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リーマ加工公差ズレの修正
- ブロックの加工方法によってリーマ加工公差ズレが生じることがあります。
- 公差ズレの要因として、センタードリルやドリルのバイアス、リーマの刃先状態が考えられます。
- 公差ズレを改善するためには、適切な工具選定や加工条件の見直しが必要です。
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マシンリーマのような類い(一般に止まり用)であれば口元が大きくなる事はよくありますね。その場合はやはり規正は必要でしょう。 貫通用ブローチのような先端テーパーがある物は大きくなりにくいと思います。 センター→ドリル→ブローチリーマ(貫通用)で大きくなる事はまず無いと思います。(ホルダー等の問題は別として) なぜなら下穴に沿っていく(穴の中心に集束しようとする)ので振れないからです。そのかわり規正しないと位置精度は怪しくなります。下穴精度に依存するので。 海外が大雑把なのは分かる気がします。 逆に海外から見れば日本人は細かすぎる!のでしょうね。故に良い仕事をしているんですよ日本人は、きっと・・・。 もしかしたらリーマ通す事自体理解不能かもですね(笑 車やバイクのエンジン等でも海外の者は大雑把でノックピンとか入っていなかった時期もあるとか聞いたこと有りますよ。
食いつきが悪くて入り口が安定して切れない場合は ?リーマの取り付けの振れ、?ツール本体の振れ?主軸のテーマ穴の傷汚れによる取り付け精度による振れ?最悪はスピンドルの回転精度の異常 ?の振れはコレットを締め付け過ぎるとふれが大きくなりますので締め付けに注意して下さい またコレットの摩耗も大きな要因に成ります コレットにはAAサイズという高級品がありますのでそれを使うと改善される場合があります 下穴では ?センター面取り不足?リーマを入れる前の下穴からいる口が大きい ?仕上げ代が多い 等が考えたれます 加工状態では ?切り粉が軸側に抜ける正ねじれリーマを使っている ?油剤に潤滑が足りない ?下穴の切り粉が残っている ?クランプが弱い 条件では?送りが早すぎる こんな所でしょうか ちなみに フローティングリーマは横向け加工には適さないです 今回は立て向きと思いますけど 柔らかい材料にも向かないです 気になるのが中国での生産ということで 日本から持ち込みですか? 中国やマレーシア、韓国製は精度が出しにくいと思います 再研磨も日本で行った方が良いです リーマの研削はかなり難しいですから
お金があれば、フローティングチャックを使用すると一番手っ取り早いです。NTツール、黒田等が出しています。管理や教育も簡単に済むかなーと思いますがいかがでしょう。値段は確か10万円~だったと思います。まぁ、下穴がまっすぐ空いている事が条件っていうのは前回答者の皆様の言う通りなので、ドリルの後、エンドミルで突付いておいたほうが良いです。
皆さんがご回答されている技術的以外の面で書き込み致します。 今、使用されている刃物は中国製でしょうか?日本製でしょうか? 私も中国にて仕事をしていますが、中国製のドリルやリ-マの場合は加工寸法が安定しないことがよくあります。 ストレートシャンクのドリルは日本と同じように10本入りの袋売りが多いですが、穴が大きくなったり、曲がって加工されたりで、10本中まともに加工できるのは1,2本という事がよくあります。 リーマも同様で外径はマイクロで確認してH穴加工できる寸法になっていますが、大きくなることが多いです。 ドリル、リーマ共に振れはしっかり確認していますが、原因はよく分かりません。 こちらで買う刃物は安いとはいってもこのような結果では結局、日本より高い買い物をしている気になってしまいます。 日本製を使われているのであれば、他の方のご回答されているようなことに注意されればいいと思いますが、中国製を使われているのであればアドバイスにはなっていませんが私の経験をご参考頂ければと思います。
お礼
ナカヨシさん。 こちらで使用している刃物は、私が日本より持ち込んだものです。 しかし他のNCでは当然中国製を使用しているようです。 仮に日本製の刃物でうまくいったとしても注意が必要ということですね? ちょっと他のNCも調査してみようかなと考えております。 この情報を知らないままだったら又中国に行くハメになっていたかもしれませんね。 アドバイスありがとう御座いました。
Gallyさんの見解の他、軸クランプも確認した方が良いですよ。 ドリルで深穴加工をする場合には、Gallyさんの指摘通り穴の直芯度が問題になりますので、ステップ加工を採用したり、ドリル剛性を考慮して工程数を増やす事も必要になる場合も有ります。 低回転高送りの場合、曲がりが生じやすいはずです。 エンドミルによる曲がり補正は難しいのではないかと思います。又ボーリングも穴径が小さいのでこれも難しいのではと思いますので、もし、曲がりが出るようであれば、ドリル下穴加工を2ステップにして加工したほうが良いも知れません。
Gallyさんの見解の他、軸クランプも確認した方が良いですよ。 ドリルで深穴加工をする場合には、Gallyさんの指摘通り穴の直芯度が問題になりますので、ステップ加工を採用したり、ドリル剛性を考慮して工程数を増やす事も必要になる場合も有ります。 低回転高送りの場合、曲がりが生じやすいはずです。 エンドミルによる曲がり補正は難しいのではないかと思います。又ボーリングも穴径が小さいのでこれも難しいのではと思いますので、もし、曲がりが出るようであれば、ドリル下穴加工を2ステップにして加工したほうが良いも知れません。
お礼
terubo7さん。 追加説明ありがとうございます。 こちらの技術レベルは皆様が思うより結構大雑把です。 根気強く指導していこうかなと思ってます。 ありがとう御座いました。
> 長さ45mmのブロックにφ10H7貫通穴を2ヶ加工していますが、穴の入口と出 > 口で仕上がり径が異なり、入口の方が公差はずれ(大きい)となってしまいます。 通常リーマの振れが有るとこのような現象が起きます。 ふれているので入り口で加工径が大きくなり加工が進むにつれ振れが自動的に収まってきて出口では本来の寸法になります。 ふれているのが原因ですからホルダーにリーマを付け振れを確認してください。 柔らかい素材(アルミなど)ほどそうなる傾向が強いので特に注意が必要です。 1/100mm以内が目標です、ふれる原因にはシャンク部分のキズなどがありますので あれば丁寧に除去し再度確認してください、どうしても振れが直らない場合はMTシャンク 等の場合ですが薄い紙を片方に入れて使う場合もあります。 主軸のテーパとホルダーのターパが悪い場合もありますので機上での確認もなされた方が 良いと思います。 > 現在の加工方法は、(1)センタードリル(2)φ9.8ドリル(3)φ10リーマの順に行って > おります。 穴の真直度には問題有りませんか?あれば下穴のイガミの修正のためにエンドミルとか ボーリングをリーマ前に入れる必要があります。 ×:主軸のテーパとホルダーの タ ーパが ○:主軸のテーパとホルダーのテーパが
お礼
Gallyさん。 丁寧な解説ありがとうございます。 現在中国の恵州で指導しているのですが、ふれの校正がうまくいってないです。彼らからすると「どうしてそこまでするの?」って思ってるみたいです。 海外での生産も良し悪しだなと思ってしまってます。 とにかく解説ありがとう御座いました。
お礼
takeshi!さん。 回答ありがとうございます。 NC自体も中国国内で調達したもののようで、もしかしたらチャックも見直さなければならないかもしれません。 結局日本国内で加工するのが一番お得なのかもしれませんね。 ありがとう御座いました。