差異分析を投入料で考える理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 工業簿記では、原価計算において月末完成品の費用を計算しますが、差異分析では投入料に焦点を当てます。
  • 差異分析では、材料費の過剰な購入や生産にかかる時間の過剰な使用など、投入料の要素を分析することで業績の改善を図ります。
  • 差異分析においては、完成品の分析ではなく、投入料に関する分析が行われます。そのため、工業簿記の原価計算とは異なるアプローチが取られます。
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差異分析を完成品ではなく、投入料で考えるわけは?

差異分析を月末完成品ではなく、当月投入料(投入費)で考えるわけが 知りたいです。 工業簿記を学んでいると、原価計算で、直接費と間接費の計算を行い、 月末完成品はいくらかかっているのかを計算しますよね。おなじみの図 で言うなら右上の部分です。 そして、しばらくすると差異分析を学ぶことになります。ここで「んんっ?」 となるんですね。完成品について分析しているわけではなく、投入料に ついて分析しているわけですから。図でいうなら左下です。 ズレてやしないか、と思うわけです。今回の完成品は材料費を高く買いすぎて いる、今回の完成品は生産に時間をかけすぎ! というのなら、しっくりくる のですが、分析しているのは今月の投入量です。 なんか、違和感があるんですが……。みなさん、このあたりで、そんな思いを 抱かれなかったでしょうか? ご教授いただきたく質問しました。

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  • hue2011
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回答No.1

きょっと極端な例を使って説明します。 これはオリジナルではなく、安部公房作の小説からひっぱってきています。 ここでは思い切りバカな例ということで話されていることです。 ヒノキの大木を買ってきて、けずりにけずって丁寧に加工した末、一本の爪楊枝を作り上げたとします。 この爪楊枝はいくらでうったらいいと思いますか、です。 ちょっと脚色するとすれば、これをやったのは工場ではなくしかるべき宮大工だとします。 工程は2か月かかりました。 製造コスト、かけた原材料費すべて計算したら数百万円はかかっているはずです。 じゃ、それを500万円として売ったら誰か買いますか。 まず誰も買いませんね。 1円でもたった一本だったら欲しがらないでしょう。 100本200本あってようやく商品として成立し、それでも100円ぐらいのモノでしょう。 だったら、このヒノキを購買して材料としたこと、工数をかけたこと、高度な職人を導入したことは適切なんですか。 できたあとの商品を見て製造原価だの利益率だの言う前の問題じゃないですか。 それを、損害が大きくなる前に評価し適切な判断で工程を停めたり方針を変えたりするのが大事だと思いませんか。完成するまえにブレーキをかけなければいけなかったのです。 社員・職人は、指示に従って自分のできる最善の仕事をきっちりやっただけで、なんら損害の責任は負えません。 それを企画し命令をして投資し運用したものが問題でしょう。 この極端な話でご理解いただくのが最善だと思います。

a1ig2zc6
質問者

お礼

完成する前にブレーキをかける。そのとおりですね。ありがとうございました。おかげでしっくりきました。

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