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日商簿記1級は、実務に役立つのでしょうか
タイトル通りなのですが、「日商簿記1級」の知識は、実務で役立つ事が多いのでしょうか。 私は、日商簿記3級を取得しておりまして、現在、経理を担当しております。 今のところ、これといって不自由なく、実務をこなしておりますが、これから責任ある仕事を任せられるようになった場合、日商簿記1級の知識が役立つのであれば、勉強したいと思っています。(今のところ、資格取得は考えていません。あくまで「知識」としてです。) 実際に、日商簿記1級を取得されて、実務をおこなっている方で、「これは役に立った」というような事があれば、教えていただきたいです。 どうぞ、よろしくお願いします。
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役に立ちます。 「日商簿記1級」の知識には会計学が含まれます。 3級は仕分方法さえわかればどうにかなりますが、 1級はその仕分の理屈も理解しなければなりません。 この部分が非常に役に立っています。 例えば、あなたがもしも3級までの知識のままで責任ある仕事を任せられるようになると、 特に決算整理の会計処理をする理由がわからなくて困ることがあると思います。 未払金・引当金・減価償却費等を計上するとき、 計上する理由・金額の根拠を会社の上層部に説明しなければならないことがあります。 営業利益と経常利益と当期純利益の違いも、 どんな取引が、どんな理由で、どの項目に当てはまり、 それぞれが何を意味している数字になるのかをしっかりと理解なければ説明ができません。 部下に仕事を説明するときにも説得力が増します。 実際、私は上記のようなことで役に立っていて、 勉強してよかったと思っています。 資格を取得するしないに関わらず、勉強することは大切だと思います。 資格の取得を勉強を始めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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No.5の訂正です。 >コツコツ勉強してみると試験では満点に近い点数取れます。私は合格時には、工業簿記・原価計算はほぼ満点とれました。慣れだと思います ですが、質問者様は資格取得を考えていらっしゃらないので、これ意味ないですよね。 というよりも、これも同じようになってしまいますが、工業簿記で勉強する「製造原価」と「販売費」のどちらにするのか?という考えや、原価計算で勉強する「予定計算」を行う理由や予定と実績との差異の調査をどうやるのか、といったこと等たくさんあるんですが、基本的な考え方として使えると思いました。 こうゆう知識って実務でやっていたりすると机上でやっていた勉強との兼ね合いに意識しないと気がつかなかったりするんですよね。
お礼
>こうゆう知識って実務でやっていたりすると机上でやっていた勉強との兼ね合いに意識しないと気がつかなかったりするんですよね 確かにそうですね。実際に簿記の勉強をしていた時には、「減価償却費」などはイメージが湧きにくかった記憶がありますが、実際に実務で取り扱うようになると「なるほどー」とわかるようになりましたからねえ。 たくさんの経験に基づく回答、ありがとうございました。
No.4です >皆さんが、「役に立った」という知識は、いわゆる「商業簿記(会計学)」との事ですが、 確かに商業簿記&会計学しか頭に思い浮かびませんでした。 >「工業簿記(原価計算)」も勉強しますよね?この知識は、役に立っているのでしょうか。 役に立っています。というよりも経理課の上司(でなくても大手企業の管理関係の部署の上司含む)になれば、特に原価計算がらみのはついてきます。販売業でも予定額とかやっている会社もあるので・・・。 前の会社では、予定額で製造原価がいくらでとかやっていて、後日実績との差異を調査してました。私は直接には関係していなかったんですが、差異計上後の処理方法とか知識としてあるとそこの会社のやり方とかスムーズに理解できます。 >噂では、「公認会計士の人から見ても、日商簿記1級の原価計算は難しい(解けない)」と聞きます。 これは本当かどうかわからないんですが、コツコツ勉強してみると試験では満点に近い点数取れます。私は合格時には、工業簿記・原価計算はほぼ満点とれました。慣れだと思います。
お礼
再度の回答、ありがとうございます。 「工業簿記(原価計算)」についても、「商業簿記(会計学)」と同じく、根底にある考え方が役立つのですね。 確かに、「変動費」「固定費」「損益分岐点」など、いわゆる「管理会計」においては、その数字の根拠などが分かっていないと、有効なデータが出ても、意味が分かりませんものね。
他の方と同じです。 私は何社か経理担当をしたことがあるんですが、特に大手企業では、一般社員等でも知識として持っていたほうが上司からの計上方法の説明を聞いた際に理解しやすいです。 また決算を行う際にも「なぜ」こんな処理をするのかが分かるので、結構使えます。究極的には税理士の財務諸表論を勉強すると、細部に渡った知識を得られますが、そこまではやらなくて良いと思います。 個人的にNo.3の方の最後の4行は、私も同調いたします。
お礼
やはり、for-no-oneさんも、実務でも役に立っているのですね。 皆さんが言われているのは、「処理をする根拠が分かる」という事ですね。確かに、責任者には、なくてはならない知識ですね。 アドバイス、ありがとうございました。
補足
皆さん、回答・アドバイスありがとうございます。 質問の補足をさせて頂きます。 皆さんが、「役に立った」という知識は、いわゆる「商業簿記(会計学)」との事ですが、私が少し調べた限りでは、日商簿記1級では、「工業簿記(原価計算)」も勉強しますよね?この知識は、役に立っているのでしょうか。 噂では、「公認会計士の人から見ても、日商簿記1級の原価計算は難しい(解けない)」と聞きます。 そこまで難しいものを勉強しないと、おそらく合格点を取ることは困難であると思いますが、今現在、その知識は、役に立っておられますか? もしよろしければ、回答いただけると、有難いです。
- harukabcde
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本決算の役に立ちます。 3級程度では、本決算の科目内訳書を作成するくらいしかできませんでしょ。 別表までとなると1級の勉強が役に立ちます
お礼
皆さんが言われていますが、やっぱり「決算整理」などの比較的レアな処理をする際、役に立つ知識が勉強できるようですね。 アドバイス、ありがとうこざいました。
- sivaco
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3級までは、会計の理論がよくわかっていなくても小手先で何とかなってしまうことが多いと思います。 1級まで行けば、会計学的(財務諸表論的)な理解にかなり近づけると思いますので、例えば、前例のないはじめて経験するような取引をどう処理すべきかを、理論的な観点から自分で考え出したりする力が養えるのではないかと思います。
お礼
確かに、日々の取引を仕訳する時などは、何の支障も感じないのですが、「決算整理」とか、年に1回か2回しか行わない処理は、あまり意味を理解せずに、去年の処理を、そのまま真似しているだけです。 そのあたりの知識を、1級では身に付けることが出来る訳ですね。 回答、ありがとうございました。
お礼
>1級はその仕分の理屈も理解しなければなりません なるほど・・・。「理屈」が分かれば、機械的に処理していた内容が分かり、それが分かると言う事は、その処理を行う根拠、理由、また、処理を間違えた際の訂正等、それこそ「責任者」の仕事ができるようになる訳ですね。 >資格の取得を勉強を始めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか そうですね。確かに、ただ「知識」を得る為の勉強では、目標が漠然とし過ぎて、ただ参考書を棒読みするだけで終りそうですが、「資格取得」を目指して勉強する事で、吸収が速くなるとは思いますね。検討してみます。 アドバイス、ありがとうございました。