賢い人と馬鹿な人

質問

• 私が昭和生まれで６９歳の経験から感じる、賢い人と馬鹿な人の違いについて考えてみました。
• 私の経験で言えば、学歴や就職先にこだわらず、自身の成長や実力を信じて生きることが賢いと思います。
• 大学卒でも不祥事が多く、何が賢くて何が馬鹿なのかわからない状況です。どうして賢いこととされるのか教えてください。

回答No.2

marukajiri

「人生は矛盾に満ちている」と杉村太蔵が某番組で言っていましたが、賢い人が賢い生き方をしているかと言えばそんなことはなく、賢いことをしている時もあれば、賢い人でも馬鹿なことをすることもあるわけで、まさに人生は矛盾に満ちているのです。

あなたの質問に言葉を書き足して書き換えてみると次のようになると思います。

「大学卒の人は賢いので、何をしても賢いのではないか？馬鹿なことをしたとしても、基本が賢いのだから、馬鹿とは言えないのではないか？こうなると、何が賢くて何が馬鹿なのかわからなくなってしまう。賢い人と馬鹿な人の違いを教えて下さい。」

基本的に賢い人は、それなりに賢いわけなので、その賢さを活用することで、まともな生き方や法律を守ることができるような生き方ができると思うのですが、人間は万能ではなく、思い違いや考え違いをすることもあるので、時には道を踏みはずし、大学出の賢い人なのに馬鹿な奴だと周りから言われることもあるのです。

またそれとは逆に、学歴は低いけれども一つの仕事に特化して専門的な知識にたけており、仕事を誰よりもよくわかっており、様々なトラブルにも迅速かつ正確に対応できる仕事馬鹿な人は、学歴こそ馬鹿にされても仕事の面では一流なので一目置かれるはずで、仕事の面に関しては、あの人は賢いと言われるかもしれません。

質問者さんは「賢い＝高学歴」「馬鹿＝低学歴」を前提に質問をされたようですが、基本的に不完全で、時には間違ったことをやらかすこともあるのが人間ですので、学歴の高低に関係なく、人が賢いことをしている時は賢いと評価し、馬鹿なことをしている時は馬鹿と評価すればいいのです。実に簡単なことだと思いませんか？例えば、高速道路を逆走して事故を起こした人は、その学歴に関係なく馬鹿な人だと評価できるでしょう。

もしも大学を出た人が全て法律を破ることなく、まっとうに生きて人生を終えることが出来るのであれば、世の中の犯罪者は、大学進学率の増加に対して、反比例するように少なくなるはずですし、大学卒の人が犯罪者になることは無いはずです。しかし、そうはなっていません。人間は不完全で、賢い人が常に賢いとは限らないし、馬鹿な人が常に馬鹿だとは限らないからです。人生も世の中も矛盾に満ちているのです。

お礼

有り難う御座いました。

補足

良く解ります。でも、大学を出ている人はやはり、言動や態度からして上から目線が
多いと思います。中学卒は最初から控えめで心に何か自信が無いような、おどおどし
ている気がします。なので能力が出し切れないままミスをしてしまい、やっぱりと思
われるのです。