なぜ製造原価報告書の製造間接費が予定配布額になるのか?
【問題】
次に示す当社の製造原価報告書に基づいて、
答案用紙の総勘定元帳の( )内に適切な金額を記入しなさい。
なお、当社は実際原価計算を採用しているが、
直接材料費および直接労務費に関しては予定価格および予定賃率を用い、
製造間接費に関しては予定配布しているため、原価差異が発生している。
製造原価報告書ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
直接材料費 8,350,000
直接労務費 4,850,000
直接経費 1,170,000
製造間接費 5,830,000
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【回答】
製造間接費
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間接材料費 1,000,000 / 予定配布額 (5,830,000)
間接労務費 2,000,000 / 原価差異 ( 170,000)
間接経費 3,000,000
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6,000,000 6,000,000
で何がわからないかと言うと
なぜ製造原価報告書の製造間接費(5,830,000)が予定配布額(5,830,000)として製造間接費元帳へ転記されるのでしょうか?
仕訳としては
予定配布額5,830,000/製造間接費5,830,000になると思います。
製造原価報告書に記載されている数値は
予定価格ではなく実際に発生した価格ですよね?
なぜ実際額が予定配布額と同じ金額になるのでしょうか?
アドバイスをお願い致します。
お礼
原価差異というカテゴリーの中に製造間接費配賦差異があるイメージですかね。 ご回答ありがとうございます。