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会社の数は多いほうがいい?
日本に自動車を生産する会社は、トヨタ、スズキ、ホンダなどなど、複数あります。 電気製品を作る会社も同様で複数あります。 グローバル社会となった現在、この会社の数は多すぎるのでしょうか?それとも適当なのでしょうか。 単純に考えれば海外の有力企業と競おうとするなら、力を出来る限り収束し、無駄なものは省く必要があるように思えるからです。
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- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2018/6682)
日本の株式会社の生存率って30年で0.8%らしいですよ。 会社なんてそうそうなくならないという気がするのですが、2代目で終わる会社が実はほとんどなんですね。 誰もが知ってる日本を代表する会社でさえ世界と戦い生き残るためには合併とか、中国企業に買収されるとか、して消えてゆくわけでしょう。 経済の摂理。
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
>無駄なものは省く必要があるように思えるからです。 無駄なものを省く精神(=コストダウンの精神)では韓国企業や中国企業にコスト競争で負けるのは火を観るより明らかです。 一方、日本の2/3程の経済であるドイツには、世界最大の自動車メーカであるフォルクスワーゲン社を筆頭に、高級車で世界一の巨大企業であるメルセデスベンツや、ドライバーズカーで世界一評価が高いBMW社、そして、VWの資本下にありながら、独自の軽量化技術で世界をリードするアウディ社や、高級スポーツカーで世界一のポルシェ社などがあり、その上、米国資本のオペル社、フォード社などもドイツと言う小さな市場でしのぎを削っています。 日本の各自動車メーカーも、バブル崩壊以降には色々と悩んでいたようですが、今は、「色々な無駄」を通じて、それぞれの独自性を発揮して、韓国メーカーなどが追いつけない高みに登りつつあります。 トヨタ自動車はランドクルーザーで世界の荒れ地を制しており、またカムリでアメリカのブレッド・アンド・バター・カー市場のトップを握っておりならが、ハイブリッド車という”壮大な無駄”を通じて技術力を蓄積し、将来的にフォルクスワーゲン社と互角の戦いをするところまで力を付けてきました。 ハイブリッドの技術が無かったニッサンは、”誰でも作れる”電池自動車市場に自ら進出し、”壮大な無駄”を通じて、全国津々浦々に充電ステーションを配備し、原子力発電再開後の日本市場で期待される電池自動車競争を制覇するべく狙っています。 また、ニッサンは日本語での経営を廃止し、英語企業になることによって、海外、とくに中国などの新興国市場での人材獲得、市場獲得に成功し、日本市場で失ったもの以上を中国市場で獲得して、とりあえずサバイブしているわけです。 世界一のエンジン技術を持つと言われているホンダも、ハイブリッド車という「無駄」でトヨタと競争しただけでなく、フォーミュラー・ワンのレーシングエンジンの開発・生産という、自動車業界憧れの「壮大な無駄」にまたまた挑戦を開始して、無駄を愛する自動車エンジニアの人気を独占する戦略です。 殆ど潰れるかと思われた富士重工は、「年間100万台生産しない会社は生き残れない」という自動車業界のジンクスをやぶり、また8割方がコストの高い日本国内生産という、グローバル企業からは考えられない「無駄」にこだわり、普通の道路では必要がないと思われていた四輪駆動車という「無駄」にも拘り、結果、2012年3月期には史上最高の決算を迎えています。 それ以外にも、ロータリーエンジン開発という「壮大な無駄」を数10年に渡り続けてきた広島のマツダは、ロータリーエンジン開発で養った技術者のチャレンジ精神を活用し、通常のガソリンエンジンやディーゼルエンジンでも良い製品を出せるようになりましたので、なんとか潰れずに生き残れる可能性が出てきたのです。 ダイハツやスズキ自動車という、マイナーブランドも、日本にしか通用しない「無駄」と思われていた軽自動車規格というガラパゴス規格にこだわって小型車、軽量車をつくってきた技術やノウハウが、来るべき石油価格高騰の時代の生き残りの条件となることでしょう。 かつて、軽自動車メーカーでありならが、V8エンジンを自社開発して売れない車(プラウディアというレア車です)を一年間だけ生産するという無駄をしてきた三菱自動車も、小規模ながら電池自動車で先行し、電池自動車にガソリンエンジン発電機を搭載するという訳のわからない無駄な実験を通じて、燃費の良いSUVをだしたりしておりますので、生き残る可能性がゼロでは無いと思います。 日本の自動車業界はこれらの「壮大な無駄の集積」があればこそ、韓国人や中国人が一朝一夕に勝てない実力を身につけている訳です。 今後も、ドイツの自動車メーカーと同様に、いろいろな無駄に挑戦し、人類の為になる日本の自動車メーカーで有り続けることを期待しております。
お礼
興味深い回答ありがとうございます。 日本の壮大な無駄によって開発された多くの技術は車業界のみならず存在しますよね。これらが円高の不景気に数多く海外流出したのは悲しい事実ですよね。
- osakajapan2001
- ベストアンサー率16% (236/1442)
法人格が多いほうが良いのか悪いのか これは一概に判断出来ません 市場規模と関係していますが 良い悪いの判断ではありません 日本では建築会社総数は個人法人合わせて六十万以上もの人格があります これは良いのですか 悪いのですか 需要と供給と言う観点も御座います 日本の有力企業群は既に世界規模での競争に打ち勝って来ています 幾つかのグループが今ダメなだけです
お礼
ありがとうございます。
お礼
自然淘汰ですね。