プロジェクション溶接でのアンダーカット発生の原因とは?
- プロジェクション溶接でのアンダーカット発生の原因について調査しました。
- 溶接部が剥がれる原因は電圧の過剰な上昇によるものと考えられます。
- 電圧を高くすると剥がれやすくなるため、適切な電圧設定が重要です。
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プロジェクション溶接
お世話になります。 素人です。 t2程度の円板をt5程度の円板にプロジェクション溶接しています。 引き剥がしにて母材破壊することを目安にしているのですが、部分的に溶接部が剥がれてしまいました。 いつもより電圧を高くしすぎていたんですが。 電圧を高くすると剥がれやすくなることってあるんでしょうか?あるとすればどのような理由が考えられますか? アンダーカットという事象が当てはまりますか? 以上、宜しくお願いします。
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スポット溶接の条件 電流、通電時間、加圧力です。 板厚が異なる場合は薄い板厚で決めてゆきます。 1、通電時間を仮に設定する。 2、加圧力の仮設定。 3、溶接電流を仮に設定する。 4、初期加圧時間、保持時間を設定する。 5、溶接トライ を繰り返します。 突起の形状、溶け込みも確認すると良いですよ。 参考になれば良いですが。
プロジェクション溶接の場合は、「電圧」ではなくて、「電流」ですね。 電流を高くしすぎると、プロジェクション部分が通電の初期で吹っ飛んでしまい、 その結果平面同士の抵抗溶接になってしまうので強度は低下します。
溶接条件でも変わる内容ですが、今回の素材の板厚T2.0とT5.0プロジェクション突起の板厚と形状の関係でも変わってきますので重要なファクターですね。以下のHPの“問題22”に対する“回答例”にプロジェクション突起の標準形状寸法が記載されていますので参考にしてください。 プロジェクション突起凸の一番初めに電流が流れる部位から溶融が始まりますので、他の部位が順番に溶融する事になります。プロジェクション突起を4箇所以上設定した場合、母材破壊まで到達できない箇所がでますのでプロジェクション突起の数、プロジェクション形状寸法、突起部高さ精度、設備能力(インバーターならかなり改善)で変化点がでます。 参考までにアドバイスしました。
風が吹けば桶屋が儲かるではないですが、 電圧を上げれば接触面に一気に多くの電流が流れる。 ↓ 多くの電流が流れると発熱も多くなる ↓ …… 同じ加圧力であれば、軟らかくなり過ぎると溶融物が外にはみ出て、凹んだりする。 二つの部品の材料が溶融して一つになる量が、溶融物が外にはみ出て少なくなると、 剛性も落ちやすくなり剥がれやすくなるではないでしょうか。
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