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日商簿記1級の価値
現在、日商簿記2級を取得しています。 総務と経理(といっても、決算等は会計士任せ)を4年ほど経験し、 今後は経理のスキルを磨きたいと考えています。 そこで、日商簿記の1級を受験しようと考えていますが、 意味はあるでしょうか? 大学で経済学を学んでいて、既に税理士の受験資格はあるので、 「税理士の科目を勉強したら?」という人もいますが、 ・2級合格から4年が経っていて色々忘れている ・税理士になりたいとは思っていない ・1級でさえ難しいのに税理士なんて・・・ という理由から、1級に挑戦しようと考えています。 同じような経験の方や雇い主様(会計士・税理士など)の方に ご意見をいただければと思います。 もちろんそれ以外の方も、何かありましたらお願いします(><)
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- nekomimimoe
- ベストアンサー率28% (54/188)
NO2さんの意見に全く賛同しますね。 僕は支店に入社して2球とってから税理士試験を始めました。 正直支店業務をやってるうちは会計ってあまり必要ないのかもとも思いましたね。 仕訳がきれて会社の規定通りに処理をするが中心でしたから。 これが本社に転勤になってからは全然違いまして、そもそもの会社の会計ルールを作る側、会計士と話し合いを持つ側に回ったわけです。また、外部公表用の決算を行うポジションです。 ここで初めて会計勉強しててよかったと思ったものです。 会計士さんなんかも言ってることが全部正しいわけではありませんし、また、話し合いをすることが大事です。話し合いを行えるには当然会計をわかってないとそれこそ話にならないわけです。 また、会社のルールを作るにしても会計理論がわかってないと始まりません。前提条件の会計の考え方があって初めて各論の会計基準があるわけですから。 経理をやってますって言えるには会社の作業ができますではちょっと情けないことになります。 それと、会社においても経理作業と会計理論の違いがわからない人が結構多い・・・ これを読んでる経理職の人で自分ではできてるつもりなの評価が低いって人、このパターンかもしれませんよ。 経理で手足ではなく頭として働くには1級のある程度範囲をカバーした会計がわかる人でなきゃですしね。 正直僕の下で使う人には最低1級の勉強は済ませていてほしいなと思います。 (受からなくってもいいんです。ひととおり合格レベルまで勉強がすんでてほしいだけです) 僕の会社で簿記1級は必要ないって人の多くはあまり経理を深くやれてない人が多い気がします。必要性がわからないんでしょうね。 それと、簿記1級と税理士試験の会計科目ですが、税理士になりたいわけではないなら1級でいいと思います。ただ、税理士試験の会計科目でも会計の勉強はマスターできます(連結決算とかが1級より弱いですが) 僕は、だったら夢が広がる税理士試験って思っただけです。
- yosifuji2002
- ベストアンサー率51% (969/1888)
今後も経理関係で行くと言うことならば、1級をとることはお勧めです。 特に今決算が会計士任せならば、1級の勉強をしながら会計士のやっている決算処理を覚えて、自社で決算ができるようになればあなたの社内での地位は万全です。 逆に永年経理をやっているのに決算はプロ任せでは経理としては看板倒れです。 1級の特徴は勿論内容が高度だと言うことですが、特にその中に会計学があることです。 会計学を体系的に学ぶ機会は、大学の講義以外ではこの試験か公認会計士試験しかありません。税理士試験には会計学はありません。 会計学は簿記会計の基本ですからこれを知っているといつかは役に立ちます。勿論毎日の日常業務に役に立つかというとそうではありませんが、会社の事業の拡大や変化などの際に新たな経理処理をしなければならない時の判断の基礎となります。 世の中には多くの経理担当者がいますが、以外に会計学をきちんと学んだ人が少ないのです。そのため時々とんでもない処理が社内でまかりとおり、税務調査で初めて誤りに気がつくなどと言うことがあります。 もしあなたが今後も経理関係で働くつもりがあるのならば、是非1級に挑戦して貴社内でベテラン経理と呼ばれるようになってください。 そうなれば世の中でも通用するようになります。 私の経験では2級合格後半年で合格できましたので、熱心に勉強すれば合格は夢ではありません。その代わりその間は自由時間は全部勉強と言う覚悟は必要ですが。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
税理士を目指したこと、税理士事務所で働いたことがあり、現在は零細企業の役員をしている者です。 評価で言えば、評価する側次第でしょうね。 税理士・会計士事務所の求人で1級を必須にしている事務所もあれば、2級相当などとしている事務所もあります。 日商簿記1級は、他の検定試験とは異なり、準国家資格などとも呼ばれることもあります。 ですので、3級からの2級と同様に考えてはいけませんよ。 私は税理士試験のための受験資格として、専門学校在学中に取得しましたが、税理士を目指す意欲のある学生でも、半年・1年など学習しても合格できない人も多いぐらいですからね。 通常の経理職であれば、日商2級あれば十分な知識があると思いますし、実務で検定資格を求められることは少ないですからね。 勤務される会社によっては、建設業経理士検定を取得されると評価されたりするようです。日商簿記検定の知識に建設業の勘定科目体系を覚えれば何とかなることでしょう。あとは、税務会計検定などを取得すれば、経理担当者としてのスキルアップになると思いますよ。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 確かに日商2級を持っていても、実務で活かされる部分はほんの一部ですね。 私は20代後半の女性なので、今後、結婚や子育てで現在の職場を離れるかもしれません。 再度就活をする時に、人と同じではなく+αのスキルが必要だと思ったのです。 皆さんの言葉に後押ししていただき、早速1級の勉強を始めましたが、本当に難しいです・・・ 2級とはちがい、内容が深いというか小難しいというか(苦笑) 1年ないのですが、11月の検定合格に向けて勉強していきます!
お礼
回答をいただきありがとうございます。 私は今後も経理ひとすじでやっていくと決めています。 今の会社では総務課配属なので、経理を任せてもらえるとは限りませんが、1級を取得すれば経理担当は間違いない!と密かに狙っています(笑) 百数十人の中小企業ですが、製造業なので会計内容を理解できればおもしろそうだなと考えています。 29歳にもなって今更?とも思われそうですが、1級の勉強を始めてみて本当に良かったと実感しています。 2級受験時は経理未経験だったため、パターンでしか理解していませんでした。 実務を経て勉強してみると、仕組みから理解できるし状況を想像しながら問題を解くことができます。 ただ、難しいしボリュームが2級と大違い! 交友関係を壊さない程度の付き合いはしていますが、その他の自由時間はすべて勉強にあてています。 yosifuji2002さんの意見をきいて、「間違いなくスキルアップできる!」と確信できたので、時間はかかりそうですがチャレンジします! 本当にありがとうございました。