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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:指定確認検査機関への転職について)

指定確認検査機関への転職について

このQ&Aのポイント
  • 31歳の一級建築士が指定確認検査機関への転職を検討しています。転職後は2年間の補助員期間を経て適合判定資格を取得し、確認審査の道に進みたいと考えています。
  • しかし、指定確認検査機関の体制がまだ新しいため、社内環境についての情報が得られにくく困っています。特に以下の点について教えていただけると助かります。
  • 1)仕事の流れ:1日の流れや繁忙期の退社時間について知りたいです。

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  • tel0463
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回答No.1

アラフォーの適合判定資格者です。 1)仕事の流れについて 所属する部門や企業の規模に依ると思います。 私の勤務先は、120名程度の職員のうち40名程度が適合判定資格者ですが、 検査専門者と原則審査を専属し、月に2回程度検査に行く審査者が多いです。 検査専属であれば、8時~16時検査で帰ってきてから引き継ぎして17時帰社です。 おっしゃるように審査の場合は、顧客対応の合間に審査ですね。 行政OBでもない限り、残業は普通にあると思います。 今、勢力を伸ばしている指定機関は、ブラックかもしれませんね・・・。 私の勤務先はホワイトですが、ブラック企業の場合、噂だと 朝ノルマが配られる。(4件~5件の審査物件)⇒その日の終われば帰れるが、終わらなければ終電まで帰れない。 金曜日までで終わらない⇒当然土日で片づける。 尚、残業は給与に含まれているので当然残業代は出ない。 こんな感じだそうです。 2)打合せについて 企業の体制によると思います。 私の勤務先の場合は、予約してくる人もいますし、 基本的に、窓口にいらっしゃれば、誰かが対応しているので。 アポをとられている場合の緊急時の休暇などは、当然相手と調整しますね。 地域担当制の企業や、大口顧客の担当をつける企業もあるようです。 大手になるほど、完全予約制になっていくようですね。 3)必要な職能について 1 瞬間の判断力 2 対話力・根回しする力(相手と駆け引きが出来ること)。 3 根拠・裏付け(正しい知識)のある自信 この3つがあれば、十分やっていけると思います。 逆に、これがないとステータスは上がらないかな? 加えてあった方がいいものは 4 ハートの強さ 誠実さは当然必要ですが、取り扱う建築基準法がご存知の通り最低限の基準のため、エンドユーザに良くしてあげたい、建物はこうやって設計しなければいけない などといった崇高な志を持つ方は、はっきり言って不向きだと思います。(自己嫌悪に陥るんじゃないかな?) むしろ、割り切って考える力や、法律の行間を読む力や、過去の裁判の判定などを苦なく読み込め、それを引き出せる力が必要ですね。(いい意味の妥協ができる人) 部下を任されると、この辺の能力がない人はむつかしいんじゃないかと。 法律にいくら明るくても、相手にうまく説明できない人、口下手な人や、瞬間の判断ができない適合判定資格者は沢山いますが、そういう人がクレームを生みますので・・・。 しかしながら、薄給と言われる設計事務所で下積みできた人からすれば、どの機関もヌルいと思います。 設計事務所にいた方が指定機関に来ると、業務が基本的に相手の粗探しなので、 設計していた時の充実感を忘れられず、判定員の資格とって辞めちゃう人も結構います。 業務は基本的にマンネリします。日々同じことの繰り返しです。 逆に、一つ一つの物件は微妙に違うので、新鮮ではありますから、 そこに面白さが見いだせれば、続くかな?と思います。 4)労働環境について わたしがこの業界に入った頃に耐震偽装による法改正が起こりました。 その前の制度と打って変わり、手続きも行政庁の介入も面倒なものになりました。 とは言え、その頃はまだ指定機関の数がそんなに多くなかったので、 所謂、早い者勝ちの旨味があったと思いますが、 今は、コストパフォーマンスの高い判定員(安くて速いプロパー社員)を多く抱える機関が ダンピングで価格競争を開始し、効率よく出来ない機関は淘汰され始めました。 加えて、プロパー社員の比率が各機関ともに過半数を超えている状態だと思います。 そんなにむつかしくない資格なので、みんな資格取れちゃうので、 年収はそんなに良くないんじゃないかと思います。 (とはいえ、サラリーマン全国の平均の415万よりは良いと思います。) 因みに、適合判定資格者試験ですが、2回受験すれば合格するとおもいます。 ここ、数年で1級建築士に受かった方ならば、受験資格の手に入るまでの2年間でそこそこ勉強すれば、一発で受かると思います。 (1級の学科の難度を100とすると65~70くらいの感覚でした。法規だけだし) とは言え、資格がないと基準法の検査は出来ないし、取扱い件数に対する必要な適合判定員の数は決まっているので、体が動くうちは65歳~でも、週3で月に25万くらいは貰えると思いますので、ほかの業種よりは恵まれていると思います。 その点では、業界的には終身で勤められると思います。 35歳までに適合判定資格者とって、行政の採用を受けるという手もあります。 (募集があればですが・・・。都心だとそこそこあるようですね。) 尚、財団系はもろに天下りの気質が残っているので、出世できないようですし、 最大手の場合は、容赦なく転勤させられ、拒否すると自主退職を勧められるようですので、 どこを受けられるのかわかりませんが、大きいところの問題もありますし、 小さいところの淘汰される可能性もあります。 訴訟食ったら一発退場の可能性もある業界なので、自己防衛できる人が 向いてる業界だと思います。 この前、大○建託の現場監督をしている一級建築士の元同僚(40)と呑んだんですが、 主任級で850万くらいは貰えるようです。多いですよね。 いろいろ情報を仕入れると、 中小の指定機関だと支店長・部長クラスで800~900ってところみたいだから 大手の建設会社の方がお金的にはいいと思います。 面白くはないかもしれないけど・・・。 少しでも、質問者様の参考になればと思います。 尚、私は、70まではこの業界で行こうと思います。

JazzKen
質問者

補足

詳しいご回答、誠にありがとうございます。いろいろと迷っているので、とても助かります。 大変恐縮ですが、もう少しだけお聞きしたいことが。。。 指定確認検査機関は受注件数によって適合判定資格者の雇用数が決まっていると聞いたことがあるのですが、教えていただいたブラック企業のノルマ制は、受注件数と雇用数のバランスが取れていないために起こるのでしょうか?(すみません、分かればで結構です) 会社ごとの違いがよく分からないので、とりあえずE社、B社、U社を検討していますが、いずれかはブラックなのかもしれませんね・・・。プロパー社員重視だと転職自体が狭き門なのかもしれませんが。 また、必要な職能として4つ挙げていただきましたが、2以外は補助員期間である程度は磨かれるものでしょうか? 設計畑なもので、法規に特化した業務に馴染んでいけるのかが、やはり不安なところです。 重ねての質問で申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • tel0463
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回答No.2

首都圏にお住まいの方ですね。 私が聞いた話では県外への転勤はその3社ともある様です。 E社の転勤は、検査員として処分喰らった場合に熱りが冷めるまで と聞いたこと有ります。 恐らくB社は此方が思っているところだと思いますが、 いきなり来月から大阪ね とかあるようです。 U社は当方かなり黒いと聞いています。 出入り激しいみたいですね。 E社は最大手なので、安定すると思いますが、 (一昨年10何億の示談金を横浜のマンションで払えてますし) 扱っている規模が大きいので、訴訟は多いようです。 同じくB社も。 適合判定員の数については、確認申請の1~4号と面積によって検査員一人当たりの処理可能限度数が決まります。 中間 完了も処理可能数があり、 取り扱い件数に対する必要検査員数が在籍数を超えていればOKです。 法令集に機関省令が載っていると思います。 そこに中間の建物規模が幾つのものは1000で割るとか有ります。 一級建築士の平均年収が600万弱だと思うんで、E社、B社、U社は 35~40歳で少なくてもそれ以上は稼げるんじゃないかなぁ~と思います。 行ったことないからあくまで推測です。

JazzKen
質問者

お礼

とても丁寧に、ありがとうございました。 これからも色々と情報を集めますが、頂いたご回答は大いに参考にさせていただきます。

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