• ベストアンサー

寺と神社の違いって?

noname#113260の回答

noname#113260
noname#113260
回答No.4

書き出すとかなり長くなりますが、まず日本の場合 「八百万の神々」というように、山や湖や石等、霊を感じる物は全て信仰の対象とします。 古代出雲の国を中心に「大国主大神」が「豊葦原の瑞穂の国(日本列島)」を治めておりましたが、高天原(天上)の天照大神が地上を欲し、大国主から地上を譲り受けます。 この天照大神の子孫が天皇家であり、神道の始まりとされます。 こうして高天原系の神々を「天の神(アマツカミ)」、大国主など、土着の神々を「国の神(クニツカミ)」と称しますが、現在ではこうした神々を祭るところを神社と総称します。 さて、552年(諸説あり)になりますと百済の聖明王の使いで訪れた使者が欽明天皇に金銅の釈迦如来像や経典,仏具などを献上し、仏教が伝わります。 これを蘇我氏などの諸豪族が勢力争いに利用し、仏教信仰が広がります。 本来は外国の新興宗教ですが「八百万の神々」を認める日本の風土で広まったので、従来の日本の神々も仏教に取り入れられ、混ざってしまいました。 天神様や権現様も仏教なのか神道なのか分からない時代になってしまったのです。 明治になり、天皇中心に国を作る事になり、政策として神と仏を分ける事になり、現在のように仏はお寺で、神は神社でとなりました。 そして神道が国家宗教になりましたが、戦後は国家宗教はなくなり宗教は全て平等になり、また曖昧になってきてます。 ------------------------------------- お寺の維持ですが まずチェーン店になってます。 xx宗という本山に加盟して、一定のマージンを払う事で「xx宗xx寺」という看板を掲げ、本山から仕入れた経典を売ったりする事が出来ます。 経営実態は自営業で、加盟資格を得るため本山の開催する研修に参加し、僧侶の資格を得ます。 まず固定客を掴む事が安定経営の基礎ですから、「檀家」という会を作り、お寺の固定客になってもらい、寄付の多い方に檀家の役員になってもらったりして、会を維持します。 月命日にお参りに出かけ数千円、法事で数万円、葬式で数十万円、駐車場や幼稚園の経営など。 (宗教活動は税制面で優遇されますが、営利事業は一般同様課税されます) 新規のお客さんも必要ですから、葬儀屋などとタイアップして葬式をやらせてもらい、その後「檀家会」に勧誘して入ってもらいます。 熱心な住職ですと、法話会などを定期的にやったり庭や仏像見学を売り物に観光に来てもらったりして、収入を増やします。 収入は大体3分割で考え、1/3を人件費(住職や家族の収入)、1/3をお寺の維持管理、1/3を将来の修理に備えて貯金するところが多く、大体200軒(地域によっては300軒)以上の檀家が必要といわれます。 一部の観光寺はこの限りでなく、独立するお寺もままあります。

関連するQ&A

  • 神社とお寺について

    神社とお寺について、いくつか質問です。 1、日本で神社とお寺、どちらの方が多いのでしょうか? 2、日本で初めにできたのは神社とお寺どちらですか?またその建物の名前は? それと日本に初めではない方で初めに出来た建物の名前は? (神社が最初だったら寺で最初に出来た建物は?) 3、平均的に見ると日本の神社とお寺どちらのほうが土地が広いのでしょうか? 4、お寺にはお墓があり靖国神社でも戦災者を祀ったりしていますが他に神社でも祀ったりしているところってあるのですか?

  • 神社とお寺の違いについて

    あの、神社とお寺の違いについて教えていただきたいのですが、 2つ質問があります。 1神社とお寺の教えなどの違い 2神社とお寺においてあるものの違い よろしくいおねがいします

  • 神社とお寺の初詣の目的に違いは?

    初詣に神社とお寺に同日に行ってきました。 神社とお寺、それぞれどんな意味(違い)があるのですか?(初詣の目的) ちなみに神社とお寺の浮気は罰当たりという突っ込みはなしでお願いします。

  • 寺と神社の違いって…?

    「何はなくとも寺や神社を発見すれば、些末な小銭を投げ入れて祈る」 …とこういった文章を日記に書いていて気づいたのですが、寺と神社の違いを判っていないことに気づきました。今まではなんとなく同じものだと思っていたのですがさすがに違いますよね。 どうか明確な違いを教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。

  • 神社とお寺の役割の違い

    今まで、「神社は神道・お寺は仏教、宗教宗派の違い」という程度の認識しかなかったのですが、それは根本的に違う事に最近気づきました。郷土史資料館の方から、「日本人は神社・お寺を併用してきて、亡くなった人を扱うのがお寺、お願い事をする時には神社、という使い分けをしてきた」というような事を聞きました。 このときはそれ以上詳しいことは聞かなかったのですが、後から考えると、初詣に神社にお願いをしに行くのは正しいけど、初詣でお寺にいくのは実は間違っているのかな?と思うようになりました。 (1)お寺とは基本的に何をするところなのでしょうか?(亡くなった人の供養・墓参りのみ?) (2)神社とは基本的に何をするところなのでしょうか?(願い事≒要求のみ?) (3)神社とお寺の違いは?神社は神様、お寺は仏様と祀ってあるものは違う。鳥居の有無・墓の有無など表面的なことはわかりますが、根本的には何が違うのか? (4)もともとの日本の文化では初詣にお寺に行くことは間違っているのでしょうか?近年になって宗教ボケしているから特に区別無く行くようになった?昔からお寺にでも初詣に行った? (5)キリスト教と比べた場合、役割的にはどういう位置づけになるのか。「仏教(死後極楽にいけるように・亡くなった後の見守り)+神道(願い事)≒キリスト教」という感じ?それとも、仏教・神道のどちらか一方でキリスト教の役割を包括できるのか? よろしくお願いします。

  • 寺と神社

    おおまかな質問ですみません。 お寺と神社にはそれぞれの役目というものが あると思っているのですが、 それは一体どのように定められているのでしょう? 例えば・・神社は祈願する所      お寺は供養する所 など 私の推測ですみません。 わかりやすく教えていただけますか。

  • 神社やお寺をまわるのは良くないことですか?

    神社やお寺をまわるのは良くないことですか? 色々な神社や寺をめぐるのは良くないことなのでしょうか? 一つの寺や神社に絞っていた方がよいのでしょうか?よろしくお願いします。

  • お寺と神社の違いは

    お寺と神社の違いは何でしょうか?

  • 神社とお寺の違いは?

    外国の友人に、神社とお寺の違いは何かと聞かれたのですが、 神道と仏教の違いだという程度しかわからず、うまく説明できませんでした。 神社とお寺、神道と仏教の違いについて、 外国の人にもわかるような回答をいただけると嬉しいです。

  • 神社とお寺の違い

    神社とお寺の違いが、友人などにも教えてもらったのですがいまいちよく分かりません… 教えてもらい、今私が思っている違いを以下にまとめます。 私が勘違いしている点のご指摘をお願いします。 神社 ・神道(日本独自のもの) ・神様がいる(実在はしない(目には見えない?)もの。例外もあり) →神様にご利益をいただける様にお願いする →命がある間のために手を合わせる場所 ・教義がない お寺 ・仏教(外から入ってきたもの) ・仏様などがいる(実在する人) →手を合わせることで極楽へいけるように徳を積む →命がなくなってからのために手を合わせる場所 ・宗派、教義がある よろしくお願いします…!

専門家に質問してみよう