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司法書士を目指しているのですが・・・、

53rの回答

  • 53r
  • ベストアンサー率61% (108/177)
回答No.2

 3ですが、補助者の仕事は、おっしゃるように試験合格にはあまり役に立ちません。これは、どの資格にもいえることですが、試験は机上のものであって、実務は試験に役に立つものではないからです。  補助者の仕事ですが、これは、もう、事務所によって大きく異なります。  3つ勤めましたが、1つ目の事務所は、雑用だけでは無かったですね。例えば、不動産売買の依頼がありますと、住所変更、抵当権抹消、所有権移転、抵当権設定の書類を全て作成し、登記申請をしました。毎朝勉強会もありました。本職に、補助者を育てる姿勢がありました。給料は、13万5千円(16年ほど前)でしたが。  1年後別の事務所に勤めました。たまたま資格者が退職し、他の補助者に仕事の指示をすることを含めほぼ全ての仕事を本職から任されました。給料は20万から1年後の退職時には27万円になっていました。  3件目の事務所では、これは、もう、本当に雑用だけでした。書類の配達人でした。どうも、本職の間違いを指摘した事が原因のようでした。給料は22万円、1ヶ月で(けんかして)やめました。  以上のように、補助者の仕事と言うのは、本職の人格によって大きく異なります。その事務所が、どの分野の仕事(不動産、商業、債務整理、訴訟)を主としているかによっても違ってきます。どうせ、たいした給料は出ませんので、自分にとって得るところが無ければ、さっさと辞めてしまう事です。(私の勤めた事務所は、残業はありませんでしたが、もちろん、残業のある事務所もあります。最初によく確認しておく事です。)  それから、だいたい、開業前の実務経験としては、3ヶ月もあれば充分です。    要するに、補助者経験というのは、試験の役にも立たないし、実務経験としても長くする必要の無いものです。合格後は配属修習もありますし。    私は、仕事と家事で時間が無く、勤めている間は、昼食時と通勤時にしか勉強できませんでした。細切れの時間なので、しんどかったですね。2件目の事務所を試験の3ヶ月前に辞めましたが、この3ヶ月の集中勉強が無ければ、合格できていなかったはずです。  もちろん、補助者をしながら合格された方も居ますが、それは、合格するべき方が、ただ時間を遠回りしたということでしか、ありません。生活のために仕方が無かったということです。  仮に、3を選択される場合も、試験前には、退職し、集中して勉強されることをお勧めします。  2の選択肢があるということは、経済的には恵まれているということですね。本当は、これが1番お勧めなのですが、精神的には確かにきつい部分もありますね。でも、むしろ、自分を崖っぷちに追い詰めることで、気持ちが持続する部分もあります。   1の選択肢ですが、現職は、相当恵まれた勤務条件のようですね。自分が腐ってしまいそうなんて、もしかして、公務員ですか?  先にも書きましたが、補助者の仕事も、事務所によれば、本当に腐ってしまいそうな仕事なんですが。  私が思うに、質問者様は、恵まれすぎていて却って悩まれるのだと思うのです。そうなら、その恵まれた状況を利用されればいいだけのことです。  今の仕事がどうしても耐えられなくなったら、退職すればいいのです。退職後は勉強に専念する、勉強に煮詰まってきたら、気分転換に司法書士事務所に勤務する、合格レベルに近づいたら、退職しまた勉強に専念する、という風に。  これは、もちろん、最終的に合格されることが前提ですので、合格不合格はこれはもう誰にも予想できませんので、ご自分で選択される以外にはありません。  ただ、司法書士の試験というのは、そんなに能力が無くても努力すればいつかは合格する種類の試験ではあります。諦めればそこで終わりです。(私は、これで駄目なら諦めようと思った年に合格していました。その一年前に諦めていれば合格は無かったのです)  1番難しいのは、自分を信じることですね。これが、悩みの根元ですよね。    

taku72
質問者

お礼

はじめまして。 53rさんは現役の司法書士でいらっしゃるんですね。 お仕事で忙しい中、ご回答いただきまして本当にありがとうございます。 補助者としての勤務経験等、ご経験された「生の声」が聞けて、とても参考になりました。 事務所によっても、ずいぶん違うんですね。これは一般の企業でも同じなのかもしれませんね。やはり補助者の経験は、試験には役に立たないようですね。さらに開業前の実務経験は3ヶ月もあれば十分なのですね。今から事務所で働くのは、あまりメリットはなさそうですね。とても参考になりました。 ご家庭を持ちながら勉強されたとのことで、とても頭が下がます。私も53rさんと同じように働きながら勉強を続けるつもりです。ただ、どこを調べても、合格された方は直前期は勉強に専念できる環境を作って、特に猛勉強したというのは共通していますね。今の自分の恵まれた環境を利用して、現職を続けながら、直前期に退職して勉強に専念するのが一番良いのかなぁと思いました。 「今の仕事がどうしても耐えられなくなったら、退職すればいいのです。退職後は勉強に専念する、勉強に煮詰まってきたら、気分転換に司法書士事務所に勤務する、合格レベルに近づいたら、退職しまた勉強に専念する」というご回答にも、最近とても煮詰まっていたので、気が楽になりました。何事でも、自分を信じる強い意志が最も大事ですよね。腐らず、諦めず全力でこれからも頑張りたいと思います。 そして勉強を続けながらもう少し悩みたいと思います。 とても参考になりました。ありがとうございました。

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