プロジェクション溶接とは何ですか?なぜ板厚の厚い側に立てるのですか?

このQ&Aのポイント
  • プロジェクション溶接は、板厚の厚い側にプロジェクションを立てる溶接方法です。
  • 板厚の厚い側にプロジェクションを立てる理由は、抵抗溶接による接点熱が均等に広がるためです。
  • ナゲットなどに影響が出ないのは、接点の熱が中心に集中し、均等に広がっていくためです。
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  • 締切済み

プロジェクション溶接について

プロジェクション溶接する際、板厚の厚い側にプロジェクションを立てるのが基本のようですが、なぜ板厚の厚い側に立てるのでしょうか? 抵抗溶接なので、接点に熱が集中し、温度は接点を中心に均等に熱が広がっていき、ナゲットなどに影響は出ないのではと考えるのですが?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

ヒートバランスを是正するためです。 板厚の厚い側の方が熱容量があるために、平板同士の場合は 温度上昇が薄い側より遅くなりますが、プロジェクションを つけることにより厚い側の温度上昇速度を速めることが出来ます。 これにより、双方のナゲットの厚み方向の差を縮めることが出来ます。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 双方のナゲットの厚み方向の差を縮めるために、ナゲット部の熱容量をプロジェクションによりコントロールしているのですね。 良く理解できました。ありがとうございました。

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