようですね。 ただ、径時変化で0.69㎫の水圧試験で漏れが発生してしまうのは経験がありません。 文面から察するに、ろうの「ぬれ性」に問題があるように見受けられます。 現在のろう付け法はトーチとか高周波といったフラックスを使用した 大気中のろう付けではないでしょうか? 継ぎ手金具のように気密性を要する物のろう接には被ろう接物の 「ぬれ性」を高めてやってから、ろうを浸透させてやる事が重要ですので、雰囲気ろう付けが最良かと思います。 検査法を模索するよりも製品に見合った工法を選択されてはいかがでしょうか? 各種装置メーカーの技術者の方々にはどこもスペシャリストがお見えですので、どの工法が適切なのかをお尋ねになるのも手かと思います。 ご質問の回答になってはおりませんが、ご参考までに・・・。
お礼
ご指摘有難うございます。 現在発生している不良は、下記のとおり。 ロウ付け時の温度不良⇒ロウ材の流れ不良⇒ロウ付け不良⇒水密不良 大きな巣による経年変化を伴う水漏れと言っても良いと思います。 現在は7kgcm^2での加圧水密試験を行っていますが、経年変化によって、数年の間に水密漏れを起しています。 従って破壊試験ではなく、出荷段階で可能な非破壊試験での内部検査を探しています。 その後も調査していますが、超音波、X線、磁性体を使用した検査などいずれも難しいようです。引続き情報がありましたらお願いします。
お礼
東芝さんの製品はなかなかすばらしいですね。 今まで何社か確認してみましたが、解像度が悪く(対象物が小さすぎ?)判別不能でした。 すぐに問い合わせてみます。 有難うございました。