• ベストアンサー

隣り合う鉄筋の重ね継手の位置

建築士を独学で勉強しております。 隣接する鉄筋の継手の位置は相互にずらして設ける必要があるそうですが、 そのずらす量に関して、継手長さの半分が理想だそうで、継手長さ一個分ずらすのは好ましくないそうですが、その理由を教えてください。 参考URLの表8に隣接鉄筋の継手の理想的な配置が載っています。 http://www.token.co.jp/tochi_katsuyo/kenchiku_manu/mst_construct/02_cont/02_3cont/index.html

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yu-fo
  • ベストアンサー率58% (32/55)
回答No.3

なんと!びっくり!(^o^)丿 勘違いしていたのは私のほうでした。 学会の配筋指針を調べたところ、1.0Lずらすのは好ましくない、 との記述を発見しました。 http://kouji-takagi.hp.infoseek.co.jp/barjoint.html 知らなかったなぁ。。。(^^ゞ 1.0Lずらすと鉄筋端がそろってしまい、ひび割れの可能性が高くなるということと推察しました。( ..)φメモメモ それから、継手部の強度低下ですけど、以下のサイトの「写真-13」をご覧ください。 http://blogs.yahoo.co.jp/zeppelin_2/43993167.html 圧接継手部でスパッと切れてますねぇ。 このスパッと切れた部分が鉄筋の強度以下で、しかもすべて同じ位置にあったとしたら?

untipon
質問者

お礼

補足質問にもわざわざ丁寧に調べていただきご回答くださりありがとうございます。 建築学会出展の根拠のある図と貴重な写真で大変分かりやすいかったです。 継手の境目部分が継手部分に比べて極端に引張強度が低下してひび割れが生じやすくなるというわけですね。

その他の回答 (2)

noname#65504
noname#65504
回答No.2

#1さんへの補足を見て a=0の状態とは重なっている部分がない状態ですよね。それはもはや重ね継ぎ手ではありません。 鉄とコンクリートの間は付着力により力を伝達していますが、コンクリートは引っ張り力に弱いので、引っ張り力は負担しないと考えています。 もし鉄筋がない位置に引っ張り力が発生すれば、コンクリートは引っ張り力により破壊します。 a=0ではちょうどつなぎ目は部分は鉄筋が瞬間的に存在しないことになりますので、その部分で引っ張り力がコンクリートにかかってしまいます。 重ね継ぎ手では、このような不連続を防ぎ、一方の鉄筋が負担する引っ張り力を他方の鉄筋に伝達するために、適度なかさなり部分を持つことが必要だからです。 なお、a=0にしたいのでしたら重ね継ぎ手ではなく、機械式継ぎ手(ねじ)か圧接により、鉄筋を一体化する必要があります。

untipon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 こちらの分かりづらい説明でまたまた誤解を招いてしまったようで申し訳ありません。 つまり、vu-fo様の紹介してくれたサイトの一番下の図が言いたかったわけで・・・ http://kouji-takagi.hp.infoseek.co.jp/barjoint.html​ しかし、いずれにしろその継手配置が好ましくない理由はご説明下さったとおりのことのようですね。

  • yu-fo
  • ベストアンサー率58% (32/55)
回答No.1

んんん~~? 何か勘違いされているような気がします。 隣り合う継手の位置がそろっている場合を「いも」と表現します。 これは原則的に禁止されています。 継手部の強度が何かの拍子に鉄筋強度以下になった場合、想定された耐力を発揮できなくなる危険性が高くなります。その危険性をなるべく低くするため継手位置をずらすことが行われます。 参考として示されたサイトの図は、a≧0.5Lとなっていませんか? つまり、最低限離さなければいけない距離が0.5Lです。 a=1.0Lが不適切とは記述されていませんよね(^^; 独学は何かと大変と推察されますが、健闘をお祈りいたします(^_^)。

untipon
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 申し訳ありません。説明不足でしたので補足します。 「継手長さを一個分ずらす」というのは、離す距離をLとするという意味ではなく、ある鉄筋の一端と隣接鉄筋の他端が同じ位置から始まる配置ということです。 つまり ――        ―― が理想で、     ――        ―― は好ましくないということです。 (参考のURLには載っておらず、手元の参考書によるもので誤解を招いてしまいました。参考URLの表8右図を用いるのであればa=0は不適当ということです。) また、 >継手部の強度が何かの拍子に鉄筋強度以下になった場合、想定された耐力を発揮できなくなる危険性が高くなります。 のところの意味が今一具体的にとれないのですが、もしよい説明があればお願いします。

関連するQ&A

  • 重ね継手の長さ

    径が異なる異形鉄筋の重ね継手の長さについては、一般に細いほうの鉄筋の径を基準として定めるとありますが、なぜ細いほうの鉄筋の径を基準とするのでしょうか?

  • 隣り合う重ね継ぎ手について

    隣り合う重ね継ぎ手は、位置をずらさなければいけないと言われますが、 添付画像中の赤線で囲んだ二つの重ね継ぎ手は、「隣り合う重ね継ぎ手」になるでしょうか?

  • 鉄筋の継手

    建築勉強中です。 初歩的なことですみません。 『鉄筋の継手は、原則として、部材に生じる力の小さい箇所で、かつ、常時はコンクリートに圧縮応力が生じている部分に設ける』 とあるのですが、 部材とは、どこのどの部材のことでしょうか? 力の小さい箇所とは、どこのことでしょうか? 圧縮応力が生じている部分とは、どこでしょうか? 全く何もわかってなくて、申し訳ないのでですが、、 宜しくおねがいします。

  • 重ね継ぎ手の強度について

    溶接について全く知識がなく、いろいろ調べてもわからないので大変困っています。等辺山形鋼50*50*6同士を重ね継ぎ手で溶接した場合の引張り強度(耐えられる荷重)はどのくらいになるのでしょうか。よろしくお願い致します。 どう質問したらよいかもわからず、失礼いたしました。 土木現場で、垂直方向にアンカーで固定されている等辺山形鋼50*50*6が水平方向に切断されており、切断部に10cmラップさせて( 」」) 補修したいのです。そこにかかる重量が150kgなのですが強度がもつかを検討したいのです。よろしくお願い致します。

  • 鉄筋の継手位置とコンクリートの打継ぎ位置の違い

    建築士を独学で勉強しています。 鉄筋の継ぎ手位置は、柱中央部、はり両端部近くの下端、はり中央部の上端となっています。 これは鉛直荷重や水平荷重が加わったときのモーメント図を描くとモーメントが小さい位置になるので納得できました。 一方、コンクリートの打ち継ぎ部は、柱・壁ではスラブの上端またはスラブや梁の下端で、はり・スラブではスパンの中央付近となってします。 モーメントが最大になりやすい箇所だと思うのですが、どういった観点から打ち継ぎ位置をこのように規定しているのでしょうか? 構造上はどこでもよく施工上の問題ということでしょうか?

  • 鉄筋継ぎ手工事会社

    鉄筋継ぎ手工事会社に勤務してますが鉄筋継ぎ手の破壊試験において不合格を合格にするといった不正が日常的に行われております。先が不安です。退職した方が良いのでしょうか?

  • 鉄筋継ぎ手工事会社

    鉄筋継ぎ手工事会社に勤務してますが鉄筋継ぎ手の破壊試験において不合格を合格にするといった不正が日常的に行われております。先が不安です。退職した方が良いのでしょうか?

  • 土台の継手位置

    木造住宅の土台の継ぎ手位置で柱の下で継ぐのはいいのでしょうか?? どこで継ぐのが一番いいんでしょうか?あとここはダメってとこも教えてほしいです。

  • 梁の継手位置について

    勾配天井で大屋根の下は登り梁です。 その登り梁を支える、登り梁に対して垂直の梁についてですが・・・ 梁成が変わる部分の下に柱がない場合の継ぎ方ってありますか? 教えてください。

  • [ブロック塀]縦筋の重ね継手

    ブロック塀をDIYで作る予定で、業者による基礎工事まで完了しています。 基礎から出ている鉄筋の縦筋は現状で膝丈くらいですが、160cmの 塀を作りたいと考えています。 しかし、ブロックの空洞部内での重ね継手は禁止されているようです。 また、重ねないで縦に延長することを検討して調べましたが  ・専用の金具→ネジ鉄筋用しか無いっぽい  ・ガス圧接→普通、D19以上しか対応出来ない(ガス圧接屋に聞いた)  ・溶接→鉄筋の溶接はそもそも良くない ということがわかりました。 考えてみたのですが、重ね継手で、重ねる部分を既存の膝丈の縦筋全部とし 基礎から生えている縦筋の根元から重ねて何箇所か結束すれば 実質的に問題なさそうに思いますがどうでしょうか。(モルタルも充填するし) 結束線でなく、クランプの類(ホースクランプ等)でがっちり くっつけておいた方がよさそうでしょうか。 他に良いやり方はありますでしょうか。

専門家に質問してみよう