直接原価計算についての解説と注意点

このQ&Aのポイント
  • 直接原価計算についての解説と注意点について詳しく説明します。
  • 直接原価計算では、原価要素を材料費・労務費・経費に分け、変動費と固定費に区分けします。
  • 仕掛品の作成には、直接材料費・直接労務費・変動間接費が含まれますが、直接経費は含まれません。
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直接原価計算について教えてください

工業簿記 直接原価計算教えてください! お世話になります。 直接原価計算について教えてください。 流れとして  (1)原価要素の材料費・労務費・経費と、販売費および一般管理費を変動費と固定費に分ける。  (2)仕掛品は変動費だけ(直接材料費・直接労務費・変動間接費)で作成する と理解しているのですが、 まずこの(2)に直接経費も入るのでしょうか?私の持っているテキストには入っていないのですが、 他の資料には入っていて、どちらが正しいのかわかりません。 また、問題によっては変動加工費、固定加工費というくくりが出てきますが、 直接・間接材料費、直接・間接労務費、直接・間接経費、固定・変動間接費のどれと関連を持たせたらよいか、どれを見ても記述がなく困っています。 「加工費」というだけでつい、仕掛品ボックスの加工進捗度と結びつけたくなってしまうのですが・・・ どなたかよろしくお願いします!

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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

こんにちは No.3です。 別の場所での質問を見かけたので、ちょっと補足しておきます。 >一つ分からないのは、 > 期首仕掛品に固定加工費¥9600とあることです。 >直接原価計算では変動費のみ仕掛品に入りますよね? >計算する時も、この¥9600を無視して計算すると答えと合うのです。 >固定加工費だから製造間接費?とも思うのですが、製造間接費に「期首残高」ってあり得るのでしょう>か?今まで当期発生分しか見たことがないのですが? 直接原価計算は、全部原価計算(通常の原価計算)に修正する必要があります。 直接原価計算の営業利益と全部原価計算の営業利益は、異なるからです。 なぜかと言うと、直接原価計算では期間原価として処理した固定費の中に、本来、全部原価計算 では棚卸資産として繰り延べなければならない費用が含まれているからです。 従って、その分利益に影響がでます。 全部原価計算  期首仕掛品棚卸高 300(変動費 100 固定費 200)  当月投入    1,000(変動費 400 固定費 600)  期末仕掛品棚卸高 400(変動費 150 固定費 250)    完成品    900(変動費 350 固定費 550) 全部原価計算では、上記のように、変動費と固定費が含まれています。 直接原価計算  期首仕掛品棚卸高 100(変動費)  当月投入      400(変動費)  期末仕掛品棚卸高 150(変動費)    完成品    350(変動費) 直接原価計算では、上記のようになりますが、変動費しか含まれていません。 全部原価計算としては、固定費を完成品、仕掛品、製品にきちんと按分して処理しなければ なりません。 従って、全部原価計算ベースの営業利益に直すためには、期間原価として損益に算入した 固定費のうち、仕掛品と製品の分について翌期に繰越固定費として、除外しなければなら ないのです。 ということは、逆に期首仕掛品と期首製品にも、固定費というものが存在することがわかりますね。 直接原価計算ベースの営業利益から、全部原価計算ベースの営業利益に直すためには、 期首に含まれる仕掛品・製品の固定費を利益から減算して、期末に含まれる仕掛品・製品の固定費 を加算します。(利益ベースで書いてますので、期首は減算、期末は加算です) この処理を固定費調整と言います。 問題としては、期首仕掛品に固定費が存在するという事実と、直接原価計算だけなら計算上 使用しないで計算するという理解ができているか、ということですね。 以上、補足でした。 なにかあれば補足してください。 それでは

j-komachi
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 目がぱちくり、頭がぐるぐるになりながらも、勉強させていただきます。 工業簿記の講習を受けたのですが、正味7~8日だったもので、固定費調整は省かれてしまいました。 解説いただいて「固定費調整を知らなかったから分らなかったのね」と納得です。 講習では検定には出ないから、と言われましたが、本当に出ないことを祈るばかりです。 今回の検定には間に合わないでしょうが、今後の為に勉強したいと思います。その時にもこちらの解説を参考にさせていただきます。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • wret615
  • ベストアンサー率34% (133/386)
回答No.5

ほかの回答さん読んでな。 わし、あとのほうで外注加工費と外注費ごっちゃにしとるな。すまんのー。あとフォローおおきに。

回答No.3

こんにちは 答えはでているみたいですが、一応書きます。 >流れとして > (1)原価要素の材料費・労務費・経費と、販売費および一般管理費を変動費と固定費に分ける。 > (2)仕掛品は変動費だけ(直接材料費・直接労務費・変動間接費)で作成する >と理解しているのですが、 それで良いと思います。 直接原価計算は、すべての原価要素を変動費と固定費にわけて、製品原価は変動費のみで 計算し、固定費はすべて期間原価として処理する方法です。 直接費 … 製品1単位当たりに要する消費量が直接的に認識できる原価要素で重要なもの 間接費 … 直接費以外のもの 消費量が直接的に認識できる原価要素とは、製品生産量に比例して発生する費用で、製品1単位 あたりの費用を容易に決定できる原価要素 つまり、直接費が変動費となるわけです。 経費についても、製品1単位当たりに要する消費量が直接的に認識できる重要な経費であれば 直接経費となりますので、変動費です。 変動間接費とも言えますね。 また、加工費という言葉は、総合原価計算で使われる言葉で、  直接材料費を除く原価要素(間接材料費、直接労務費、間接労務費、直接経費、間接経費) になります。 直接原価計算では、どの程度使われるかわかりませんが、加工費という言葉で問われたならば、  変動加工費は、直接労務費+直接経費  →  変動費  固定加工費は、間接材料費+間接労務費+間接経費  →  固定費 となりますね。 ご参考まで

  • wret615
  • ベストアンサー率34% (133/386)
回答No.2

他カテで他の回答さんから答えもらってたのね。 そちのほうが詳しいもの、わしのは捨ててなー。

j-komachi
質問者

お礼

ありがとうございました。 お礼にしようと思って、捕捉に入れてしまいました。 失礼しました。

j-komachi
質問者

補足

いえいえ、ありがとうございます。 他カテで出した後でカテゴリーとしてはこちらだと思い出し直しました。 先の他カテを取り消そうと思ったのですが、やり方わからず・・・ 他カテでも返答頂きましたが、簿記カテで他の方の解説からも学びたく思いましたので、皆様の解説ありがたいです。

  • wret615
  • ベストアンサー率34% (133/386)
回答No.1

直接経費はあなたの考えてはるとおり、変動費のひとつやね。いま勉強しとるのは日商の2級かね?ほいだら、直接経費は外注加工費(費目名はこれやったかな?)くらいやもの、切り捨てるテキストもあるかもしれへん。不親切やけどな。 加工費は、簿記の勉強なら経費のひとつやね。

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    生産データ 甲製品           乙製品 月初仕掛品 250個(60%)  300個(40%) 当月投入  1,000個   1,500個 月末仕掛品 200個(50%)  400個(60%) 完成品   1,050個   1,400個 直接作業時間 330時間  370時間       なお、原料は工程の始点ですべて投入される。また、( )内、加工進捗率を示す。 原価データ 組直接費     甲製品  乙製品 材料費      850,000 435,000 労務費      321,400 766,000 組間接労務費   190,000 組間接経費    230,000 月初仕掛品材料費 187,500 93,000      加工費 75,000 82,000 その他: 1、組間接費は直接作業時間に基づいて、配賦を行う。 2、月末仕掛品の評価は後入先出法による。 上記は総合原価計算の問題文の1部をネット上から抜粋してきました。 http://abc.shudo-u.ac.jp/genka/mondai/mondai8.htm 計算のやり方も大事ですか。計算のプロシジャー ?どういう計算書類が必要か ?業務部門の流れ ?月末仕掛品の%の実務上の算定の仕方 以上を市販の原価計算の本を探しているのですが、いい本が見つかりませんでした。どなたかすこしでもアドバイスいただければ幸いです。

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