開先溶接の吹き抜け対処方とは

このQ&Aのポイント
  • 箱構造の溶接において、開先溶接を行っている際に吹き抜けが起きる問題が発生しています。
  • 16ミリの板厚に対し、開先は45度で深さ14ミリまで取っていますが、UT検査後に開先2?残しの部分で吹き抜けが発見されました。
  • 裏からの補修ができない密閉構造であるため、外側からの増脚長による対応を考えていますが、他に良い方法があるかどうかを知りたいです。
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開先溶接の吹き抜けの対処方について

箱構造の溶接で、隅を外側から開先溶接をしています。16ミリの板厚に対し、開先は45度で深さ14ミリまで取っています。 溶接後にUT検査をすると開先2?残しの部分が100ミリ程にわたって吹き抜けていました。密閉構造ですので裏からは補修できません。外側からの増脚長で対応するつもりですが、他に良い方法はありますか?

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

まづ「吹き抜け」というのは余り聞かないのですが、 溶接の溶け込み不良で空洞になっていることと思います 下記の方法は二度に渡り材料を加熱するので好ましくは 無いかも知れませんが強度部品ならば仕方がないと思う 不良箇所を除去し、更に再度溶接する方が良いと思います 何故なら不良箇所の先端がナイフエッジになっている場合、 理論的には小さな荷重でも破壊が始まってしまうからです 従って幾ら増脚長をしても無意味と言われるかも知れない 厚肉の溶接で、特にUT検査が必要ならば裏波が出るように 一層目はTIG溶接で慎重に行う手もあったと思いますし、また 裏当板を使うとかより慎重な事前準備が必要だった気がします

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 吹き抜けの意味ですが、この場合、板厚に対して2ミリ残してレ型開先を取っていますので理論上は残留ルートが2ミリです。 しかし、その2ミリを突き抜けて大きな穴が空いてしまいました。これが吹き抜けです。そしてその上から無理にビードを盛り上げたので残留ルートが過大になっています。ガウジング→再溶接しようにも穴が大きく、さらに吹き抜ける可能性があります。 ご指摘の通り慎重な準備が不足しておりました。 箱全体に掛かる応力を考えますと、断面係数を増やすべく増脚長が最適かと判断しました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

ふき抜け→ルート溶込み不良で裏側に2mm以上の大きな穴があるのですね レ型開先ということはT形の継手部分でしょうか。不良箇所を削除しての溶接 が難しいとなればそれをそのまま残して、別材料での補強板を溶接してしまう という方法が不良箇所からの亀裂成長を止める意味でも良いような気がします しかし見た目に判るし見栄えも良くないので。もし塗装で仕上て見えなくなら t16x3→50mmx200mm程度の板を継ぎ再溶接後ビードカットするのはどうですか 裏当金をt9x25W位を予め溶接しておくことも可能ですが何れにせよ手間が掛る

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 今回の処置は建機のブーム部分で、外観品質もあることからそのままでOKとしました。 外観は問わないのであればパッチを溶接するという案も出ました。 次回からは電流電圧とルート間隔の管理を徹底させます。 どうもありがとうございました。

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