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敵基地攻撃能力は必要なしか?

eroero4649の回答

  • eroero4649
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回答No.5

憲法論議はさておき、純粋に軍事的に「敵国のミサイル攻撃を完全に防ぐことは可能か」という視点から考えてみたいと思います。 まず純粋に逆の立場から考えてみましょう。例えば中国空軍が総力をあげて日本と戦争になってその制空権を握って、本来は航続距離のことを考えないといけませんけれどそれをあえて無視して、日本は制空権を握られたとしましょう。中国空軍は約2000機の航空機を所有しています。 そして日本には車両式のミサイル発射台があって、そこから中国にミサイルは打ち込めるとします。発射できる場所は技術的に発射可能な場所ならどこでも発射できるとして、人の土地で勝手にミサイルを発射することはできないだろみたいなことは考えないこととします。 で、中国空軍は日本国内にある何基あるか分からないミサイルを発見できるでしょうか。日本の地形は山がちで、そこらじゅうに沢山のトンネルがあります。高速道路のトンネルだけでいったい何か所あるでしょうね。 隠す場所はトンネルが一番安全(発見されて空爆されても破壊される可能性は低い)ですが、他にも山中の窪地にカモフラージュして隠すこともできます。それが日本のどこにあるかというのは一切分かりません。自ら飛行機を飛ばして上空から探すか、人工衛星で監視するしかありません。「偵察衛星は1メートルのものも見える」なんていわれますが、偵察衛星は気象衛星のような静止衛星ではないので低い軌道を「秒速」8キロくらいで飛んでいるので実は思ってるほど解析能力は高くありません。 また日本はご存知の通り高温多湿なので、天気が悪い場所は飛行機も飛べないし偵察衛星も役に立ちません。雨が降っているときは、移動させるには最適ですね。 この条件はそのまま北朝鮮に当てはまります。北朝鮮も山がちの地形で、朝鮮戦争の教訓もあって、国内には多数の秘密のトンネルがあるといわれます。ミサイルが10基、トンネルが100個なら、そこにいる確率は単純に10%です。なんだったらトンネルをわざと壊したフリをして「もう破壊済み」に見せることもするかもしれません。私ならそうするように命じます。 移動式ミサイル発射台に関しては、1991年に起きた湾岸戦争の戦訓があります。湾岸戦争のとき、多国籍軍(アメリカ軍)は圧倒的な制空権を握りました。イラク全土の上空は、多国籍軍の航空機で覆われたのです。当時はまだアメリカしか持っていなかったGPS衛星も使われました。 ところがそこまで圧倒的に制空権をとったのに、イラクはスカッドミサイルをイスラエルにどんどん撃ち込んだのです。イラクなんて砂漠の国で、天気が悪いってこともなければ地形も平坦なのに、スカッドミサイルをなかなか発見できなかったのです。 湾岸戦争は30年前の戦争で、当時「ニンテンドーウォー」といわれたほどハイテクの最先端だった戦争であったけれども今とは時代が違います。ですが、そんなに根本から何かが変わったわけでもないです。あくまで延長線上にいるだけ。 そう簡単に見つけて効率よく破壊するなんてことはできないですよ。それでなくても戦争というのは混乱が起きて情報が錯綜するものです。かつて北朝鮮がロケットを発射したときがそうだったじゃないですか。「空襲警報」が出されたときは、実はもうとっくにロケットは海に落ちた後だったってね。もしあれが本物のミサイルだったら、空襲警報より先に目標に到達していました。 「今日か明日にでもミサイルは発射するぞ」で、それに加えて「発射される場所はだいたいこのへんだ」と分かっているのにそうなったんですよ。いつどこで発射されるか分からないものを見つけるなんて事実上不可能でしょう。 もちろん、発射された直後にその場所を素早く解析し、そこに待機していた攻撃機で速やかに攻撃をするとか対地ミサイルを撃ち込んで破壊するということは可能でしょう。湾岸戦争のときもそうやって最終的にはほぼすべてのスカッドミサイルを破壊することができました。 だけど、相手が北朝鮮の場合はそれが「核弾頭」である可能性もあります。いくら撃ち終わった後に発射台を破壊したとしても、その前に核ミサイルが飛んできたら、何十万人、何百万人という被害者が発生することは逃れることはできません。 また通常型のミサイルであっても、その目標が原子力発電所だったら結果として「福島第一原発事故の悪夢再び」となります。私が金正恩なら、自国が滅亡するなら東京に核弾頭を撃ち込むのはもちろん、原子力発電所にも撃ち込むように命じますね。 高速増殖炉「もんじゅ」なんて楽しそうです。なにしろ「もんじゅ」で使われている塩化ナトリウムは「空気に触れると燃えて、水に触れると爆発する」という非常に愉快なシロモノです。もんじゅが事故を起こすと風下になる滋賀県が汚染されて琵琶湖の水が飲み水に使えなくなり、京都、大阪の淀川系の地域は人が住めなくなり、滋賀県が汚染されるので東西の人の行き来ができなくなります。あー愉快(棒読み)。

ito_kaemaedito
質問者

お礼

何を言いたいのかわかりません。 「どうせ負けるんだから防衛はいらない」という事でしょうか? 台湾は中国に負けると判りながら懸命に防衛力を高めています。ほかの小国も分相応の防衛力を維持しています。 敵国のミサイル攻撃を完全に防ぐことは不可能でも、相手に攻撃を躊躇させる事は出来ると思います それが抑止力です 核ミサイルを撃たれたらおしまいだ・・そりゃそうでしょう でも最初の組み手争いの時点で核ミサイルを撃つなんて考えられません 中国は尖閣諸島の小競り合いの時点で核ミサイルを撃ちますか? ご回答はちょっと極端だと思いますが・・

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