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総差異とは何なのでしょうか?
総差異とは何なのでしょうか? 直接材料費差異(総差異)、直接労務費差異(総差異)、製造間接費差異(総差異)というようにテキストに書いてあるのですが、なぜこれらの差異を「総差異」と呼ぶのでしょうか?そもそも「総」は何を意味しているのでしょうか? もしも「総差異」という言葉だけが単独で用いられたら、直接材料費差異、直接労務費差異、製造間接費差異のうち、どの差異を指しているのかがわからないと思います。いちいち、総差異の直接材料費差異とか言わないと相手がわからないと思います。
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総差異の「総」という字の意味は「すべての」という意味です。 直接材料費差異は価格差異と数量差異の二種類の差異から成っており、このうち数量差異は問題によってはさらに歩留差異と配合差異に分けられます。 同じように直接労務費差異は賃率差異と時間差異の二種類の差異から成っており、このうち時間差異は問題によってはさらに歩留差異、能率差異、人員構成差異に分けられます。 製造間接費差異は分析の方法によって、管理可能差異と管理不能差異、予算差異と能率差異と操業度差異、予算差異と変動費能率差異と操業度差異、予算差異と変動費能率差異と固定費能率差異と操業度差異に分けられます。 おそらくテキストは差異全額について問うている又は記述していることを明確にしたいために、かっこ書きで総差異と書いているのだと思われます。
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- apccpa
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テキストにおいてどのように用いられているのか分からないので、はっきりとしたことは言えません。ただ、一般的には総差異はそのように解されると思います。
お礼
補足への回答ありがとうございます。 2級の工業簿記のテキストの原価差異の分析の文頭で「直接材料費差異(総差異)は標準直接材料費と実際直接材料費の差額で計算します。」と書かれています。直後に価格差異・数量差異が説明されています。(直接労務費差異と製造間接費差異も同じ形式です。) おそらく回答していただいたとおりだと思います。 すぐに回答していただきまして助かりました。ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 >おそらくテキストは差異全額について問うている又は記述していることを明確にしたいために、かっこ書きで総差異と書いているのだと思われます。 ・直接材料費差異を構成している諸々の差異をすべて含んでいるから総差異 ・直接労務費差異を構成している諸々の差異をすべて含んでいるから総差異 ・製造間接費差異を構成している諸々の差異をすべて含んでいるから総差異 ということでしょうか?