スポット溶接の熱影響について
- スポット溶接における熱影響とは、薄板をプロジェクション溶接する際に生じる問題です。
- 電圧や電流が強すぎると、母材の溶接部分がきれいにとれてしまう可能性があります。
- 他の原因として考えられるものには、溶接時間や溶接速度の調整、電極の選定などがあります。
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スポット溶接の熱影響について
薄板(0.8tと1.6t)をプロジェクション溶接をした場合、電圧(電流?)が強すぎた場合の熱影響で考えられる事はありますか? というのも、母材(0.8t)の溶接部分がきれいにとれてしまいました。他に原因で思い当たることはあるでしょうか?
- 溶接・組立技術
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imoさんのご解答の通りだと思います。スポット径(ナゲットの大きさ)の考慮も必要ですが、プロジェクションの基本はしっかり加圧してから、大電流を短時間流し、保持時間をきっちり取って1サイクルとします。どれが悪くてもチリがでたり、凹みが出来たり、問題が発生します。オリジン電気の抵抗溶接では、先に3点の突起をプレス加工などで出しておいてプロジェクション溶接をしています。凹凸もなくきれいに仕上がります。
溶接電極の形状に取れたなら、溶接時間が長すぎるのではないでしょうか。 板厚がかなり違うので1.6tにプロジェクション用のボスを出していると思いますが、それでも0.8t側が弱くなるようでしたら、0.8t側の電極のあたり面積を大きくしてみたらいかがでしょうか? 電極からの放熱も良くなり、溶接痕も浅くなり強度が上がると思います。
お礼
御礼が遅くなってスイマセン。 大変参考になりました。現場の方で一度検討してみます。
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お礼
ご解答ありがとうございました。 溶接は奥が深いので、また分からない事があったときは、ご協力お願い致します。