製造間接費差異について

このQ&Aのポイント
  • 製造間接費差異とは、製造原価報告書において予定配賦額と実際の配賦額との差を指します。
  • 製造間接費差異が不利差異になった場合、予定配賦額より実際の配賦額が高くなっていることを意味します。
  • 仕掛品の増減で処理するかどうかは解答用紙の形式によりますが、製造間接費差異の計算においては考慮しない場合があります。
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製造間接費差異について

お世話になっております。 今度の22日に、日商簿記2級の受験をします。 QNo.716836ですでに同様の質問が出ているのですが、 理解できなかったのでもう一度質問させてください。 問題 次の資料に基づいて、 答案用紙の製造原価報告書を完成させなさい。 なお、当工場では製造間接費は予定配賦しており、 予定配賦率は直接労務費の125%である。 また、材料消費額が直接材料費と、 直接工賃金消費額が直接労務費と等しくなるものとする。 計算の結果、 製造間接費差異が不利差異に なるところまでは理解できたのですが、 予定配賦額より実際の方が高くついたのだから、 やはり上乗せ(プラス)しなくてはいけないのでは、 と考えてしまいます。 QNo.716836でのwildcatさんの回答は 理解できなくもないのですが、 仕掛品の増減で処理するのかどうかは、 どこで見分ければいいのでしょうか。 解答用紙の形式でしょうか。 また、問題のケースの具体的な状況も、 実務をまったく知らないので想像できません。 「配賦差異とは予定の額から実際の額を引いたもの」 と理解しているのですが、 実際額がわかるのなら、 それをそのまま原価としてはいけないのでしょうか。 与えられる資料の数字は、 どういう前提のものなのでしょうか。 私は一体どこを勘違いしているんでしょう? 字数制限で、 問題で与えられている資料を載せられないのですが、 必要であれば補足で載せたいと思います。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mutations
  • ベストアンサー率42% (15/35)
回答No.1

QNo.716836見ました。 あの製造原価報告書は2800の実際額を2760の予定配布額に直してますね。原則製造間接費は予定配賦なので当期総製造費用を予定配賦した額に直したのかも。問題集とかでもあんまりこういうのは見たこと無いので推測ですが。 ちなみに差異は原則売上原価に賦課です。 製造間接費が原則予定配賦なのは、教科書的に言えば 期間比較性の確保と計算の迅速化です。製造間接費って金額把握するのに時間がかかるんです。

hinataaoi
質問者

お礼

さっそくの回答、ありがとうございます。 「差異は原則売上原価に賦課」とのこと。この文を見て嬉しくなってしまいました。 損益計算書の売上原価計算では確かに不利差異を加算して正解できていたので。売上原価計算ではセオリー通りに考えてよいのですね。 当期製造費用を予定配賦額に直すのはどういうわけなんでしょう。その結果出てくる当期製品製造原価って予定額のままですよね。それをその後、どう使うものなのか。 新たな疑問もわいてしまいましたが、とにかく一歩前進できました。本当にありがとうございます。

hinataaoi
質問者

補足

問題として載せたものは、QNo.716836とはまったく関係がない、私が使っている問題集に載っているものです。ただ、数値が違うだけで、形式と考え方はほとんど同じとなっています。

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