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格助詞「と」について

「太陽と月が出た」という場合の「と」は学校文法では格助詞です。 しかし、この並列の用法は接続語的だと思います。 「太陽、そして、月が」のように。 なぜ、接続助詞にならないのでしょう?

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  • ベストアンサー
  • jo-zen
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回答No.1

質問文の「と」は、正しくは「並立助詞」にあたります。以下のURLを参考にしてみてください。   http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E4%B8%A6%E7%AB%8B%E5%8A%A9%E8%A9%9E&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=18413616534800   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E8%A9%9E 但しを独立の品詞と考えるのではなく、「格助詞」に含める説もあり、学校文法ではそちらが採用されているのです。 これに対して、上記のサイトでは「と」は接続助詞には分類されていません。但し、以下のURLなどでは、接続助詞の「と」も解説されています。  http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A8&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=31&index=14396812961900 しかし、「太陽と月が出た」のような「体言+と+体言」の用法は、接続助詞の用例にはありません。接続助詞「と」については、古語では結構使われていましたが、現在では、意志・推量の助動詞「う」「よう」「まい」などに付いて、「何を言われようと気にしない」「雨が降ろうと風が吹こうと、毎日見回りに出る」などと使われるのみなのです。 最初に言葉があって、その仕組みを合理的に説明しようと「後付け」で解釈したものが「文法」です。言語は、当然ある程度の規則性もありますので、多くは合理的に説明が可能なのですが、すべてというわけではありません。特に品詞分解については、複数の解釈が可能なものも多いのです。「並立助詞」の「と」を「格助詞」に含めることの是非も、多く議論されているようですが統一見解が出ることはないようです。

sylphides
質問者

お礼

前回に続き、ありがとうございました!

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