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会社における日商簿記1級の価値について

私は日商簿記2級に合格していまして、6年半の経理実務経験もあります。(ただ中小企業の事業所のような職場でしたので、長さの割には経験は乏しい…) 今は退職しており、同じ経理職に再就職を目指していますが、この機会に簿記資格の最高峰である「日商簿記1級」に挑戦しようかと考えております(もちろん働きながらです。通信教育を予定しています)。受講料は高く正直キツイですが、自分への投資と割り切って考えようと思ってます。 私の場合「簿記1級」やその先の「税理士」といった資格にこだわるつもりは今のところ無く、その勉強をする事で得られるものが実際に役立つのものなのか?という事に興味があります。(「簿記1級」の価値が「税理士試験の受験資格を得られる事」以外にあるのかどうか判断しかねています。自分としては、長い時間をかけて目指す以上、役に立つものでなければ困ってしまうのですが…) 長い前置きになりましたが、結局「勉強によって得られる知識」と「1級という資格の価値」とを天秤にかけているような状態になっています。そこでぜひ皆様にお聞きしたい事をまとめておきます。 (1)「簿記1級」は、実際(本音で)、会社ではどれくらい価値のあるものですか?(会社の規模にもよると思いますが…) (2)実務をされている方で「簿記1級」の必要性(知識を含みます)を感じた事はありますか? (3)同じく実務をされている方で「簿記1級」よりも必要だと考えられるもの(資格にこだわらず)はありますか? の3点です。多くて申し訳ないです…。 あと、これは私が勝手に思っている事なのですが、もし簿記1級に合格して税理士試験の受験資格を得ることができれば、いきなり「法人税法」を勉強して税法の知識を得る、などと言うことは意味がありますでしょうか?(質問が4点になってますね…) お答え頂けるものだけで構いません。どうぞ宜しくお願い致します。

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noname#106145
noname#106145
回答No.2

同じく求職活動中です 活動の中で感じておられると思いますが、求人で資格に日商簿記2級程度、 もしくは2級以上とはあっても、めったに1級が応募条件であることは ないですよね ただ、2級あれば尚可とか、2級程度の企業は2級で充分ですが、2級以上と あれば、1級を持っているほうが有利です 私は前職を退職する際、後任の選考を任せられましたが、ひとりの採用枠で 60数人の面接をしました 知識的に1級まではいらない会社でしたから、2級で充分でしたが、書類選考で 落とす人の中に1級取得者はいませんでした つまり、この就職難で、ある企業の面接を受けようとする時には、ライバルが たくさんいる、その時に書類選考で落とされる心配はないってことです ただし、あくまでもそれなりの年収とそれなりの能力を要する企業の場合で 規模が小さいと「1級を持ってる人にしてもらうような仕事はない」と落ちたことも。 日々の業務であれば、2級で充分です これは1級があるからこなせると思った仕事は残念ながら出会っていません それよりも資格でなく、知識というなら、税法の勉強の方がやはり、経理課の 長になっていくことや、中小企業でひとりで任されることを考えた場合は 普段の処理から決算に向けて処理していけますから、税法は必要な知識です 余談ですが、税理士も試験合格を考えるなら、選ぶ税法も変わります まとめると、資格でなく、あくまで知識というなら税法の方が役にたちます 業務は2級でこなせます 後、他に必要な資格とか知識と考えるなら「社会保険労務士」があると、 給与計算も業務に入る企業の場合、有利です これも資格は就職に有利なのであって、業務は知識があれば充分です 私は転職先に会計事務所を希望していますので、1級も税理士も社労士も 取りましたし、中小企業診断士を今取得しようとしていますが、これは開業する 希望があるからで、企業であれば資格にはこだわらないでいいと思います

noname#18363
質問者

お礼

回答有難うございます。 うーむ…ANo.2様も私と同じく「求職活動中」のようですが、私とはかなり次元の違う「求職活動」のようです…。(将来、明確に開業を目指しておられるのですね) >この就職難で、ある企業の面接を受けようとする時には、ライバルが >たくさんいる、その時に書類選考で落とされる心配はないってことです なるほど、簿記1級を「資格」として考えた場合、実務で役立つというよりは、やはり「就職・転職」に役立つと考えてよさそうですね。(「1級を持ってる人にしてもらうような仕事はない」と言われる事もあるのですか…) >資格でなく、知識というなら、税法の勉強の方がやはり、経理課の >長になっていくことや、中小企業でひとりで任されることを考えた場合は >普段の処理から決算に向けて処理していけますから、税法は必要な知識です 私の少ない経験からでも「税法」は節税の面からも最低限知っておいた方がいいとは思っていましたが、やはりそうなのですねえ。その場合は、やはり「法人税法」でしょうか?(「法人税法」を知っていると、ある程度は「所得税法」も分かるようになる、と聞いたような気も…) おっしゃるように、「税理士試験合格」を考えた場合に選ぶ科目と、知識として選びたい科目とでは違いがあるとは聞いた事があります。(まず「法人税法」と「所得税法」ではどちらか1つを選べばいいのですよね。合ってます?) あとは社会保険を扱う場合には「社会保険労務士」の知識も持っていて損は無いですね(私がそこまでモチベーションが保てるかなあ…) 大変参考になりました。回答感謝致します。

その他の回答 (1)

  • ark_kiss
  • ベストアンサー率34% (96/281)
回答No.1

(1)はっきり言えば、社外への求人や会社説明などのパフォーマンスの方が主だったり。 会社によっては、それが昇進するための材料だけだったりしますし。 (2)多少決算時期に手伝うだけですが・・・ 必要性はすごく欲しいというほどは無いと思います。 ほとんどがシステム化されてしまっていますし、システム側が、制御することが常ですし・・・。 もちろん紙ベースの計算もしますけどね。 日商1級の資格よりも日商1級レベルの知識の方がよかったり。 (3)税理士・公認会計士 実務という面で見れば、経験されていて分かると思いますが、法律面での知識もすごく欲しいです。

noname#18363
質問者

お礼

早速の回答、有難うございました。 なるほど…実際には「簿記1級」という資格に関して言えば、多少の資格手当や、昇進の為の条件だったりすることもあるわけですね。 でも「資格」という形だけではなく「知識」としては持ってた方がいいとの事ですね。(やっぱり、勉強する事が全くの無駄にはならないようですね) あと必要と感じておられるものは、わたしも多少は感じておりますが、商法・税法(民法もかな?)等の法律面の知識なのですね。その考えでは「法人税法」の勉強も、将来的にはプラスになる事が考えられますね。 ほとんどの質問に回答頂き、感謝致します。

noname#18363
質問者

補足

回答者の方に誤解を招く質問文になっている可能性がありますので補足します。 読み様によっては、まるで簿記1級は税理士試験の受験資格を得る為だけのものであるかのように受け取られるかもしれませんが、決してそんな事はありません。(実際、私は既に簿記1級の勉強をする事については決めてます) ただ、2級までと比べると、時間もお金もかかりそうなので、独学でだいたいの知識を得るか、通信教育で試験合格に向けて勉強するのか、で迷っているだけです。 今、簿記1級を勉強中の方がおられるとしたら、不快な想いをさせてしまったかもしれません。上記のような事ですので、どうぞお気を悪くされませんように…。

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