• ベストアンサー

相続発生3年以内の建物の生前贈与 家賃収入も相続財産に加算?

高齢の親が、相続税対策として貸家(建物のみ)を私に生前贈与するという話が出ています。もしも贈与後3年以内に親がなくなった場合、贈与された財産は相続財産に加算されるということですが、建物の評価額だけではなく、贈与後の家賃収入も一緒に加算されるのでしょうか?ご存知の方よろしくお願いします。

noname#59204
noname#59204

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pott64
  • ベストアンサー率44% (212/475)
回答No.3

質問内容が非常に安易ですね。専門家に相談されたほうがいいです。 ます、お父様が貸家を所有したまま相続となったときは、その底地の評価は貸家建付地の評価となり、通常の自用地よりも減額(一般的には2~3割程度減額されます)された評価となります。また、建物は貸家となり、相続税の評価金額(=固定資産評価額)よりも減額(一般的には3割程度減)となります。 では、底地がお父様、建物があなたの場合はどうでしょう。 この場合、使用貸借と借地権の問題が生じます。 お父様があなたから時価相場に等しい権利金(敷金)と地代を取らないと借地権は認められず、使用貸借として、土地は自用地の評価となります。 建物は相続時精算課税ならば、相続時ではなく相続時精算時の固定資産評価額で評価して計上されます。相続3年以内の贈与となった場合は死亡時の固定資産税評価。3年過ぎれば建物は相続税はかからない財産となりますね。 使用貸借と認められないように(借地権評価)するには、あなたとお父様で賃貸借契約を結び(出来ることならば法務局や公用人役場で確定日付をそれにもらう)時価相場に等しい権利金相当額をお父様に渡し、かつ地代相当を契約に基づいて銀行振り込み等の検証できる方法でお父様に渡す必要が生じます。当然、お父様は不動産所得を毎年確定申告し、あなたは家賃収入を申告(経費の中にお父様の地代を計上する)します。 また、生前贈与、相続時精算課税時には建物のみならず建物の賃借人からの敷金相当もお父様から贈与を受けないと、負担付き贈与として課税認定されることにも注意してください。 生前贈与のメリットは、不動産収入があなたにはいることで、あなたが支払う相続税の金銭をプール出来るというのもありますが、この点はお父様が相続財産に現金預金を残しておいてくれれば、これを相続財産ともらい事で支払い原資とすることが出来るでしょう。こう考えると、一番大きなメリットは、家賃所得(家賃収入ー家賃経費・・固定資産税、お父様の地代)を毎年、贈与でもなく、あなたの収入としてもらうことが出来ると言うことですね。 質問の件ですが、資産から生じたる所得はその所有者に帰属しますので、贈与契約後の所得はあたなのものとなり、相続税の課税財産とは切り離されます。

noname#59204
質問者

補足

大変詳しいご回答をいただきありがとうございました。 実は、この貸家は土地の所有者が母で建物の所有者が父なので、相続税の減額はありません。そうですよね?  なので、もともと自用地の評価になってしまうので、権利金(敷金)と地代というのは払わなくていいということでよろしいでしょうか? また、「建物の賃借人からの敷金相当もお父様から贈与を受けないと、負担付き贈与として課税認定される」ということについてですが、 すみませんが、よくわかりませんので、もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。 お手数をおかけしますがよろしくお願い致します。

その他の回答 (2)

noname#135013
noname#135013
回答No.2

相続時精算課税においても同様です。 というか、この効果をねらって適用するか、住まいを購入するために適用するか、というのがほとんどでしたね、生前贈与って。  もっとも今では経営者の事業承継にも使われるのでしょうが。

noname#135013
noname#135013
回答No.1

収益物件の贈与後の家賃は原始取得であって贈与されたものではありませんので、加算の必要はありません。

noname#59204
質問者

補足

早速ご回答いただきありがとうございました。相続時精算課税制度による贈与を選択した場合でも加算されることはありませんか?お世話をおかけしますが、よろしければまたご回答お願い致します。

関連するQ&A

  • 相続から3年以内の贈与

    生前贈与を受けて3年以内の相続のことですが、申告していない贈与が500万ある場合支払う金額はどうなるか教えてください。 控除額以上の相続の場合、相続額に贈与を加算して相続税を払う。 それに計算して贈与に対して53万の税金、それから53万に対して重加算税、延滞金がかかる。他にもありますか。 この場合53万は相続税としても払ってるので、申告していなかった場合でも後に返してもらえると思うのですが。つまり一般的な3年以内の 贈与税加えて罰金が掛かると考えるのですか。 教えてください。

  • 生前贈与は3年以内に亡くなったら、相続税の対象になりますか?

    たとえば、親から生前に300万円の贈与を受け、贈与税を支払ったとします。ところが、3年以内にに贈与した親が死亡したので、財産の一部を相続することになりました。さて、この時に以前もらった贈与が相続税の対象に加えらて課税されることがあるのでしょうか? ちょっとそんなことを聞きましたので、質問させて頂きました。よろしくお伝え下さい。

  • 生前贈与を受けて3年以内に相続が発生した場合、払った贈与税は?

    生前贈与に対して贈与税を払い、その後3年以内に相続が発生した場合についてお尋ねします。法定相続人に対する相続前3年以内の贈与は、贈与ではなく相続とみなされるということを聞きましたが、その場合、支払った贈与税の扱いはどうなるのでしょうか?払い損になってしまうのでしょうか。それとも返してもらえるのでしょうか?あるいは相続税がかかる場合には、払った贈与税を充当するというようなことが認められるのでしょうか?生前贈与を受けるにあたり、暦年課税方式を選ぶか相続時清算課税方式を選ぶか迷っている中で、被相続人が高齢なので、出てきた疑問です。よろしくお願いします。

  • 孫への死亡前3年以内の贈与は相続税の課税価格に加算されますか?

    父が孫たちに毎年贈与税の基礎控除額以内の贈与をしてくれています。 父が亡くなった場合、孫への3年以内の贈与については相続税の課税価格に加算されるのでしょうか? 国税庁のページには「相続などにより財産をもらった人が、被相続人からその死亡前3年以内に贈与を受けた財産があるときには、贈与を受けた財産の贈与の時の価額を贈与を受けている人の相続税の課税価格に加算します。」とありますので、相続をしない孫が贈与された分は加算されないともとれるのですが… よろしくお願いします。

  • 相続開始前3年以内の贈与財産は相続税の対象として…

    (例) AさんがBさんより1年間に合計100万円の贈与を数年間に亘って受けている場合(その他に贈与は受けていないものとして)、贈与税はかからず申告も不要、とのことです(贈与税の基礎控除)。 一方、相続開始前3年以内の贈与財産は、相続税の対象として加算される、とのことですが、上の例でもしBさんが死亡しAさんがその相続人である場合、贈与税の基礎控除額以内の贈与でも該当する3年分は相続税の対象として加算されるものなのでしょうか。

  • 相続開始前三年以内の贈与について

    相続人や受遺者以外の者(法定相続人とならない孫や、施設への寄附など)に生前贈与した財産でも、相続開始前三年以内に贈与されたものについては相続財産に組み込まれるのでしょうか? Q&Aサイトで見つけた回答は下記のように諸説あって、どれが正しいのか解かりません 1.相続開始前三年以内に贈与を受けた者は、相続人や受遺者でなくても相続税の納付義務を負う。しかも、法定相続人でない者は2割加算の対象にもなる。 2.相続開始前三年以内に贈与されたものうち、相続財産に組み込まれるのは相続人や受遺者が贈与を受けた分だけである。 3.法定相続人であっても、相続放棄等により相続税の納付義務を負わないことになれば、その者に対する三年以内贈与分は相続財産に算入しない。 どれももっともらしくて‥よろしくお願いいたします。

  • 建物のみの生前贈与について

    父から私(息子)への生前贈与を考えております。 贈与するものは家です。これは建物のみで土地は借地で毎月地代を払っています。家の評価額は70万円弱です。この場合贈与税は非課税になるのでしょうか? 知人に聞くと建物の評価額は低くても借地の為、その土地の使用権?(居住権?)のような権利の価値があるので、その価値の贈与も含まれるため全体の評価額はもっと高くなるはずだと言うのですが本当なのでしょうか、本当ならその権利の価値は誰が決めるのですか? このようなケースの場合トータルで幾らくらいのお金がかかるのでしょうか? また、私には兄弟がおります。兄弟はこの事は了承済みですが、後でもめないために父に何か文章を残してもらっておいたほうがいいのしょうか?(あり得ないとは思いますが隠し子等の法定相続人が後になって出てきた場合はどうなるのでしょうか?) 法律の事は全然わからないので間違った事を書いてるかもしれませんがよろしくお願いいたします。

  • 建物の生前贈与事務手続きについて!

    生前贈与について教えて下さい。 私の父所有の店舗(築32年)がありますが、父も高齢であり生前贈与を考えております。 建物も老朽化していて、評価額が200万程度だそうです。 それで、贈与税基礎控除110万を活用して2年に渡って贈与したいと思いますが、建物贈与の手続きの仕方が解りません。2年後には私の名義にしたいのですが、登記はいつの段階で行えばよいのでしょうか? 事務処理方法などを教えて下さい。お願いします。

  • 相続時清算課税 貸家の贈与・家賃について

    母の持っている貸家を、相続時清算課税の制度を使って贈与してもらう話が出ています。その貸家が建っている土地は父の名義なので、建物だけを私の名義にしたいのですが、そのような贈与でも(土地は父の名義のままでも)認められますか?またその後の家賃は私の収入となり、相続税や贈与税の対象にはなりませんか?

  • 3年以内の被相続人からの財産の申請について

    3年以内の被相続人からの財産の申請について 先日、相続税申告書を仕上げたばかりです。 しかし、一つ気になっております。 生前、数回に分けて合計300万円ほど父(被相続人)から受け取っております。 これをまだ記入しておりませんでした。 相続はこの300万以外は全て母が単独で相続することになっており、 配偶者控除(1億6千万)を利用して相続税はかからない状態です。 相続申告については素人で詳しくないのですが、基本的に基礎控除が 娘である私にも1000万あるので、この300万円を書類に記載しても 私には相続税はかからないのでしょうか? ただ、記載した場合は母の単独相続にならないので、トータル相続財産が8000万以上 (ぎりぎり申告が必要な程度の財産です)だと母にも相続税がかかるのでしょうか? この300万円をどう処理したら良いのか悩んでおります。 贈与されたのは亡くなった年で、何も考えていなかったので贈与の申告はしておりません。 今、相続の申告だけするのか、贈与されたと申告するのかどうすれば良いのでしょうか? なるべく税金のかからない方法で教えてください。 母は、生前に数回にわたって現金が引き出されていることが通帳に載っているので 日にち的に考えても贈与になり、申告漏れで延滞税がかかるのではと心配しております。

専門家に質問してみよう