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簿記の連結消去仕訳

初歩的な質問で申し訳ないんですけど、連結会社間のアップストリーム売り上げ取引 の 売上    ×××/  売上原価 ××× の仕訳で借方の売上の消去で子会社の利益が減少しているのになんで少数株主に按分しないんですか?? 棚卸資産の未実現利益を消去するのは理解できるのですが・・

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  • minoru
  • ベストアンサー率62% (5/8)
回答No.1

アップストリーム → 子会社から親会社への棚卸資産の販売でよろしいのでしょうか? 仮に子会社が10円で仕入れた商品を15円で親会社に販売したとします。 (親会社側単体仕訳) 商品15/子会社買掛金15 (子会社側単体仕訳) 商品10/買掛金10 親会社売掛金15/商品10         /親会社への商品売却益5 (連結消去仕訳) 子会社買掛金15/親会社売掛金15 親会社への商品売却益5/商品5 (税効果は考慮せず) (少数株主持分)子会社の親会社持分80%、少数株主持分20% 少数株主持分1/少数株主利益1 ・・・・少数株主に案分しますよね・・・ 同仕訳を3分法で示すと、 (PLBSの取引の消去) P社子会社買掛金15/S社親会社売掛金15 S社売上15/P社売上原価(仕入)15←質問はこの仕訳のことですよね(これはPLの表示を修正するだけの仕訳で連結損益に影響しません) でも、未実現利益の消去をするということは、未だ外部に売れていないわけですよね、よって、S者の売上原価には計上されておらず、S社商品勘定に残高があるわけです。(仕入繰商、繰商仕入の仕分けにより) だから、 (未実現利益の消去) S社売上原価5/P社商品5 少数株主持分1/少数株主利益1 です。 また、その商品が親会社において売却済みで在庫がない場合は、未実現利益消去の仕訳はありません。だって、利益はじつげんしていますから・・・。 つまり、少数株主持分に案分するのは、その仕訳が連結損益に影響する場合で、かつ、アップストリームの場合に限られる訳です。

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