簿記1級独学勉強中!連結会計の子会社取得タイムテーブルと利益剰余金の意味を解説

このQ&Aのポイント
  • 簿記1級独学勉強中の方へ連結会計における子会社取得タイムテーブルと利益剰余金の意味を解説します。
  • 連結会計における子会社取得タイムテーブルとは、子会社の取得プロセスをスケジュール化したものです。
  • 利益剰余金は、企業の利益の一部を積み立てたものであり、のれん償却などの費用も含まれます。
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簿記1級独学勉強中です。

簿記1級独学勉強中です。 連結会計における子会社取得タイムテーブルの利益剰余金の意味がわからないので教えてください。 下の場合です。のれんは20年償却。 S社   9.3.31        10.3.31 取得割合 80%          80% 取得原価 48,000 資本金  35,000         35,000 資本剰余金5,000          5,000 利益剰余金12,000  少数260   13,300 評価差額 3,000          3,000   計  55,000         56,300 取得持分 44,000 のれん  4,000   △200    3,800 この開始仕訳 (資本金前期末残高)35,000    (S社株式)48,000 (資本剰余金前期末残高)5,000   (少数株主持分残高)11,260 (利益剰余金前期末残高)12,460    (評価差額)3,000 (のれん)3,800 となっていますが・・・ (利益剰余金前期末残高)は利益剰余金12,000+少数株主持分増加260+のれん償却200 となっています。 ここで質問です。 なぜ、のれん償却200が利益剰余金前期末残高に含まれるのでしょうか? 株主資本科目の利益剰余金の中に費用科目ののれん償却が飛び込んでくるのがわからないのです。 どなたか教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

noname#117380
noname#117380
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回答No.2

連結財務諸表というのは、親会社と子会社の「財務諸表」を合算することで作られるものです。合算後、親会社の投資(子会社株式)と子会社の資本(純資産)を相殺消去することで生じるのが「のれん」や「少数株主持分」なのです。よって、のれん償却費は考慮するのに他の無形固定資産の減価償却費を考慮に入れないのは、のれんが投資と資本を相殺消去する過程で生じたもの、つまり親会社と子会社の財務諸表を「連結する過程で生じた無形固定資産」だからです。 より簡単に説明すると、連結では親会社の利益剰余金と子会社の利益剰余金を合算します。この際、合算される子会社の利益剰余金は「財務諸表」の利益剰余金ですので当然、その期における純利益を含んでいます。ということは純利益を計算する過程でマイナスされる無形固定資産の減価償却費も考慮されています。一方でのれんは親会社と子会社の財務諸表を連結する過程で生じたものであるため、親会社と子会社の利益剰余金の計算過程で考慮されているわけがありません。よって、のれん償却費のみマイナスするわけです。 連結ははっきり言って難しいです。恥ずかしながら、2年以上、連結の勉強をしてきてようやくすべての意味が理解できるようになりました(笑)。なので、なんとなくで理解している程度であんまり深入りしないことをお勧めします。それでも問題は難なく解けますので。分からない点があれば、また質問してください。

noname#117380
質問者

お礼

お忙しいなか、ご回答いただきありがとうございました。 なんとなくわかりました。(まだ完全ではないですが・・・) 頭が悪くてすみません。 ただ、当初ののれん 4000 をキープするように 現在ののれん3800+のれん償却200 を行っていかないと貸借が崩れるというのがわかりました。 最初はこうで、それが変化していまはこうなったよ、が大切なんでしょうか。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

10.3.31 (修正消去仕訳) のれん償却額 200  のれん    200 少数株主損益 260  少数株主持分 260 11.3.31 (開始仕訳) 利益剰余金前期末 200  のれん       200 利益剰余金前期末 260  少数株主持分前期末 260 (修正消去仕訳) のれん償却額 200  のれん       200 少数株主損益 XX  少数株主持分当期変動 XX 以上から利益剰余金前期末 12,460 となります。 のれんは均等償却ですから 同じ金額が出てきます。 今期償却分と混同されたのではないでしょうか。

noname#117380
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 のれん償却額 はPL科目なので、今期は前期のPL科目を使えず、利益剰余金前期末 という科目を使う、ということかなと思いました。なんとなくそれはわかりました。ありがとうございます。 質問の仕方が悪かったと思うのですが、「のれん」は無形固定資産科目でそれを償却していると思います。では、なぜ他の無形固定資産科目の償却分は修正消去仕訳を行わないんでしょうか?他の固定資産の減価償却分もしないのでしょうか?「のれん」だけ修正仕訳がなぜ必要なのかがわからないのです。「少数株主持分」は純資産科目なのでわかるのですが・・・。  頭が悪くてすみません。

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