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高気圧と低気圧について
高気圧と低気圧についてですが 1)低気圧は地表付近の温度が暖かく、気流は上昇するので地表付近の空気は周囲に比べ薄くなる。 2)高気圧は上空の冷たい空気が下降するので地表付近の空気は周囲に比べ濃くなる。 これでも間違いではないでしょうか?
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間違いではないと思います。(いつも正しいわけではありませんが) ただし、空気が周囲に比べ薄い、周囲に比べ濃いという言い方が、分かり易いのか、普通に使われる言い方なのか、はわかりません。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1052401810 密閉性が高いビル内で、外のドアを開けると、勢いよく外の空気が入り込んだり、ビル内の空気が出て行くようなことがありますが(冷房/暖房している場合など)、空気が濃いとか薄いとは言わないような気がします。 高山に登った場合に、空気が薄いとか表現しますが、呼吸しても酸素の摂取が困難という面が強く、気圧そのもの、単位容積にある空気の量のことではないような気もします。 高気圧を説明するのに、「上空の空気が下降して広い範囲で地表付近の気圧が、周囲の気圧に比べて高い状態を高気圧という」という言い方でも、良いような気がします。 上空の空気が下降する原因は、上空の冷たい空気の密度が高いためとは限りません。次のような場合にも上空の空気が流れ込みます。 1) 地表付近の空気が冷えて収縮したために、上空の空気層に凹みができて、そこに周囲から空気が流れ込んでくる。 結果として、冷えた地表付近の上空には多量の空気が積み重なっていて、高気圧になる。 2) 上空の空気の流れが地球の自転による力などで蛇行して渦巻くような流れになり、その上空の空気の流れが空気を集中するように働く。 結果として、そうした上空の空気の渦のにある広い範囲で地表付近の気圧が周囲より高くなる。 その他にも、ある広い範囲で地表付近の気圧が周囲より高くなる原因はあります。 低気圧に関しても同様です。 地表付近の温度が暖かく上昇気流が出来る場合もありますし、その他の原因で、ある広い範囲で地表付近の気圧が周囲より低くなる場合もあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8E%E6%B0%97%E5%9C%A7
お礼
回答ありがとうございます。 気圧の現象や表現でしっくりしていませんでした。 質問の前に色々と調べてはみたのですが、やっぱりしっくりしませんでした。 ひとつにこだわっていたからだったのですね。 すっきりしました。ありがとうございました。