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次の式の積分方法を教えて下さい。
f(x)=(-ax^3+cx)/{(ax^2+bx+c)^2} が与えられているとき ∫f(x)dx=F(x)+C となるF(x)の求め方を教えてください。
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- ramayana
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ANo.1 さんのとおり、部分分数分解すればいいです。もう少し砕いて言ってみます。分子分母が何次式だろうと大して違わないので、 f(x) = g(x)/h(x) (g(x) と h(x) は多項式) として f(x) の積分を求めます。なお、h(x) の最高次の係数は、1 とします(たとえ 1 でなかったとしても、g(x) の係数を調整すれば 1 にできる) 複素数の範囲で、h(x) は、次のような 1 次式の積に因数分解できる。 h(x) = (x-α)(x-β)… (α、β等は h(x) の根) すると、部分分数分解により、 f(x) は、次の (1) から (3) のようなタイプの項の和で表される: (1) 多項式 (2) θ/(x-α)^k (θは定数、αはh(x) の根、 k は 2 以上の整数) (3) θ/(x-α) (θは定数、αはh(x) の根) これらの積分は、次のようになる(積分定数を省略する): (4) 多項式の積分は、多項式 (5) θ/(x-α)^k の積分は、 (1/(1-k))*( θ/(x-α)^(k-1)) (6) θ/(x-α) の積分は、 θlog(x-α) (4) のタイプと (5) のタイプの和は、有理関数である。まとめて、次のことが言える。 (7) f(x) の積分は、有理関数と対数関数の項の和で表される。 あと、蛇足。 とくに、 g(x) と h(x) の係数が実数のときを考える。部分分数分解して、もし θ/(x-α) の項が現れ、αが虚数のとき、必ずτ/(x-β) という項が対で現れる。ただし、τはθの複素共役で、βはαの複素共役とする。すると、 θlog(x-α) + τlog(x-β) = Re(θ)log(x^2 - 2Re(α)x + |α|^2) + 2Im(θ))arctan(Im(α)/ (x-Re(α))) だから、(7) は、次のように言い換えることができる: (8) f(x) の積分は、有理関数、実数の対数関数の項、及びアークタンジェント関数の項の和で表される。
- Tacosan
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ぶぶんぶんすうにばらす
お礼
間違えた… 微分してしまった… 積分しなきゃ…
補足
こういうことですか? f(x)=(-ax^3+cx)/{(ax^2+bx+c)^2}=p(x)/q(x) f'(x)={p'(x)q(x)-p(x)q'(x)}/q(x)^2 ={(-3ax^2+c){(ax^2+bx+c)^2}-(-ax^3+cx)(4ax^3+6abx^2+2(2ac+b)x+4bc)}/{(ax^2+bx+c)^4} ------------------------------------- q(x)=ax^4+2abx^3+(2ac+b)x^2+2bcx^2+c^2 q'(x)=4ax^3+6abx^2+2(2ac+b)x+4bc