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なぜ原発を再稼働するのですか?
何故、原子力発電を再稼働して電力を供給する必要があるのでしょうか? 6年前の東日本大震災で、原発は一時停止していました。各地では計画停電、各個人では節電がされていました。 震災後も原発は停止していましたが、電力は十分に供給されて間に合っていたと思うのですが、私の記憶違いだったらすみません。 大量のエネルギーが得られる技術かもしれませんが、有害な廃棄物も出ますし、自然災害だけでない大規模な事故も起きた事実がありながら、これ以上エネルギーを求めるのは余計なことだと思います。 何故原発なしでも電力が十分に供給されていたはずなのに、原発の稼働が再開されていることが不思議でなりません。 震災後の数年、原発なしでもちゃんと日本は動いていた、という経験則も得られていたと思うのですが、本当はどこかが我慢していて足りないものだったのでしょうか? ご存知でしたら教えてください。
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- jkpawapuro
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すんごく単純に言うと原発は燃料費が安いから、火力は高いからです。 もう少し言うと、原発が作る電力の売上代金をあてこんで、原発の建設費、解体費にあてています。もし原発を稼動停止すると、あらたにそのお金を税金か税金のような形で電気代に付加して回収しなくてはいけません。 もう少し言うと、原発にかかる費用は国内に還流されるが火力の燃料を買うお金は海外に垂れ流して貿易赤字の原因となる、CO2を出すという問題もあります。
- iwashi01
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1つの理由は「すでに存在するから」 稼働していなくても、原発の存在自体がすでに危険。 すでに原発内に使用済み燃料を大量保管している。 いまから原発を作るかどうか、という話ではない。 もう1つの理由は「原発の運用技術、既存設備の維持」 家に住まなくなると、たちまち劣化します。 車も乗り続けてメンテしないと、乗れない状態になってしまいます。 原発も止めたままにしておくと、 動かせないようになり、運転技術も失われます。 原発施設が存在する以上、管理しなければなりません。 はたして、原発技術を失っていいかという問題があります。 完全に技術を失うと、廃炉もできないと思われます。 火力をメインにした場合の燃料費の問題は、すでに誰か書かれたとおりです。 廃炉にも何十兆円も必要な状態で、 動かせるものは動かして燃料費を浮かせ、という考え方もあります。 オイルショックなどで 石油がなくなると言われた時期もありましたが 最近でもなくなりそうな気配はないので この先も火力でまかなえるかもしれませんね。 とはいっても、外国から調達していることは確かです。 もう原発は不要にしよう、といっても 作ってしまったものなので、 少なくとも施設や、燃料は処理しないといけません。 悩ましいところですね。
- gongorogon
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京都議定書の先進国CO2排出量削減という目標を達成させるために、表面化されない核廃棄物を選択せざるを得ないということではないでしょうか。 過ちのツケは、後世にまかせればいいのです。 チェルノブイリ、東海村、もんじゅ、福島第一原発は、既に過去の出来事なのです。 とても原爆被爆国の発想とは、信じがたいですがね。
>何故原発なしでも電力が十分に供給されていたはずなのに、原発の稼働が再開されていることが不思議でなりません。 震災後の数年、原発なしでもちゃんと日本は動いていた、 ↑ 稼働停止、火力発電所を再稼働させて一応、最悪の事態を避けたのです。 しかし、火力発電所を永久に稼働することは出来ません。 火力発電所のエネルギーは化石燃料です。 この化石燃料は有限であり、何時か枯れてしまいます。 この間、サウジ国王ら約1000人ほど訪日されました。 何故、訪日したのか? 将来の為です。 日本は化石燃料の代替エネルギーの開発が最も進んでいる国です。 石油が無くなった場合のことを考えて、日本の開発状況を確認する為に訪れました。 もしかしたら、案外、サウジも原発に代わるかもかも知れませんよ。 石油の埋蔵量が残り僅かでどの産出国も輸出しなくなったら、日本はどうなっていくのでしょうか? 予想するだけでも恐ろしいです。 因みにクリーンエネルギーはまだまだ力不足で話になりません。
日本で原発事故を起こさせたい連中がいるのです。ロシアとコネクションを持つ連中です。
- 96megabrown
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大金と時間と人を使って作られたんです。 せっかく作ったのに使わないなんて、何のために作ったのということになってしまいます。 稼動する事を前提で作ってるから稼動させるんですよ。
- 山田 太郎(@f_a_007)
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Q、なぜ原発を再稼働するのですか? A、そこには、3つの理由がある。 1、安全・安心より既得利権の維持・存続。 2、安全・安心より目先の利益。 3、国防の根幹としての米国追随の核政策の存在。 >原子力発電所の建設ははトイレのないマンションを建設するに等しい。 >その後始末費用は子々孫々の10倍乘の世代が負担し続けなければならない。 >よって、1970年代の早いうちにエネルギー公社を設立して方向転換を。 と、(自覚的な人々は)1970年代初頭には、早くも今日の事態を予見し警告を発してきたのは周知の事実。その警告が無視されてきた根本的な背景事情は、国防の根幹としての米国追随の核政策が存在しているからです。「核技術は国防の根幹を支える最重要技術」‐というのが敗戦後の生き残り策として米国追随を選択した支配層の考え。4つのの理由の更なる背景としては先の侵略戦争に負けたことがあります。つまりは、敗戦こそが現在の核政策の生みの親なのです。これが、歴史を振り返って核政策を考える上での基本的な視点です。 今、私が住んでいる地域の電力会社は、「太陽光発電所の運用停止をお願いする」との通達を各ソーラー発電事業者に送り付けています。「これ以上の電力の過剰供給という状況の出現は容認できない」ということです。はっきり言って、既存の電力会社が火力発電所を停止すれば解決すること。でも、それは既得利権の維持・存続という至上命題に背くこと。「化石エネルギーから自然エネルギーへの転換」‐それは、旧エネルギーシステムの運用者としては自殺行為なんですね。「既得利権の維持・存続+目先の利益最優先」‐この資本の論理は、ちょっとやそっとでは変更不能。なんたって、連合さえも電機労連に配慮して、「既得利権の維持・存続+目先の利益最優先」に異を唱えていません。当然に民進党も、それに追随して原発再稼働反対はポーズだけ。本気になれば、連合派と対立・分解しますからね・・・ >本当はどこかが我慢していて足りないものだったのでしょうか? そうではなくて、現状は電力の過剰供給状態が問題になっていますよ。そこら辺りは、ソーラー発電事業者にスフされている諸通達を読めば明らかなこと。電力の過剰供給状態の出現は、何人も否定できない事実です。
- kellyL
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手のつけようがないのと目先の利益。 震災が多いのにホントに 国民の命なんてどうだっていいようですね。 電気代値上がりしてるのに 再稼働する意味が分かりません。 漁業、農家の方たち、付近に住んでる人たち 捨てて外国にバラマキ。 結局アメリカからも見捨てらてます。 国会の前のデモ見ましたか? 映さないよう圧力をかけるだけです。 オイルショックは風評だったんです。 噂って怖いですね。 1973年(昭和48年)10月16日、 第四次中東戦争を背景に、 中東の原油産油国が、 原油価格を70%引き上げることを決定したため、 「紙節約の呼びかけ」を10月19日に発表した。 >10月下旬には「紙がなくなる」という、 >”根拠の無いデマ”が流れ始め、
- princelilac
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原発事故後一年を経た時点で、夏冬のエネルギー最需要期でも乗り越えられることができると分かりました。質問者さんの意見は正しいです。 ただ、廃棄物の処理方法にについては格段の進歩があるようで、それについては事故当時でさえ報道されていませんでした。廃棄物を粉末にして、ガラスで固めて廃棄すると、飛散・流出することがないらしいのです。 しかしこれを報道しないことで儲かる者がいます。それが電力会社です。想像するに、安価で安全でな廃棄方法が開発されていることが表にでると、現在よりも電気料金を安くできることが分かってしまうからです。処理にコストがかかると言えば、値上げされても誰にも反論できませんが、低コストで処理できるとなれば値上げの根拠を失ってしまうのです。 事故による被曝そのものよりも、現在も続いている風評被害が遥かに深刻だと思います。中には世論を風評で煽って一儲けしようと企む者もいますし、被災者や避難民を叩いて喜ぶ生来の差別主義者もいることは確かです。事故の危険性が僅かでもあるのなら原発は停止すべきだと思います。 原発以外でも大事故は起こりますが、放射線という一般人に馴染みのないものが、風評の道具として使われてしまうのです。政治的、経済的な要素を排除した、純粋な自然科学としての放射線の危険性と対処法を徹底して教える場が必要です。原発の建設技術とともに、このような政策が不可欠だと思います。
- mrst48
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現在の電力供給は、結果論です。 老朽化している火力発電所を、稼働させている状態で いわば「綱渡り」のカタチ。トラブルが起き、供給できなくなったら 停電となり、生活に影響が出るから。 国内総原発可能発電量に匹敵する代替発電が、構築されるまでは 原発の稼働は、仕方がないと思います。
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お礼
いろんな意見が寄せられ、回答としてのベストアンサーを選ぶことができず、質問を締め切らせていただきました。 一つ一つの回答はとても勉強になりましたので、ありがとうございました。