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製造間接費の予定配賦を計算するのはいつですか?

製造間接費の予定配賦を計算するのはいつですか? 簿記2級をテキストで学習しています。 その中で、 製造間接費の予定配賦額の計算式 ・予定配賦率×実際消費量  とあり、その後 「月末に実際発生額との差異を把握する」 と書いてありました。 はじめの計算式にある「実際消費量」は、 月末じゃないと分からないのですよね? とすると、製造間接費の予定配賦と差異の処理は 両方とも月末に行っているのでしょうか? 「月末の実際発生額から計算するので時間がかかる」 という実際配賦のデメリットも、 予定配賦でなぜ解消できるのか、いまいちピンときません。 ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

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  • bowwow358
  • ベストアンサー率73% (46/63)
回答No.1

製造間接費の実際発生額と予定配賦額との差異の処理は、月末以後に行っています。 月末には、製造間接費の予定配賦額を計算します。 製造間接費とは、間接材料費や間接労務費、水道光熱費、棚卸減耗費など、種々雑多な科目から構成されています。 これらの科目全ての実際発生額を計算するのは、とても時間がかかるのです。 ここで、製造間接費は操業度(直接作業時間など)を用いて計算しますね。 この、実際操業度が「実際消費量」にあたります。 直接作業時間であれば、すぐに、実際消費量が判明します。 つまり、「予定配賦率×実際消費量」であれば、月末に計算できるのです。 一方、実際発生額の、様々な少額の科目を全て算出するには時間がかかり、月末以降に実際発生額が判明します。 以上のように、実際発生額の方が後に判明するため、これで仕掛品原価(材料費+労務費+製造間接費)を算定しようとすると、仕掛品原価が月末には判明しません。 よって、予定配賦によると、実際配賦のデメリットが解消されます。

arg10diego
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます! 予定配賦⇒月末 実際発生額との差異⇒月末以後 モヤモヤが吹っ飛びました。 流れを教えて頂いたおかげで、 予定配賦のメリットも理解できて、 標準原価計算との違いも分かってきた感じがします。 ありがとうございました!!!

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