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小売り(量販店)の返品

小売りがメーカーに返品すると聞いたことがありますが、どういうことなのでしょうか? 一度卸orメーカーから買ったら、不良品でない限り返品なんてできないと思うのですが、どういうことなのでしょうか? それともメーカや卸は小売店に買ってもらってるのではなく、売り場に置いてもらってるだけなのですか?

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回答No.3

始めまして。食品業界にいたものです。 一般の人は皆貴女と同じ考え方をしていると思いますが、日本では、返品が、当たり前の様に公然と行われています。メーカーと卸の間でも行われています。例えば、「賞味期限の3分の1が過ぎたら返品するよ。」(即ち製造後90日の賞味期限の商品の場合、30日過ぎたら 賞味期限まで60日あるのに返品を要求されることもあります。)力関係と云えばそれまでですが、結局返品のコスト(伝票処理、返品の運賃、時にはメーカー営業マンが引き取りに行く)はメーカーが負うことになります。このコストは結局なんらかの形で消費者が負担することになります。(製造時点でのコスト計算が製造経費+販売経費+返品想定経費と考えて下さい) メーカーや卸は小売店に置かして戴いているのではないと考えていますが、大手量販店は置かしてやっていると未だに思っているのです。従い、小売店の経営が甘くなってダイエーさんの様な会社が出て来たのです。(税金を使って建て直しですからね。酷い話です)彼らは、追い風のヨットレースで帆の大きなヨットで参加をしてきただけですから、現在の様な逆風の中で上手な操船が出来る訳はありません。勿論大きなヨットを作るまでの努力はあったでしょうが、それでも順風レースの中の話です。 書店等は、委託販売の様な方法で本を販売していますが、衣類・食品・薬品・化粧品等の一般の消費材はこの返品可能のいう悪しき商慣習があるのです。しかもコストは既に商品コストにおり込まれています。 でもこれを作ったのも消費者の購買習慣と常にオーバーサプライという経済発展の結果です。以上 ご参考になれば

namisenjin
質問者

お礼

まさにお聞きしたかったことをお答えいただきました。ありがとうございました。 一回販売してるのに、不良品でもないのに売れなかったから返品可能だなんて、小売りはかなりメーカーからサポートされてるんですね。それで調子が悪くなるところがあるなんて・・ 一点だけお時間があれば教えていただきたいのですが、返品金額=仕入れ値なのでしょうか? もしそうだったら完全にメーカーや卸は売っているというより、置かしてもらっているという状態ですよね。まったく在庫についてのリスクが小売りにはないことになる(スペースということはあるが)。 そうした金額も取引ごとに決めていくのでしょうか?

namisenjin
質問者

補足

すいません もう一点の質問 返品された商品は廃棄されるのでしょうか? まだ使える商品、食べれる商品も十分あると思うのですが。

その他の回答 (3)

回答No.4

#3のSAM-SAMURAIです。 商品は殆ど廃棄されると考えて下さい。廃棄処分経費 はメーカー側に発生します。勿体無いですね。 (恵まれない人に配るとか、こういう商品だけを大々的に集めた販売店が出来ればと・・・でも消費者は 納得し支援するでしょうか???保健所が許してくれますか???) 時には従業員販売等、又、悪くない返品を購入してくれるありがたい特殊な業者もおります。でも、現実には原料としての再利用もあることも事実です。(Y印乳業事件は氷山の一角です。) 返品は、仕切(小売の仕入値)単価で行われることが 普通です。時々賞味期限の近い商品お買い得セールや 贈答品解体セールがあるけれど、あれはメーカーが正規の売値との差額を補填しているケースが殆どです。 天下の生協さんの中でも、民間業者同様、平気でやっているところもありますよ。 キュウリの真っ直ぐで長さのそろったのを店頭に、並ぶ前にサイズ外れが廃棄処分されていることを考えれば合点が行くでしょう。コンビニ弁当の廃棄 ETC ETC 日本では食の現場で、正常に考えればおかしなことが行われています。(お母さんが作った料理を子供が旨くないと云って、台所の流しに捨てているのと 同じ様なことです。世界では飢えている人もいるのに) 繰り返しになりますが、これもオーバーサプライや消費者の購買習慣から生まれた悪しき商習慣です。 食育教育・スローフード運動にこの様な現実を組み入れて欲しい・・・ですね。(思い込み発言すいません)

namisenjin
質問者

お礼

廃棄ですか・・勿体無いですね。 それをなくして安くしてもらいたいものです。 買っておいて売れなかったら小売の責任のような気もするのに・・しかも仕入れ単価で返品なんて・・ 大変よくわかりました。重ね重ねありがとうございました!

  • unos1201
  • ベストアンサー率51% (1110/2159)
回答No.2

購入したものをメーカーが直接回収することもあります。 また、期限が切迫しているものをメーカーが引き取り、同じもので期限の長いものに切り替えてくれることもあります。特に似た商品ではライバル会社より多く販売してもらいたいので、卸を通さないで直接販売店にサービスするメーカーもあるのです。 あと、クレームのついたものや、添付文書が変わった場合に最初は文書だけ差し替えますが、古くなるとケースごと交換し、新規のものをサービスするところもあります。ケースが変わっただけで中身は同じですが、よく回転しているように見えるので、購入する人も新型パッケージを喜んで購入します。 化粧品などということで、詳しくは書けませんが、競争の激しい業界は伝票の値段に関係無いところで、自分の商品を多く販売してもらうように添付サービスやいろんなことをしますし、再生されたテレビやビデオを使ってその品物をアピールする専用のディスプレーを無償で販売店に置かしてもらったりのサービスをしてくれます。最近はDVDも再生ノートパソコンを使ったサービスまであるみたいです。

namisenjin
質問者

お礼

ありがとうございます。 返品もサービスですか・・ 小売りは王様状態ですね。

  • gutugutu
  • ベストアンサー率14% (184/1234)
回答No.1

DIY業界(ホームセンター)では当たり前らしいです。 私はある商品を我が社で扱うべきかリサーチすべく、ある企業のDIY事業部で部長に面会し忠告を受けました。数年前の話ですが、多分そういうのは簡単し変わらないと思います。

namisenjin
質問者

お礼

ありがとうございます

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