スタッドボルトの植込側のねじ有効径

このQ&Aのポイント
  • 一般的な市場のスタッドボルトは植込側・ナット側で有効径公差を変えて製作されているのか、専用の検査方法はあるのかについて質問です。
  • 植込側の有効径が+公差であることは抜けにくさを向上させるためなのか、ねじの取り付けが難しいのかについて教えてください。
  • スタッドボルトの植込側とナット側の有効径公差に関して理解しておきたいので、専門の方からのアドバイスをお願いします。
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スタッドボルトの植込側のねじ有効径

お恥ずかしい話ですが、最近までJIS規格のスタッドボルトで植え込み側とナット側の有効径公差が異なっていることを理解しておりませんでした。 調達したスタッドボルトは植え込み側も6g公差のリングゲージで検査して合格判定をしていたため、JIS規格ではなかったことになります。 そこで質問なのですが、 1)一般的に市場に流通しているスタッドボルトはJIS規格通り植込側・ナット側で有効径公差を変えて製作されているものなのでしょうか。 また、その場合植込側のねじの受入検査は専用のリングゲージ等を特注手配しているのでしょうか。 2)植込側の有効径が+公差になっているということは抜けにくくするためと思いますが、公差通りですとねじの取付はインパクトレンチ等が無いと難しくなるでしょうか。それとも、手の力でもはいる程度なのでしょうか。 素人質問で申し訳ありませんが、アドバイスをいただけると助かります。

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

JIS B 1173-1995“植込みボルト”を見ると、確かにその様ですね. ただ、検査に関しては、植込み側は 「直接測定、限界ゲージ、またはそれに代わる検査器具」となっていますから、 有効径マイクロや3針法での検査も正当なものとして認められている訳で、 必ずしも限界ゲージを必要とはしていない様です. 限界ゲージは、言えば作っては貰えると思いますが、 そもそもこの植込み側ねじがISOやJISのねじ規格に拠るものではないので、 (つまり、ねじとしてはイレギュラー) 価格と納期が掛かる割には、他に使い道が無いですね. 植込み作業は、 はめあいでいう「しまりばめ」になるので、 手でつまんで締まる様なものではないでしょうが、 インパクトレンチでなくとも、 ペンチやパイプレンチでくわえれば締まるのではないかと思います. 普通のねじも腕力で馬鹿になるくらいですからね. JIS以外で、こうしたねじ込みスタッドのねじが どういう扱いになっているかは知りませんが、 部品が専用設計であれば別段、個々にJISの部品規格に拠っていなくても 要求される機能を満たしていれば良いのではないかと思いますよ. 要は、そのスタッドボルトが JIS B 1173に準拠する必要があるかどうかといったところでしょう. JIS B 1173準拠品が要求されるところに、 JIS B 1173不適合品が使われてはまずいですが、 “JIS B 1173”が謳われていないのであれば、 「JIS B 1173不適合」である事自体は問題無い可能性があります.

noname#230358
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 韓国に出張していたためお礼が遅くなり恐縮です。 確かに三針法などで抜き取り検査するというのが現実的な解かもしれません。ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

車のエンジンで使用されている、シリンダーブロックとヘッドの関係で オーバーホールの際のナット緩めで、スダッドボルトから緩むは…。 一度、バイクショップで実際の作業を確認するか、意見交換をしてみて 使用側からの調査をしてみて下さい。 そして、そのニーズに納得いけば、JIS規格通り。 スタッドボルト組付けも、良きアイデアが入手できるかも。 民間の車検場等でも、良いかな。

noname#230358
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 そうですね、自動車整備工場等の現場の方のコメントを聞くのが一番良いですね。 今度寄ってみようと思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

>JIS規格のスタッドボルトで植え込み側とナット側の有効径公差・・・ 私も知らなかったです。JISの番号が判れば逆に教えて頂きたく思います 用途により「ねじ等級」が変わる?何れも等級を指定すれば良いだけと思った よく使うミスミで「全長指定ねじ」を見てみましたが、ねじゲージ2,3級指定 とありました。更にねじゲージ等級で検索すると参考URLに辿り着きました ここではJIS等級は廃止→ISO等級ねじ(6H)のゲージになったらしいですねぇ しかし旧に規格が変わっても、ねじゲージも安価じゃないし大変なことですね ここら辺でもって、JISとISOの過渡期なので尚更、煩雑になっている気がする 本日、このことが頭にあったのかどうか知りませんがフト書店でJIS「ねじ」 を手にとって見た。久し振りに見たが理解できなかった。帰宅後、調べました JISB1173-1995植え込みボルトが規定され植え込み側のねじ:B1173-付表3, ナット側のねじ:B0209/0211-6g!確かに違っていました。驚きましたネ 微妙に0.01単位の公差の違いしかないようだが、有効径の下限が植え込み大 何となく植え込み側が本っ・・・の少しだけ公差下限が大きいから緩み難い? もしこの植え込みボルトを単に知らずに置いておいても見た目は判らないねw

参考URL:
http://www.uno.co.jp/seihin_info/catalog/pdf/0303.pdf
noname#230358
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 そうなんです。JISB1173について、別のことを確認するために目を通していて「あれ?」と気付きました。 JIS通りのものを調達するには、製造コストもそうですが、検査用のねじゲージの価格が高くなってしまいますよね。 JIS規格票そのものの解説のところにこの有効径の設定経緯が書いてあったのですが、アメリカの規格では完全な“しまりばめ”式、逆にドイツは“すきまばめ”式、イギリスと日本が雄ねじと雌ねじの公差範囲が重なっていて、製品によって“しまりばめ”になったり“すきまばめ”になったりする“中間ばめ”式になっているそうです。(ややこしい・・・) 製品が公差内にできていてもロットによって、また相手によって“しまりばめ”になったり“すきまばめ”になったりする、というのは現場としては困るのでは??? と思ったので、現場ではどうなんだろう? と感じた次第です。

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