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裁判員に求められる物
裁判員裁判が実際に行われた事もあって、テレビなどにも裁判員に関する話題が頻繁に出てきます。 私は、今年は候補者にもなりませんでしたが、いずれ選ばれるかもしれません。 しかし、裁判員裁判というのが未だに理解できません。 裁判員の人たちというのはどうやって量刑を決めるのでしょう? 裁判官との評議によって、とかの手続きの問題ではなく、各個人の裁判員はどのようにして判断するのだろうという疑問です。 実際の裁判では、市民感覚が生かされた判決が出されたとされているようですが 例えば、殺人事件で、被告が犯行を認めていたとして、法律の知識もない一般人が果たしてそれが、懲役10年なのか20年なのかどうやって判断するのでしょう。 もし自分がその立場になったら、たとえその事件の内容を詳しく説明されて、その被告が間違いなく殺したと判断できたとしても、その罪がどの程度の刑罰が適当かなど見当も付きません。きっと、裁判官から「今までの判例によると、今回の事件と同程度の事件はこのぐらいの刑罰です」言われるのを待って、(実際裁判官がそう言うかどうか分からないですけど)それに流されてしまうのではないかと思います。 私は確かに自分でも優柔不断な部分があるかなとは思いますが、私以外の世間一般の平均的な人は、10時間程度事件の説明を聞いただけで、「懲役○○年」などと言い切れる物なのでしょうか。 たとえば裁判官が「今までの判例によると」などと意見を言ったとして、「市民の感覚としてそれは絶対におかしい」と言い切れる人がどれほどいるのでしょうか。 もし、その時裁判員になった人がみんな私のように裁判官の意見を聞いて、特に反論もなくその意見に流されてしまうようでは、それはあくまで裁判官の意見であり今までの裁判の結果と何ら変わらない事になってしまい、裁判員が存在する意義はどれほど有るのか疑問です。 裁判員と言うのは、何を基準にどんな判断を求められるのでしょうか。 そもそも、法律の専門家では気づかない一般市民感覚を、などと言われますが、裁判官や、検事、弁護士と言った人たちも、仕事を終わって家に帰れば普通の市民だろうと思うのですが、 なぜ彼らは、一般的な市民感覚を持ち合わせていないのでしょうか? なぜ、市民感覚を一般市民に頼らなければいけないのでしょうか? 一般市民を裁判に動員して、刑罰の判断をさせるよりも、法律の専門家と言われる人たちに一般市民感覚という物を教育して欲しいとも思えるのですがいかがでしょう。
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- jamiru
- ベストアンサー率5% (170/3044)
最後の6行だけどさ。 プロだからさ。 プロってのは一般的な市民感覚を放棄するからプロなんだよ。 プロに一般市民感覚をというそものが矛盾してるんだよ。 一般人はそんなプロを、大事なものを失った結果がこれだよwと言ってやることです。
- gwagaw
- ベストアンサー率18% (11/59)
超絶美人の被告 ・裁判員は全員女好きな男。 きっと罪は軽くなるのでしょう。 ・裁判員は全員しっと深い女。 きっと罪は重くなるのでしょう。 そういうのを求められているんじゃないですか!?
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
法律の専門家に教育するのは難しいです。 裁判官の特徴 1、一般的に弁護側よりも検察側の方に添って考えることが多い。 2、最高裁からの監視や監督があるので、出世にひびくような判決を出しにくい。 3、常時たくさんの裁判を抱えているので、個別のことを深く考えないで判例どおりという判決になりやすい。 裁判員に示される刑罰の情報 先日の場合では、似たような事件で執行猶予から懲役10年までそれぞれどれくらいの判決があったかが示されました。
お礼
回答有り難うございました。 確かに、公務員という人種は、前例のない事や前例を覆す事を極端に嫌いますからね。 >法律の専門家に教育するのは難しいです。 確かに、教育機関などを作ってもうまく機能しないだろうとは思います。そこで、 >出世にひびくような判決を出しにくい。 と言う習性を利用して、市民感覚とかけ離れた判決を出すと出世に響くというような監視機関を作る方が良いかと。 >3、常時たくさんの裁判を抱えているので、個別のことを深く考えないで判例どおりという判決になりやすい。 これに関しては、一般市民はもっと忙しいわけで、 しかも、裁判員裁判のために素人が三日で判決が出せるように分かりやすくしようというシステムを作ろうとしています。素人が三日で判断できるように事前準備できるのなら、その上で専門家が判断したら1日で終わるんじゃないでしょうかね。
- 2011年 2月変更(@wwbc)
- ベストアンサー率28% (247/857)
その場の感覚で決定してOK。 被告の顔を見たり、証人のスタイルを見たりして、気に入ったら懲役10年。気に入らずば懲役20年でOKですよ。 それが素人裁判員に任された裁判の仕組み。 裁判官になるつもりで生きてきたのでもなく、裁判・法律の勉強をしているわけでもない。専ら素人として、素人のその場の気分、その日のお天気で 「責任を持って」 自由に決定する。 ただしその 「責任」 とはド素人としての責任だが。 被告側からの賄賂を受け取って判決に情状を加えるのも自分が捕まらなければ発見されない。 検察側・被害者側からの賄賂を受け取って判決を重くするのも自分が捕まらなければ発見されない。 自分も将来同じことをしそうだと思えば、判決を軽めにして裁判記録に前例として残し、将来の自分の便宜を図るような事も、努力すれば出来るだろうし。 たかがその程度の事で、つまりそういう日本のド素人に身を任せなければ成らなくなった犯罪者・免罪者の身の不幸というもの。 運のいい者は得をするし、そうで無ければ損をする。行き着くところまで行けば、サイコロを振って有罪無罪・量刑を決めてもOKと言う事。 それが日本の裁判員制度。
お礼
回答有り難うございます。 法治国家と言われている日本という国が、 「殺人を犯すような人間なんか、どうなっても構わないから適当で良いんじゃない」と投げ出してしまっているようで、この国はこの先大丈夫なのだろうか。
お礼
回答有り難うございます。 > プロってのは一般的な市民感覚を放棄するからプロなんだよ。 確かに、素人離れしているから玄人って言う考え方は分かりますけど。 世の中には、商品開発や販売など、最終的に個人に気に入って貰えないと商売にならないような仕事はたくさんあります。 と言うか、市民感覚を全く無視して成り立つ商売の方が少ないのではと思います。 たとえどんなにその筋の素人離れした知識や技術があったとしても、市民感覚を理解してうまく対応できないと、その知識や技術を発揮する場すら得られないようでしょう。 そう言う職業の人にとっては、市民感覚を理解するというのもプロとしての技のうちだと思うのです。 裁判官という職業は、一般社会で起きた事を法律と照らし合わせる事が仕事でしょう。 法律と、一般社会の常識と両方が玄人として必要な専門知識だろうと思うのです。