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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:通貨が安くなることは経済の有利に直結しますか?)

通貨安が経済の有利に直結するのか?

metabooji3の回答

回答No.7

経済学上の回答は、他の方が書きこんでくださっていますので、ここでは、ドルが基軸通貨(海外取引に使用される通貨)であることと、ドルの流通量(マネーサプライ)について考えてみます。 米国は、ドルが基軸通貨であり、安定していなければなりませんので、ときどき強いドル政策の旗をあげます。フセインは石油取引の決済をドルからユーロに変えてしまったので、その広がりを恐れた米国は、言いがかりをつけてイランを滅亡させ、元首を無きものにしてしまいました。それほど基軸通貨であることは強大な利権なのです。 赤字国家である米国は、帳尻を合わせるために、ドルをどんどん刷りあげ、市場にばら撒いています。どれだけ流通(マネーサプライ)させているのかは、以前は公表されていましたが、現在は、証券(紙幣の形でなく市場に出回るもの)などでは公表を止めています。2000年ちょっと前は、50兆ドル、2005年の公表停止直前の数字は、100兆ドルと2倍ばら撒いています。その後、さらに証券化ブームが進んで、はじけたのがリーマンショックです。ばら撒きは、以前の数倍ではすまないでしょう。何十倍、何百倍、まさかね?しかし、その額を公表しないのは、聞いた人がビックリして死んでしまうほどばら撒きすぎたからか、ばら撒きすぎて数字が把握できないかのどちらかでしょう。まじめな我国、日本のマネーサプライは、ずっと変わっていません。それなら1ドル100円だったドル紙幣の流通量が2倍になれば、1ドルは50円になるべきです。10倍ならば、10円!が正しい価値です。日本はこの正当な権利を放棄しているようです。というか、自民党時代の密約かなんかあるんでしょうね。きっと。そこで、この際、人気の欲しい管さんに提案です。政府紙幣を10兆円くらい刷りまくり、被災地にゆき、ヘリコプターで上空からばら撒くのです。そうすれば、きっと「ヘリコプター・カン」として、歴史に名を留められるでしょう。 1ドルは30年以前は、360円でした。それがニクソンショック、プラザ合意、ブラックマンデイ、リーマンショックなどを経て、いまや80円を切るところまで来ています。4分の1ですが、先ほども書きましたが、ドルの流通量から言えばもっと下がるべきです。しかし、この間、日本はせっせと米国債を買い続けており、しかも、ドル建てです。だから日本人がせっせと貯め込んだ預貯金、保険金、退職金、年金などが運用され、どんどん目減りし続けているわけです。日本人が働けど働けど、どんどん米国に吸収される仕組みが出来上がっているわけですね。 普通考えれば、自国通貨は高い方が有利ですが、それは通貨の流通量によっても変わります。 米国は、ドルが基軸通貨であることを良いことに、掟破りの刷りまくりをやって国を支えています。つまり、数字上、ドルは対円で4分の1に下がりましたが、ドルの流通量が8倍になったとすれば、価値は8分の1になっているので、実は、1ドルが2倍の価値になっていることになります。日本も、1ドル80円を100円にしたかったら、円の流通量を2割増やせばよいのです。そうすれば、「円安は儲かる」となります。流通量を変えないで、100円の円安になれば、日本の資産が2割減ったということになります。 最近は、基軸通貨にユーロや、その他の通貨を使う動きが確実に進んでおり、米国も容認せざるを得ない状況になってきているようです。その後はどうなるか、考えると恐ろしいですね。

kgat0769
質問者

お礼

大変興味深いご意見、ありがとうございます!そうですね、ドルがこれだけバラマキ、バラマキ言われているから、レートとしてはもっと円が強い方が自然なんですね…分かってるはずのことですが今まで気づきませんでした…それによって日本人の資産が目減りしてるというのはまさに経済というより国際政治ですね。「ヘリコプター・カン」も面白いですね!勉強になりました、ありがとうございます!

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