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コロナとスペイン風邪

kzr260v2の回答

  • kzr260v2
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回答No.6

SARS-CoV(サーズ)からMERS-CoV(マーズ)ときて、今回のSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)です。次の病原性が高いコロナウイルスの流行にそなえる必要がありそうですが、日本は感染症対策として、医療の根本的な底上げをしていませんから、次回の被害は大きくなるかもしれません。 また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、後遺症がでる可能性があります。あまり問題視されていませんが、今後社会問題となるかもしれません。 ※ スペイン風邪の原因であるインフルエンザや、エボラ出血熱は、感染が広がるほどに、弱毒化した亜種の数が多くなります。これは、このウイルスが「発症と他人への感染が同時」だからです。強力な毒性があると発症と同時に死亡したり身動きできなくなりますが、発症しても出歩ける程度の毒性なら、出歩き他人へ感染させますから、自然と弱毒化した亜種が優勢になります。これが弱毒化する一番大きな仕組みです。 ※ SARS-CoV-2は発症前に他人へ感染させたり、無症状で治る事例があります。発症前に感染させますから、強毒性があろうとなかろうと関係ないのです。COVID-19に感染したワクチン未接種の人の重症化や死亡する確率は、それなりに維持されています。感染症の専門家や、現場で治療にあたっている人は、毒性はそれほど変わっていないとする人が多いです。 ※ 重症化や死亡者が減ったのは、ワクチン接種や感染で免疫がついたからとする研究者が一般的です。高齢者は90%を超える接種率で、日本全体では80%を超えています。10代20代の若者の接種率は低めですが、献血血液の検査では、若者の2人にひとりは感染経験があることが分かっています。この若者の感染率とワクチン接種率をあわせると、かるく60%を超えます。疫学では、感染やワクチン接種率が60%を超えたあたりから、【感染】や【発症】が減るとされているようです。 つまり、重症化や死亡者が減ったのは、感染や発症がしにくくなり、全体的に数が減っただけ、ということのようです。 ※ 他人に感染できるほどのウイルス排出量があるのに発症していない、ということは、免疫機能を欺いていることです。肺炎だけ注目されていますが、脳・肺・心臓・膵臓・肝臓・腎臓といった重要臓器の機能低下が確認されています。心臓まわりの重要血管にも影響が確認されています。男性限定で性機能低下や男性不妊も確認されています。 そしてこれらの機能低下が、人生における10年分とか20年分であることにご注目ください。若い人だと問題なく生活はできてしまいます。 また、COVID-19に感染すると、今まで感染して学習してきた免疫が失われる、という事例も確認されています。 ※ 感染が大爆発した米国では、2020年から2022年にかけて平均寿命が20年前の値へと激減しました。感染大爆発はしていない日本は10年前の値への低下で済んでいます。ワクチン接種率は、米国は60%台で、日本は80%台です。これはCOVID-19の肺炎による死亡者数だけでは計算があいません。日米ともに心臓まわりの疾患での死亡者激増していることから、COVID-19の後遺症とみたほうが合理的です。 ※ 朗報としては、DIOSynVaxという会社が開発中のCOVID-19ワクチンが、SARS-CoV-2の今までの亜種や、今後の亜種、SARS-CoVやMERS-CoV、一般的な風邪の原因のコロナウイルス、これらに効果がある可能性があります。DIOSynVaxが着目したのはスパイクタンパク質ではなく、スパイクの結合部だそうです。これはコロナウイルスで共通です。これが人間でも高い効果がでて、安全性もあり、世界中で接種されたら、ほんとうの意味でコロナ以前に戻ることができるでしょうね。 ワクチンや感染経験の効果が減ったり、SARS-CoV-2の変異などにより、1年後2年後にCOVID-19患者激増という可能性はなくはないです。COVID-19の流行もおさまりきってはいないことにも注意したほうが良さそうです。 そして、なんとなくですが、2040年くらいまでに、次の病原性の高いコロナウイルスによるパンデミックがおきてもおかしくないと思います。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。

76keeplo
質問者

お礼

人類は感染症との戦いですね。 ご回答ありがとうございます。 学びになりました。

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