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旋盤でのドリル加工のビビリ解消法
- タンガロイのTACドリルを使用して森精機のNC旋盤でSCM420材の穴あけ加工をしています。
- メーカー推奨条件を幅広く試してみました、小径は問題ないのですが、Ф30を超える当たりからビビリ音が発生して困っています。
- 切削効率でこのドリルを選択しました、切削面自体のビビリは、すて加工なので問題ないのですが、音がうるさくて困っています。
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回答1さんが加工のことでアドバイスなされてますので、私はドリル本体のほうを少し。 あくまで私個人がいままで使用してきたなかでの意見ですので。 この手のドリルは材料の硬度やホルダの突き出し長さで高周波ノイズ的な音の有無は大きく関わってきます。うちもHPMをΦ58で穴あけしてますがチップの欠損、寸法ともに問題なくとも音だけはどうにもならなかった、我慢してやってます。(慣れましたが) しかしながら性能に差はでます。そこで、 私の第一推奨はサン○ビックです。 値段は少々はりますがそれにみあったパフォーマンスを発揮してくれます。 貴社の加工で近い径でいうと、うちもSCM440をΦ31・4Dで深さ100まで加工してますが、高周波ノイズ的な音、寸法、仕上がり面と問題なくいけます。 第二推奨はテグ○ック まず安いですし、性能のほもさすがにこの手のドリルの先駆けとゆうだけあって、サン○ビックとほぼ遜色なかったです。コストの面でいうとこちらがいいかも。(たた稀に在庫不足が・・・) ホルダの突き出しが長くワークにビビリ等が発生した場合は ニッ○ンのコンバットドリル これは外周刃・内刃・中心にパイロットドリルと三つの切れはで構成されていて常に中心保持しつつ加工していくものです(うちも加工面のビビリはこれで解消されました、ただ若干切削条件はおちました) 私としましては加工条件が色んな面で厳しくなれば性能の差は如実にででくるように感じました。 こんなとこでしょうか。では失礼します。
TACドリルとはTDXですね。比較的新しい製品ですし、ワークが 合金鋼ですので、他社品に劣るとは考えにくいです。 それでも刃先交換式ドリルは、径によってインサートサイズ が異なるので、場合によっては性能に差が出るかもしれません。 他のメーカでは、京セラ(マジックドリルDRX)やサンドビック (コロドリル880)などが有名です。 ソリットドリルの場合は、振れ(心ズレ)が問題となりますが、 この手の刃先交換式ドリルは、偏心させて呼び径よりも大きな 穴をあけることもできるので、原因ではなさそうです。 また、φ30からビビリが生じるとのことですと、機械における シャンク径φ32以上の取付部の剛性に難があるのかもしれません。 (それでも後工程のボーリングは問題ないのですね) あと、ドリルの長さはは2D~5Dのどれでしょうか。いうまでも なく、剛性の観点から、ワーク形状に合わせてできるだけ短い タイプを選定することも重要です。 ロー付けやハイスドリルであれば、深穴加工において、短い ドリルでパイロット穴をあける手法が有効ですが、残念ながら、 現在ご使用のタイプの刃先交換式ドリルは、外径用・内径用 各1枚刃なので、パイロット穴がガイドの役に立たないと思わ れます。 有効な解決策が思いつかず申し訳ございません。
お礼
zaumakuさん 早速のご提案ありがとうございます。 NC旋盤の機種や切削油にも問題はあると思いますが、旋盤は中型の大きさなので あまり考えては、おりません。又、切削油も小径の物は問題ないので。 工具ですが、3Dの物を使用しています。貫通穴ですが、ワーク長と切粉抜けを考えると、最短の限度です、京セラ(マジックドリルDRX)やサンドビック(コロドリル880)のビビリに対しての評価を詳しく教えて欲しかったです。 ひとつヒントに思えたのは、ドリル径と、チップサイズ(チップのスクイ形状の種類は、実験したので、チップの種類でなく)では、ドリル径よりチップサイズのほうが、種類が少ないと思えたので、ドリル径の数種類を一つのチップで兼用していて、そのどちらかの限度の時にビビリが発生しやすいのではないかと思えた事です、私は6種類のドリル径の物しか使ってないので、カタログを見てメーカーに特性の変化を聞いて見ようと思います。