ヒートアイランドと環八雲や都心のゲリラ豪雨について

このQ&Aのポイント
  • ヒートアイランドと環八雲や都心のゲリラ豪雨について調査しました。
  • 排熱によって上昇気流が起こり、積乱雲ができてゲリラ豪雨の原因になる可能性があると言われています。
  • しかし、環八雲や都心のゲリラ豪雨に関しては物理的なリアリティがあるのか疑問があります。
回答を見る
  • ベストアンサー

ヒートアイランドと環八雲や都心のゲリラ豪雨について

自動車やエアコンなどの排熱のせいで上昇気流が起こって積乱雲ができ、ゲリラ豪雨の原因になっているとあちこちで書かれています。この話は物理的にリアリティがあるのでしょうか? ・積乱雲って数千mの高さがあります。そんなに発達する前に上空の強い風でどこかに流されてしまい、環八はおろか東京上空に残るなんておかしくないですか? ・東京の超高層ビル群に風がぶつかって上昇することで雲になると言いますが、都庁だってせいぜい240mくらいです。地表の空気がその程度上昇したくらいで飽和して雲ができて雨が降るほど気温が下がるとも思えません。 ・地表の空気が300m上昇するくらいで雨が降るというのなら、雨を降らせるなんて簡単な気もします。150mくらいの鉄塔作って、そこから凧揚げのように長い管を気球か何かで浮かして送風するとか、近くの山を利用して300m以上に空気を送ればいいわけで、特に今の蒸し暑い季節の空気を上空に送れば雨なんて簡単に降りそうです。香川県のようにため池が多い地域なんて重宝するのではないかと思います。そうでなくてもダムのある地方でそれをすれば夏場の渇水なんて怖くありません。 なんとなく雨というのは2000mかそれ以上の上空にできた雲から降るイメージがあるので超高層ビル群より少し上に上昇した空気で環八雲からゲリラ豪雨という話にリアリティを感じません。この辺りご解説頂ければありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6204/18506)
回答No.1

どうして起きるのか  地面が熱くなり その地面に温められた大気が上昇気流になる 空気が少なくなるので周囲から集まってくる・・・それが風 上昇気流のできているところが低気圧。局地的な大気の移動による天候に与える影響です。 偏西風など 地球の自転によって発生する地球全体の大きな動きとは別の物です。偏西風は高度12km圏界面付近を流れる気流。 雨雲は 500~2000m付近にできる。 積乱雲は発達を続けると 圏界面に達することもあります。するとそれ以上上昇できなくなるので横にひろがりま。その形から金床雲と呼ばれます。そこまで発達すれば質問に書かれたように 風に流されます。 積乱雲の中では 激しい上昇気流があり 湿った空気は上空で冷やされて氷の粒になります。そうして重くなると下に落ちてきます。下に落ちると再び上昇気流に巻き込まれていきます。それを繰り返して大きく成長すると 重力のほうが勝って地面まで落ちてきます。それが雨。 平成になって大きな被害を出している集中豪雨は バックビルディング現象と呼ばれる 一列に並ぶ積乱雲によるものです。 ひとつ積乱雲ができて 風に流されていくとすぐ次の積乱雲ができて それが流されて・・・・と次々と生まれる積乱雲が雨を降らせていくことにより 同じ場所に大量の雨が降る。昨年の広島豪雨もこれでした。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。500mですか。言われてみればスカイツリーの途中で雲ができてますね。雨を降らすものかどうかは知りませんが。 でも500mくらいで雲ができてそれが風に流されないとすれば、夏は地表付近の暑い湿った空気を上空に吹き上げて雲を作って日傘代わりにして大都市の地表付近の温度を抑制するのは意外に簡単なように思います。東京オリンピックに応用できそう。もっとも太陽光発電する人から苦情出ますが。

その他の回答 (2)

回答No.3

「自動車やエアコンなどの排熱のせいで上昇気流が起こって積乱雲ができ」 ヒートアイランド現象は人工的な排熱だけが原因ではありません。 ゲリラ豪雨の原因はヒートアイランド現象だけとは限りません。 つまり、どこかで聞き間違えられていませんでしょうか。 「そんなに発達する前に上空の強い風でどこかに流されてしまい」 押し流す強い風がないから積乱雲は発達します。 「環八はおろか東京上空に残るなんておかしくないですか?」 単に道路上の上昇気流だけで生じているのではなく東京上空に吹き込む風との相互作用で起きています。 参考 環八雲 - 豆知識 tenki.wet.co.jp/knowledge/bean_38.htm 抜粋 (1)天気の良い日の東京都心は、ヒートアイランド現象によって、周りの地域よりも温度が高くなる。 (2)このため、午後になると、東京湾から都心に向かって西風が入るようになると共に、相模湾からも風が入り、都心の暖かい空気が環状八号線沿いに吹き寄せられ上昇気流となる。 (3)また、吹き寄せられた都心の空気には、汚染物質が含まれ、加えて環状八号線沿いは、自動車の排気ガスによって、雲の核となる浮遊粒子状物質も多いため、上昇気流によって雲ができる。 気象条件次第では地上300m付近で雲が雨となりますが「150mくらいの鉄塔作って、そこから凧揚げのように長い管を気球か何かで浮かして送風するとか、近くの山を利用して300m以上に空気を送ればいいわけで」などという簡単な方法では雨は降りません。 「なんとなく雨というのは2000mかそれ以上の上空にできた雲から降るイメージがあるので超高層ビル群より少し上に上昇した空気で環八雲からゲリラ豪雨という話にリアリティを感じません。」 地表付近に発生する霧に関してはどのようなイメージをお持ちでしょうか。 霧も雲も雨も空気中の水蒸気が水滴になったものであることに変わりがありません。 水滴が細かいものや人の周辺に発生しているものを霧と呼び、水滴が比較的大きいものや上空にあるものを雲と呼んでいるだけです。 山腹にいる人は霧と呼び山腹を見上げている人が雲と呼びます。

subarist00
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。そもそも雲にも雨を降らせるものとそうでないものがあることも知っていまし、水蒸気が飽和すれば結露して必ず雨になるわけでもない事も知っています。 ただ環八雲が環八の交通量のせいだとか誠しやかにいう人もいて、それはおかしいんじゃないかと思っただけです。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10467/32914)
回答No.2

質問者さんがひとつ軽視していることがありまして、それは湿度です。雨が降るには湿度が必要です。どんなに気温が上がっても、オーストラリアの砂漠のように湿度が含まれていないと雨になりません。 夏は当然ながら南風になり、東京に吹いてくる風は東京湾や太平洋の水蒸気を伴っています。海風ですからね。 それが東京のビルやアスファルトの照り返しとエアコンの熱などでものすごい勢いで温められて都内のうちにどんどん上昇気流になるわけです。東京湾を通って湿度のある空気が都内でものすごい勢いで温められて上昇気流になる、更にそこに東京湾の湿度のある空気が補充される、で上空には湿度がある空気が圧縮されていくわけですね。それであっという間に雨雲が発達してそんなに奥地にいかなうちに雨になるのです。 しかしここ数年、東京のゲリラ豪雨は減少する傾向にあります。屋上緑化などの対策による効果が現れているのではないかなと思います。意外にね、ちょっとしたことでも結構な効果があるんです。大橋ジャンクションの屋上が公園みたいになっていますが、あんな程度でも体感して分かるくらい温度差を感じますからね。公園にいると少し涼しいなって。 香川県はですね、地形の影響が大きいんですよ。南の徳島県との間に讃岐山脈がありますでしょ。南風はぜんぶ讃岐山脈に当たって徳島県側で雨になってしまうんです。ほぼ三方は海に囲まれているのですが、東西が開けているから西風がそのまま流れてしまって雨にならないのです。むしろ南風が讃岐山脈でフェーン現象になってしまって空気が乾燥してしまうのです。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。巨視的に理解するのは本当に面白いものです。今日のテレビで東京の都市の熱が海風で熊谷に流されるので熊谷が暑いのだと言っていました。熊谷や宇都宮で上昇気流が起きてゲリラ豪雨になりやすいのもうなづけます。 香川県きついですね。夏場は渇水になりやすそうだし、フェーン現象のせいで暑そうです。

関連するQ&A

  • 水遣り後、ゲリラ豪雨に降られました・・・。

    昼過ぎから雲ってきて、このまま晴れそうにないし雨が降ってもベランダだから関係ないと思って少し早めの水遣りをしました。そしたら、雷が鳴ってゲリラ豪雨が降ってきました。ベランダの奥まで降り込んできて全部びしょ濡れです。ここまですごい雨が降るとは想像していませんでした。さっき水遣りしたプランターもさらに水がたっぷりになってしまいました。問題は明日の朝の水遣りは様子をみて湿っていれば水遣りはしない方がいいでしょうか?

  • スコールとゲリラ豪雨についてちょっとだけ調べていま

    スコールとゲリラ豪雨についてちょっとだけ調べていましたが、 まりを指す。「毎秒8m以上の風速増加を伴い、最大風速が11m/秒以上で、1分以上継続する」というような定義らしいねです。 インドで降る突発敵な雨って、あんまり風が強かったイメージがありません。 これはスコールではなくて、ただの雨だったのでしょうか? (質問にゲリラ豪雨は関係ありません) ついでにWHOって、保健なのか気象なのか紛らわしいですね

  • 豪雨は、夜?昼?どちらの方がより発生しやすいですか

    先月、広島で豪雨による災害が発生しました。下記は、そのころの新聞記事です。 「前線が停滞するのは、偏西風が例年より南下し、北の寒気が、日本付近へ流入し続けているためだ。こうした時は、上空を雲が覆う状態が続き、夜に強い雨が降りやすい。夜は上空と地表付近の気温差が大きくなって、大気の状況が不安定となり、積乱雲が発達るからだ。 上空の雲は昼間に日射で熱をため込み、夜には放射して冷える。一方、雲には地表から来る熱を反射する働きがあり、地表付近の気温は夜になっても下がりにくい。」 質問1は、豪雨は、どちらの時間帯の方が、より発生しやすいものですか、夜間ですか?昼間ですか? 質問2は、引用した上記の新聞記事は、妥当ですか?  説明文によれば、上空と地表付近の気温差が大きくなると、強い雨(豪雨)が降る、ということですね。そして、雲があると、地表付近の気温は夜になっても下がりにくい。そのため、気温差が大きくなる、ということですね。  ところで、気温は夜になっても下がりにくい、ということは、昼の方が気温が高い、ということですよね。したがって、夜よりも、温度差の大きい昼の方が、豪雨になりやすい、と思いますが、どうでしょうか。(温度差だけでなく、他の原因の説明が抜けているような気がしますが)

  • 上空の空気が乾燥したら積乱雲は発達しにくいですよね?

    上空の空気が乾燥したら積乱雲は発達しにくいですよね? 積乱雲が盛り上がっても、 周りの乾燥した空気を取り込んで、雲粒が蒸発しますからね。 上空に乾燥空気が入って来て、 それで積乱雲が発達するなんてことは無いですよね? いや、この前の梅雨末期の大雨でのインターネットの記事で 積乱雲の発達は乾燥空気のせいだとか何とか書いてあるのを 見かけたような気がしてるのですが・・・気のせいですかね。。

  • 上空の冷たい空気を引っ張ってきて冷房するアイデア

    スカイツリーなんか600mもあるんですが、てっぺんからダクトで上空の空気を引っ張て来て、これを地表付近にバラまけば周りは結構涼しくなりませんか? あと西新宿なんか50階建ての200mを超えるビル群が結構ありますが、同じようにやれば西新宿周辺が涼しくなりませんか? このアイデアは宇宙エレベータが実現するまでお預けでしょうか?

  • 関東地方で北東気流が吹くと、雲が多くなるのは何故ですか?

    北東気流って、親潮の上を吹いてくる冷たくて湿った空気ですよね。 冷たい空気ってことは重い空気。 雲が出来るということは上昇気流が必要なわけですけど、 重い空気なわけですから、(山にぶつかってというのならともかく) 関東平野の上空では、上昇しようがないですよね。 であるなら、いくら北東気流が湿ってようが 関東平野上空で雲が出来ることはないはず。 でも、実際雲が広がっています。それはなぜですか?

  • 高気圧と低気圧について

    高気圧と低気圧についてですが 1)低気圧は地表付近の温度が暖かく、気流は上昇するので地表付近の空気は周囲に比べ薄くなる。 2)高気圧は上空の冷たい空気が下降するので地表付近の空気は周囲に比べ濃くなる。 これでも間違いではないでしょうか?

  • 飛行機(旅客機)の飛行について詳しい方

    よく飛行機(国内便)に乗るのでいくつか質問させてください。 質問1 以前、夕方に飛行機に乗りましたが、ルートに積乱雲が多く発生していました。 飛行機は積乱雲を避けるように飛行していたように見えます。 これは積乱雲の中だと雷の影響や揺れの影響があって避けているのでしょうか? それともたまたまルート上が積乱雲の間だったのでしょうか? 飛行機って雲を避けて飛行するとルートがずれると思うんですが、そうすると他の飛行機とニアミスになったりすると思うのですがどのように対応しているのでしょうか? また、どのくらいなら雲を避けて通るのでしょうか?あまり大きな雲を避けると飛行時間も変わるしルートも変わってしまうと思います。 質問2 今度は夜に飛行機に乗りましたが、嵐の中を飛行したみたいで激しい揺れが続いていました。 本当にフライト映画にあるようなとんでもない揺れでした。 これは夜なので積乱雲などが見えないために雲の中を突き抜けていくしかなかったのでしょうか? そうだとするとなるべく揺れが少ない便に乗りたかったら夕方以前の便が良いのでしょうか? 質問3 飛行機が上昇していくと高度10000mより上空を飛行しますが、その辺りでも、ある高度で雲の層が広がっている場所があります。 いつもその雲の層を突き抜けてなるべく雲の上を飛行している気がします。 飛行機が飛行する高度というのはそのときの雲の高さを考慮して高度を調節しているのでしょうか? どうぞ宜しくお願いします。

  • 日本海側の山雪型について

    天気関係の本を見ていたら、日本海側の雪に関して、山雪型、里雪型があり、「山雪の場合には、日本海上上空に安定した大気層があり、積雲が発達できずに上陸し、脊梁山脈で上昇して積乱雲に成長して雪になる。一方、里雪の場合には、日本海上空が不安定で積乱雲が発達して上陸するので沿岸部で大雪になる。」とありました。この「日本海上上空に安定した大気層があり」がわかりません。この「安定した大気層」とは何のことでしょうか。

  • 夜になって雨が降るメカニズムは

    日中晴れて気温があがり、上昇気流が生じ、雲と変じ、雨が降る、 あるいは、上昇気流と上空に流れ込んできた寒気とがぶつかり 雲が生じ、雨が降るのだと思うのですが、 気温が下がりきった夜に急に雨が降り出すのは どういったメカニズムによるのでしょうか? 大気が不安定になっているときに起きる現象でしょうか。 よろしくお願いします。