室内等で空気がきれいだと感じる時
室内等で空気が良いと感じる時
時々、部屋の空気が良い(きれい)とか悪い(汚れている)とか淀んでいるとか表現される方がいます。そういう方は何を根拠にそのような判断をしているのでしょうか。
質問は以上で終了ですが、趣旨がご理解いただけるよう追記します。
以上のような疑問を抱いた経緯
1. 梅雨の時期に蒸した部屋へ入ってきた人が、「空気が汚れている」といいました。
2. その方が出て行った後、エアコンの弱冷房を入れ、5分程度して、弱冷房が効き始めたころに入室した人が、「この部屋は空気が良い。」といいました。
3. 別の日に、今度はエアコンで部屋が適温になっている時に1.と同じ人が部屋に入ってきて、「この部屋はいい空気だね。」と言いました。
エアコンには空気清浄機能はついていないので、上記例1,2における空気の差は、湿度と温度だけではないかと思われます。それなのに、「涼しい」「暑い」「蒸している」という表現を用いず、「汚れている」「良い(きれい)」というのは、不思議な気がします。また、例1,3は日付が違うのでひょっとしたら空気汚染度が異なったかもしれませんが、直感的にはそうは思えません。
一般に、きれい・汚いというときは、対象気体の成分に差異があるときだと思います。私は、自分に水分量以外の空気の成分(二酸化炭素濃度や窒素酸化物濃度)や外気との循環率(単位時間当たりの循環体積)を感知する能力があるとは思えないので、「空気がきれい」「汚い」「淀んでいる」という表現は、喫煙室や排気ガスが充満している幹線道路付近など極端な場所意外では到底使えないのですが、通常の室内で「きれい・汚い・淀んでいる」という表現を用いる人が相当数いらっしゃいます。
そのような方は何を以ってそのようなことを言うのでしょうか。一度その場で本人に、「君は空気の成分組成の違いが分かるのか」と聞いてみたいのですが、もし、当人が、「単純に気持ちがよければ、何の理由もなく空気がきれいといっている」のだとすれば、単にうざがられるだけですから、はなかなか聞けませんよね。そこで、こちらに質問させていただいた次第です。