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連結決算において未実現利益控除の期首仕訳について
アップストリームで少と数株主が存在する時、期首仕訳は 利益剰余金期首残高/商品 少数株主損益 /利益剰余金期首残高 と参考書にあります。なぜ『少数株主持分』ではなく 『少数株主損益』なのでしょうか?
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まず確認なんですが、ご質問のところに記載された仕訳、 >利益剰余金期首残高/商品 は、その参考書にあるとおりですか? 「商品」勘定ではなく「売上原価」になってないでしょうか? 「商品」勘定となっている場合、その参考書、あやしいです。間違っている可能性が高いです。 >なぜ『少数株主持分(B/S)』ではなく『少数株主損益(P/L)』なのでしょうか? ということですが、基本的にダウンストリームの考え方と同じです。 「開始仕訳はその目的・性格からP/L勘定は使用されません。しかし、期中取引にかかる連結修正仕訳が明確な場合はその修正仕訳を開始仕訳に含めることがあります。」 ダウンストリームの場合、 (未実現利益控除) 売上原価/商品 (翌期の開始仕訳) 利益剰余金期首/売上原価 となっていると思います。 この開始仕訳は (純粋な開始仕訳) 利益剰余金期首/商品 (期中取引の修正仕訳) 商品/売上原価 ←該当商品が外部に販売されて利益が実現 の2つの仕訳を合成したものです。 アップストリームでも考え方は同じなので、純粋な開始仕訳として「利益剰余金期首/商品(B/S)」という仕訳を起こしたなら、ご指摘のとおり「少数株主持分(B/S)/利益剰余金期首」となるべきです。 また期中の修正仕訳を開始仕訳に含めて「利益剰余金期首/売上原価(P/L)」としたなら、少数株主持分へ配分した未実現利益は実現したものとして「少数株主損益(P/L)/利益剰余金期首」となります。おそらくこちらで説明している参考書の方が多いと思います。
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私もちょうど連結の同じ論点をを勉強中です。 回答になっていませんが私のテキストでは 以下のようになっています。 前期:未実現利益控除仕訳 売上原価 / 商品 少数株主持分 / 少数株主損益 --------------------------------------- (1):当期:開始仕訳 利益剰余金期首残高 / 商品 少数株主持分 / 利益剰余金期首残高 (2):当期:実現仕訳 商品 / 売上原価 少数株主損益 / 少数株主持分 (3):(1)と(2)をまとめると 利益剰余金期首残高 / 売上原価 少数株主損益 / 利益剰余金期首残高 質問タイトルの「期首仕訳」が(1)を指すのか (3)を指すのかわかりませんけど・・・・・ どちらにしてもお持ちの参考書とは違う仕訳に なってしまいます。
お礼
同志に会えてうれしいです。 私は今簿記1級の勉強中です。 お互いがんばりましょう!