TAC工業簿記2級 製造間接費差異の分析 例題35について

このQ&Aのポイント
  • TAC工業簿記2級の製造間接費差異の分析例題35について質問です。
  • 具体的には、直接労務費と製造間接費の差異を計算し分析する方法が分からないです。
  • 標準操業度(標準作業時間)の算出方法についても分かりません。ご教授頂ける方がいらっしゃいましたら、お願いいたします。
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TAC工業簿記2級 製造間接費差異の分析 例題35

はじめまして.。apocalypsenextと申します。 お世話になります。工業簿記を独学で学んでいるのですが。。 工業簿記の製造間接費差異の分析で悩んでいます。 TAC合格テキスト工業簿記2級を利用しているのですが、 製造間接費差異の分析(P209)基本例題35がよく理解できていません。 具体的には、 (問2)直接労務費を計算し、それを賃率差異と作業時間差異に分析しなさい。 (問3)製造間接費差異を計算し、それを予算差異、操業度差異、変動費能率差異、固定費能率差異に分析しなさい。というものなのですが、 【原価データ】  直接労務費(標準価格)1,250円/時間 (標準消費量)2時間 = 2,500円  製造間接費(標準価格)1,500円/時間 (標準消費量)2時間 = 3,000円 【製造間接費予算】(公式法変動予算)  変動比率 700円/時間 固定費(月額)1,760,000円 基準操業度 2,200時間(月間) 【当月の生産データ】  月初仕掛品 300個(作業進捗1/2) 当月投入 900 ----------------- 合計 1,200個  月末仕掛品 100 ----------------- 完成品 1,100個  (材料は全て工程の始点で投入している。) 【当月の実際発生額】  直接労務費実際発生額:2,520,000円(1,200円/時間×2,100時間)  製造間接費実際発生額:3,250,000円(実際操業度 各自推定) となっています。 ここで解答では、標準操業度(標準作業時間)を2,000時間として算出しているのですが、 これがどのようなプロセスで引き出せるのか、よく分かりません。。 どなたか、ご教授頂ける方がいらっしゃるようでしたら、是非お願いしたいのですが・・ どうぞよろしくお願いいたします。。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

 先の回答に追記させてください。 完成品換算数量について述べます。  問題では、月初仕掛品(”シカカリヒン”と読みます。たまに”シカケヒン”と読む方がいるので)が 300個(作業進捗1/2)、月末仕掛品100個(作業進捗1/2)、完成品1,100個となっています。  [原価データ]の直接労務費(標準消費量)2時間、或いは製造間接費(標準消費量)2時間とあるのは、あくまで製品1個を”完成”させるために要した標準時間です。  従って、仕掛品であったり、完成品であったり状態が異なったままでは、費用(Cost)を負荷したり割振ったりすることができません。そこで進捗率100%である”完成品”という統一した状態におく必要があります。 仕掛品の進捗率は未完成品おのおのがバラバラで統一が取れませんから、完成品に統一するのが理屈に適っています。  仕掛品1個の作業進捗が1/2の場合、完成品換算数量は0.5個となります。 完成品が0.5個ということは物理的にありえません。物理的には1個、2個で、小数点の単位はあり得ません。完成品換算数量はあくまで、費用(Cost)を負荷したり、割振ったりする為の単位です。  そうすると問題の完成品換算数量は、次のようになります。 月初完成品換算数量150個、月末完成品換算数量50個、月末完成品1,100個 月末完成品換算数量は合計で、50 + 1,100 = 1,150個 このうち月初完成品換算数量150個 従って、月内の完成させた数量は、1,150 + 150 = 1,000個 となり、完成品1個当りに要する標準作業時間は2時間であるから、総計標準作業時間は2,000時間となります。  解りきった余計なことを書いたのでしたら、謝ります。

参考URL:
http://simonp.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

その他の回答 (2)

回答No.2

先の回答を訂正させて下さい。 この問題には、肝心なことが漏れていませんか。 腑に落ちないので、書店へ行って「TAC合格テキスト工業簿記2級 Ver6」を読んでみました。 基本例題35の問題には、「月末仕掛品 100 進捗率1/2」とありました。 ところが、あなたの提示した問題には「月末仕掛品 100」とあるだけで、作業進捗は書いてありません。 従って、後入先出法を適用した訳です。 月末仕掛品 100 進捗率1/2 なら、完成品換算数量は50個となり、月末完成品数量 1,100 と合計して、 月末完成品換算数量は 50 + 1,100 = 1,150 となります。 このうち月初仕掛品の完成品換算数量は300 x 1/2 = 150 ですから、 当月完成品換算数量 1,150 - 150 = 1,000 (個)となります。 1個当りの標準作業時間が2時間ですから、1,000個では標準作業時間は2,000時間となります。 あなたのは、ひょっとして「TAC合格テキスト工業簿記2級 Ver5」かもしれません。 もし、この中の基本例題35に、「月末仕掛品 100」とあるだけなら、ミスプリかもしれないと思います。 「TAC合格テキスト工業簿記2級 Ver6」では、基本例題35はP197に載っています。

参考URL:
http://simonp.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
nextapocal
質問者

お礼

ありがとうごございます。 回答が遅くなり、申し訳ありません。 (事故でけがをしてしまい、入院していたもので) ご指摘の通り、私の方で確認しました。 テキスト(Ver.5.0でした)を確認しましたが、私の見落としでした。 月末仕掛品は、カッコつきで(進捗1/2)とありました。 申し訳ありません。 それから、参考URLを拝見させていただきました。 大変わかりやすい解説ですね。 こちらの方を参考にさせていただきます。 本当にありがとうございました。

回答No.1

月初仕掛品は300個で、月末仕掛品は100個です。つまり月初仕掛品数量>月末仕掛品数量です。 後入先出法によれば、月初仕掛品がそのまま月末仕掛品として残ることになります。 そしてその完成品換算数量は作業進捗度が1/2ですから50個となります。 月末完成品数量が1,100個ですから、月末仕掛品の完成品換算数量50個と合計して、月末完成品換算数量は1,150個となります。月初仕掛品の完成品換算数量は 300 x 1/2 = 150 ですから、 当月完成品換算数量は 1,150 - 150 = 1,000個となります。 期首残高 + 期中増加 - 期中減少 = 期末残高の式 から 150 + 期中増加減少 = 1,150 となり、 期中増加減少つまり当月分の”完成品換算数量”は、前述の如く 1,000個になります。 製造間接費の1個当りの標準消費時間が2時間ですから、1,000個の完成品に対しての標準作業時間は 2,000時間となります。 製造間接費差異の分析は、こちらをご一読下さい。製造間接費差異についてだけ記しています。 公式が自分で書けるようになるはずです。シュラッター図はありません。簡単です。 http://simonp.blog.fc2.com/blog-entry-1.html 

参考URL:
http://simonp.blog.fc2.com/blog-entry-1.html

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