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タングステン溶接電極接合方法|導電性グリスの効果とは?
- 私は工場内で使用される電極の改善業務を行っています。現在、タングステン電極の接合方法変更による経費低減活動を推進しています。
- 現状、銀ロー付けにて銅母材と結合していますが、はめあい接合の可能性を探っています。しかし、伝導率の低下が懸念されています。そこで、「導電性グリス」という補完ツールを探しています。
- 電極温度は溶接部で1400℃程まで上昇し、電流値は3kA程です。接合部分はテーパとし、加圧にも耐えられる仕様ですが、導電性グリスの耐熱性には課題があります。
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タングステン電極と、銅母材とを、銀ローで接合しているが、 銀ロー接合を止めて、導電性グリスを使う方法に変更できるか否かのお問い 合わせですね。 条件次第では、可能性があるかもしれませんが、無条件に変更できるとは 言い難いと思います。 そこで、現状の使用条件をお尋ねします。 1) 接合部の温度はどれ程ですか? 2) 整合部に流れる電流及び接合部の面積はどれ程ですか? (要するに、電流密度を知りたいということです。) 3) ロー付けを止めた場合、銅母材とタングステン電極を機械的に固定する 手段は準備されていますか?その固定強度は、使用にあたり十分だと実績 があるでしょうか? 工程の条件なので、公開掲示板には書き込みにくいかもしれませんが、可能 であれば追記下さるようにお願いします。 >はめあい接合の可能性 タングステンの熱膨張率が4.5ppm/℃なのに対して、 銅の熱膨張率が16.5ppm/℃程度の値です。 熱膨張率の差が意味することは、常温で十分な「締まりばめ」にしても 温度が上がると「すきまばめ」になる可能性があることです。 動作温度において、十分な面圧が確保できる「締まりばめ」状態を達成 できれば、導電性グリスを使うことなく課題を解決できるかもしれません。
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(2)再出 >静電防止シールに最適? >電流値にすればマイクロアンペアクラス? そんな導電性グリスが使えないのは自明。 ブツが違います・・・・ (2)の資料では 接触抵抗値0.05mΩ(接触面積等、詳細不明) 用途も自動車のオルタ、バッテリ等、数百Aは流れる箇所です。 しかしバッテリ端子では確認済みながら、カタログにも何Aまでという表記が無いから自信持っては奨められません。
多くの人は本件の最大の問題を問題と認識していないようだ それは、導電性グリスに何アンペア流したいのか? 因みに、普通に市販されてる導電グリスに流せる電流は? http://www.silicone.jp/j/products/type/grease/index.shtml 導電用 KS-660 静電防止シールに最適 電流値は記載されていないが、推定では数マイクロ~数ミリアンペア程度 http://www.kanto-kasei.co.jp/products/floil/other2.shtml 静電気防止 やはり電流値の記載はない http://www.loyal-grease.jp/catalog/sumitec571.pdf 「マイクロカーボンの配合により、10^7~8Ω・cm台の体積低効率を示します。」 見慣れた単位に直せば10メガΩ~100メガΩですね よーするに電流値にすればマイクロアンペアクラス http://www.sumico.co.jp/pro_ind/pro_g_sumitecf_j.html スミテックF970 体積抵抗率(2.4×10^4) かなり低いがそれでも24キロΩ つまりミリアンペアクラス オーディオ信号程度なら流せるがせいぜいそのレベル 溶接電流のような大電流を流せる導電性グリスは見つかりません
富士設計 大曲です 導電性グリス 接点復活材はかつてテレビのチューナの修理などでよく使いました、 これは絶縁体のグリスに導電性の有機化合物を混ぜた物らしいです。 金属粒子を混ぜた物もあります。 導電性ゴム、感圧ゴムも同様なようです。 接点復活材は通常は絶縁体、接点に挟まると導電体になります。 どれも導電率は低く、条件によって変化します。 タングステン電極=高温になるのですか? 多分高温はむりでしよう。
>はめあい接合の可能性を探っておりますが、懸念点として伝導率の低下があり、、、 圧入にすれば懸念する必要はないのでは? 「導電性グリス」は香具師グッズではないと思うが、データーがメーカー以外から出てない。 導電性グリス http://blog.siliconhouse.jp/archives/50732351.html ナノテクノロジーを採用した電気接点導通剤 http://www.links.co.jp/items/icharge-nano.pdf 導通性データ http://www.links.co.jp/html/promotion/icnanotest3.pdf http://www.drilube.co.jp/common/pdf/nano_u.pdf 実は車用品店で買いました。バッテリの導通を改良するとあるが、効用の程は? バッテリー再交換の際は持ってるのを忘れてました。 他の燃費向上香具師グッズに対しては『そんな効能あるならとっくに自動車メーカーが使うはず!』なのですが・・・ 有機化合物、金属粉子ではなく?クラスターダイヤ?というものを配合。 それは超微粒子のダイヤにDLCとグラファイトをコーとした3層構造で、グラファイトは良導体で、これが微細な隙間を埋めるから伝導性が増す(ダイヤ自体は電気絶縁体で熱には良導体) というのが口上書。
お礼
ご指導ありがとうございます。