母材を変形させない溶接の方法と対処法は?

このQ&Aのポイント
  • 板厚1.6の母材にM8ボルトをプロジェクション溶接している製品で、母材の平行度が満足できない問題があります。溶接条件の見直しや変形を予め行う案も考えられますが、母材となる鉄板への歪みを少なくする工法はあるのでしょうか?また、他の対処法も教えてください。
  • 母材を変形させない溶接にはどのような方法があるのでしょうか?現在、弊社では板厚が1.6の母材にM8ボルトをプロジェクション溶接していますが、母材の平行度が満足できないという問題があります。溶接条件の見直しや事前の変形処理などの案も考えられますが、他にも歪みを少なくする工法や対処法があるのか教えてください。
  • 板厚が1.6の母材にM8ボルトをプロジェクション溶接している製品で、母材の平行度が満足できない問題があります。溶接条件の見直しや事前の変形処理などの案もありますが、歪みを少なくする工法や対処法はあるのでしょうか?他にも対処法があれば教えてください。
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母材を変形させない溶接

現在弊社で行っている板厚t=1.6の母材にM8ボルトをプロジェクション溶接している製品で母材の平行度(規格0.2以下)がどうしても満足出来ません。溶接条件の見直しや変形を見込んで母材を予め変形させておく等の案もありますが、基本的な部分の所で、ボルト、ナット等のプロジェクションで母材となる鉄板への歪みを少なくする工法はなにかあるのでしょうか? 又、上記案以外に対処法はあるのでしょうか? 是非、ご教示願います。 

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

提起された製品の形状がイメージできないので的外れなアドバイスになるかもしれませんが。 冷し金を用いる方法は如何でしょう?確実に作業の手間が増えることが難点ですが、変形が問題化する原因が熱であることは疑い無く、ゆえに冷やし金に溶接熱を吸収させることで何がしかでも母材の温度上昇を抑えられれば、 変形量を抑制できる理屈になります。冷し金は銅製のリング状とし、溶接されるボルトナットをリングセンターに置きますが、目的が母材を冷やすことですから、リング内径は作業が阻害されない範囲で出来るだけ小さいことが望まれます。又リングの外径とおよび高さも同様に、蓄熱量を多くするためには大きいほうが良いことは申すまでも有りません。 参考になればよいのですが。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有難う御座いました。 加工しながら冷やすという発想はありませんでした。 出来る限り、作業性を阻害しない様に工夫したいと思います。有難う御座いました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

スタッド溶接でしょうか。 プロジェクション溶接も基本はしっかりと加圧して大電流を短時間流す、などのサイクル調節でゆがみは押えられると思いますが、文面からはどういう変形か充分な想像が出来ません。経験からして1.6mmの母材に張出しなどのプレス加工がされていれば手溶接で無い限り設計通りの溶接が出来る/ゆがみなしで/と思いますが。母材とナゲット成形の位置に段差があるか、溶接の通電時間が長すぎるか保持時間が短すぎるか、加圧力が足りないかといったことが考えられます。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 母材とナゲット形成部位との段差はありません。寸法精度との相関を調べで一番適切な溶接条件を見出したいと思います。スタッド溶接は、量産に向いてますか?

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