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電験3種の勉強についてのアドバイス
- 電験3種の勉強についてアドバイスをいただけないでしょうか。来年こそは取得したいと思っていますが、実務経験が必要なことや合格率の低さに不安を感じています。
- 電験3種の合格後の実務経験について法改正があり、取得後5年間の実務経験が必要となりました。これによって合格しても真の資格として活かせない可能性があります。
- 合格したとしても実務経験がないと書類作成や点検業務を行えないため、合格した自己満足に終わってしまうこともあります。このことから電験3種の取得の意義について考える必要があります。
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質問者が選んだベストアンサー
電験は本来は電気主任技術者に選任されるための資格ですが、実際に電気主任技術者として仕事をしている人はごく一部の人にすぎません。その理由はほとんどの高圧受電の事業場では専任の電気主任技術者を置かず外部委託するから電気主任技術者のポストが極めて少ないからです。逆にいうと必要数の何10倍もの人が取得していて充分足りているとも言えます。 最近の大学等の電気工学科では電子工学や情報工学を重視するあまり電気工学の重要な分野を充分に教えていないところが多いため、電気を知らない電気工学科卒業生を世に送り出しているので困ったものです。大手の電気工事会社などでは顧客の信頼を得るために、また将来他の資格を取る時に基礎力があるので効率よく取得できるからという理由で社員に取得を半ば義務付けていたりもします。 電験はその資格を使うためではなく、能力向上と公認のために有効とお考え下さい。合格率をあげて欲しいというご希望ですが、昔に比べると1,2,3種とも随分レベルが低くなっており、これ以上下げると資格価値が低下するので私は賛成しかねます。 なお5年間の実務云々についてはどういうことなのか私は存じません。
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- SAKAMATU12
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資格を得れば法的には選任されることも可能ですが、未経験者を選任することなんてほとんどないでしょう。電気の保安の仕事は責任が重いことは分かりますよね。 停電時の対応、点検方法、突発的な事故の対応等々・・・、対応を誤れば損失は大きくなります。これらを未経験者が対応できますか? 経験を積んで、自信がもてるようになってから選任された方がよいと思います。試験に合格したところで実務とは異なりますから。 それからビル管(建築物環境衛生管理技術者)については、受験資格として2年の実務経験が要求されていますから、一部の講習取得者(医師等)をのぞけば経験者しか選任されることはないです。
お礼
専門家様からの大変貴重なご回答、ありがとうございます。 今の今まで、需要が多くて、全く資格者が足りないのかと思ってましたが、逆の話だったのですね。 それじゃ合格率を上げて資格者ばかり増やしても意味がありませんね。 参考意見として、将来を見据えてじっくり考えてみようと思います。 ありがとうございました。