弁理士として働くまでの道のり等、およびその後

このQ&Aのポイント
  • バイオ系修士の研究生活の合間に弁理士受験勉強をしている。来年から医薬開発受託業の会社で働く予定。
  • 研究職経験の弁理士への影響や受験勉強とモニター職の両立の難しさについて質問。
  • 内定先が研究職でないため早く特許事務所への転職を考えるべきか、事務所で雇われ易いタイミングがあるかについて質問。
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弁理士として働くまでの道のり等、およびその後

現在バイオ系修士二年で、将来は弁理士として働きたいと考え、研究生活の合間に受験勉強をしております。 来年からは医薬開発受託業の会社で働くことが内定しています。 そこで質問ですが、 1.研究職経験の有無というのは何に、どのくらい影響するものなのでしょうか。また、同じ開発受託業界で弁理士となった方がいらっしゃるならお聞きしたいのですが、やはりモニター職は出張が多いので、受験勉強するには不利なのでしょうか。 2.内定先が研究職ですらないので、試験合格のためになるべく早く特許事務所へ転職を考えるべきでしょうか、また事務所で雇われ易い タイミング(例えば、短答あるいは論文合格後など)というものはあるのでしょうか。 3.弁理士として経験を積んだ後の話になりますが、将来独立開業するとすれば、やはりバイオや化学では難しいのでしょうか。電機・機械等の方が需要が多いとは思いますが、弁理士として稼いだり、独立開業するなら、夜間大学ででも通いなおした方が良いのでしょうか。 (バイオ系の人でもバイオしかやらないということはない、と聞きますが、私としてはどの分野も(商標・意匠含め)やってみたいとは思っています。) 4.これは特に同じ境遇の方、あるいは境遇だった方がお答えしていただければ幸いです。 現在私にはお付き合いしている人がおりますが、学生の身分で恥ずかしながら、お互い近い将来(1~2年くらい)の結婚を意識しております。結婚と受験勉強の両立はとても難しいことだろうとは思いますが、同じ様な境遇の方、どのようにして合格を勝ち得たのかといった体験談(どのような受験生活を過ごしたか)やアドバイス等を教えていただきたければ、と思います。 どの様な厳しい回答でも真摯な態度で受け止めたいと思っております。ご回答よろしくお願いいたします。

noname#19600
noname#19600

質問者が選んだベストアンサー

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  • kaku18
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回答No.1

私は工学部(修士)を出た後特許事務所で働いたことがある者(来年から司法修習生の予定)です。わかる部分のみ回答します。 まず、研究・開発経験ですがあった方がいいです。ただしここでいう研究というのは純然たる”研究”に限るものではなく広く研究・開発と呼ばれるものであればよいので、開発受託業界(この言葉私は知らないです)でも含まれるのではと考えます。また、何に影響するかというと第一に就職に影響します。職歴に研究・開発の経験がない人は就職しにくいです。次に、実務に影響します。事務所で明細書を書くに際して、発明者との打ち合わせで技術者の目線に立って対等に議論を交わせないようではまともな明細書は書けないですから(少なくとも実験データを読み取ったり、相手の話していることを説明を受ければ感覚として理解できる程度の経験があった方がいいと思います)。 あと、学習ですが私見としては本格的に学習を始めるのは弁理士事務所に入ってからでよいと思います。多くの人は弁理士事務所で働きながら勉強をしています(司法試験、会計士等と比較し働きながら取得する人の比率が高い試験です)し、弁理士試験は特許事務所での実務に無関係といってもよいくらい意味をなさないからです(就職・待遇についても資格の有無より職務経験の方が重要視される場合も多いです)。だから、企業に就職が決まっているのであればまずそこで真剣に働き、その後弁理士を目指すのであれば特許事務所に就職してそれから学習を開始すればよいのではないでしょうか。

noname#19600
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。 医薬の「開発受託業界」(CRO)とは、一言で言えば医薬の治験業務をメーカーから受託する業界で、メーカーの研究で見つけられた化合物を医師に使用してもらい、そこで得られたデータの解析等をして市場に出せる「医薬品」にするまでを仕事とします。 恐らく私の知る限りでは他の業界の開発職とはかなり違うものと思われます。内定先はメーカーではないので、知財部などというものも勿論なく、知財に関わる仕事はできないと思っています。その中でも大きく、モニター(医師とのやりとり)、品質管理、データマネジメントと職がわかれていますが、ご回答から私が考えるにはデータマネジメント職に就ければ、少しぐらいは弁理士になってから役に立ちそうとは思いました。 現在既に受験機関の通信講座を受けていたり、様々な参考書を購入しており、その投資を無駄にはしたくないので事務所に転職する前から勉強はしていきたいと思っています。

noname#19600
質問者

補足

「広く研究・開発と呼ばれるものであればよい」ということについて、現在私の研究テーマは応用研究であり、先月特許出願したものなのですが、それはやはり職務としてではないので認められることはないのでしょうか? また、「職歴に研究・開発の経験がない人は就職しにくい」ということについて、どの程度難しいものなのでしょうか。知っていらっしゃる範囲で具体的に教えていただければと思います。 よろしくお願いいたします。

その他の回答 (1)

  • kaku18
  • ベストアンサー率31% (27/85)
回答No.2

正直な話私は化学系の人間ですのでバイオ方面(有機化学含む)でどういった研究がなされているのかよくわからないですが、特許出願できるようなものであれば問題ないと思います(職務履歴書に記載できるはず)。あと、”職務としてではない”というのがどういう意味か今ひとつ理解できないのですが・・・ あと、採用についてですが、私がいた事務所では先生(ボス)は「文型の人はいくら本人がやる気を持ってこれから勉強していくと主張してもやはり取れない(理系方面の能力に疑問があるから)」または「ずっと大学で研究していて講師になったような人もやはり採りにくい(社会人経験がないから)」といっていました。私見ですが一般企業に技術者として入社するのであればあまり働き方の形態にこだわる必要はないと思います。肩書きが”研究部門”なのか”開発部門”なのか”製造部門”なのか、というったことは関係ないように思います。重要なのは何をやってきたか、ということですから。

noname#19600
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 「職務としてではない」と書いたのは、自分の研究で特許出願されたとは言え、やはり学生の研究なので一人で考えて研究してきたわけではなく、先生の研究に従事してきたという思いからです。 また、先ほどのお礼に書きましたが、医薬の開発者は「技術者」ではないというのが業界の認識だと、私は思います。

noname#19600
質問者

補足

「職務履歴書」というものを書いたことがありませんのでわからないのですが、学生時代の研究が職務履歴書に書けるということがあるのでしょうか。

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