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限定承認の意味はなんでしょう?

ファイナンシャルプランナーを勉強しています 相続の章にて限定承認がでてきました、通常の相続と相続放棄はドラマや漫画などで見聞きしていたので知識としてありましたが、新たに限定承認というワードがでてきました どうやら遺産の範囲内で負債も相続するということでしたが、疑問が浮かびました 負債>遺産の場合は遺産は残らず相続放棄と変わらず、遺産>負債の場合は通常の相続と変わらないのではということです すると限定承認とは一体何のためにあるのでしょうか…

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回答No.1

具体例を挙げます。 相続財産が、3000万円の借金と、評価額300万円の自宅で、相続人が遺産である自宅に住んでいる場合。 限定承認すると、相続内容が、300万円の自宅と、300万円分の借金だけになります。 相続人は300万円の現金を用意し、債権者に300万円だけ返済すれば、住んでいた自宅も相続でき、家を失わずにすみます。 限定承認せずに、相続放棄すると、借金はチャラになりますが、住んでいる自宅も放棄する事になり、住む家を失います。 限定承認せずに、遺産相続すると、3000万円の借金を相続する事になり、家を売って返済に充てるなど、結果的に住む家を失う可能性があります。 このような「相続放棄や通常相続によって済む家を失うなど、生活基盤が確保出来なくなる可能性がある場合」に「限定承認を用い、住む家など生活基盤を確保する」目的で、限定承認を行います。

msugimoto
質問者

お礼

とてもわかり易いです ありがとうございます!

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