MIG溶接でのバックシールドの必要性と使用方法について

2008/12/01 14:03

このQ&Aのポイント

MIG溶接において、バックシールドは必要ありません。その理由は溶接ワイヤー自体が保護ガスと一体化しており、酸素や窒素と接触することなく溶接が行われるためです。
バックシールドは容器のような製品に対しては、内部に充填する方法が一般的です。圧力がかからない程度に流しながら溶接を行う方法もありますが、直接当てる方法も使われます。
バックシールドの役割は、溶接箇所の酸素や窒素の侵入を防ぐことです。これにより溶接品質を向上させ、裏波や焼けを防ぐことができます。ただし、MIG溶接では保護ガスが溶接ワイヤーと一体化しているため、バックシールドは必要ありません。

noname#230358

溶接・組立技術
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noname#230359

2008/12/02 11:05 回答No.1

TIGとMIGの場合、バックシールドが必要かどうかは開先の形状に依存します。例えば、U開先の場合はシールドガスが開先の裏側まで回らず（開先ではね返ってしまう）、溶接金属が酸化する問題が生じるため、バックシールドを行います。また、MIGの場合、開先は大抵レ型ないしV型のためバックシールドを用いなくてもOKな場合が多いです。また、バックシールドの方法ですが、片側を遮蔽してもう一方からシールドガスを垂れ流しにしています。