製缶加工品の平行度について
- 製缶加工品の平行度に追加される幾何公差とは一般的な指示なのか疑問がある。
- 製缶加工品の平行度の指示は製作や寸法測定の容易さにどのような影響を与えるのか気になる。
- 機械加工品で平行度0.3などの指示しか見つからないため、製缶加工品の平行度指示の一般的な基準が知りたい。
- ベストアンサー
製缶加工品の平行度について
お世話になります。 今、外径φ4100mm・長さ4000mm板厚9mmの円筒両端に 高さ75・厚み16mmのフランジが付いた部品を設計しています。 現在長さ寸法4000±2mmの公差が付いているのですが、 ここに幾何公差として両端フランジ間の平行度2mmを 追加するようにとの指示を受けました。 そこで平行度について調べてみたのですが、参考書等を見ても 機械加工品で平行度0.3とかそのような場合の記述しか見当たりませんでした。 今回のような製缶加工品での平行度の指示というのは 一般的に行われているものでしょうか? 現在の長さ寸法の公差のみの場合と比べて、製作や寸法測定の容易さ等 大きく変わるものでしょうか? 以上の点アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いします。
- 溶接・組立技術
- 回答数3
- ありがとう数0
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
> 今回のような製缶加工品での平行度の指示というのは > 一般的に行われているものでしょうか? 過剰品質にならず、性能、機能上必要でしたら入れるべきです。 その判断は設計者がすれば良いと思いますが 実際に製作できるかは、製作現場との調整が必要かと思います。
その他の回答 (2)
加工やなので参考程度に聞いてください。 そのような大きめの溶接構造物を日常で加工しておりますが、 削り代の変化を見ている限り(取りしろ指定は5mmであるが±4mmは 変化する)を見ている限り4000±2mmは機械加工無しでは難しいと思います、 勿論そのような溶接をやれるところも有るとは思いますが後で公差ハズレ の可能性があるのではないでしょうか?
すごい大きなワークを設計されているのですね。 「今回のような製缶加工品での平行度の指示というのは 一般的に行われているものでしょうか?」 まず、質問者様も十分理解されていることと思いますが 設計図は必要なことを指示・記入するものですよね。 例え今まで製缶品に寸法公差や幾何公差をいれてなくても 両端フランジの平行度が2mm必要となれば、 今までは通常幾何公差が大きくても0.1mm単位でしか指示してなくとも 図面に平行度2mmを入れるのが図面ではないでしょうか。 (幾何公差で指示するのか別途注記で指示のかは別に考えて) 「現在の長さ寸法の公差のみの場合と比べて、製作や寸法測定の容易さ等 大きく変わるものでしょうか?」 長さ寸法公差で指示する場合と幾何公差で指示する場合で、 製作の難易度や寸法測定の難易度に違いはある? との質問と思いますが、寸法許容値を長さ寸法で図面指示しようと 幾何公差で指示しようと、結果同じ寸法許容値を要求しているので あれば、図面上の表現方法の違いのみで、この表現方法の違いにより 製作や寸法測定の難易度がかわるものではないと思います。 製作や寸法測定の難易度は、ワーク寸法・形状・材質・加工方法、 加工する機械との兼ね合いで決まるものと思います。
関連するQ&A
- 製缶品の芯合わせ
・内径φ1500mm・板厚9mmの円筒両端に75高さ 厚み25mmの フランジを設定します。 ・フランジは左右(両端)にあります。 ・フランジ内径φ1500mm、円筒内径と同じです。 ・円筒とフランジ接合は印籠加工します。 フランジ側に円筒が差し込めるよう段を削り 込みます。 ・円筒とフランジ接合は溶接です。 ・円筒から直角に接するフランジ部は隅肉溶接、 印籠部の円筒とフランジ部は開先溶接します。 ・フランジおよび円筒内径を機械加工します。 ここを「機械加工面」と呼びます。 (溶接部分も含めて削る) ・溶接後のフランジの外面寸法は約1700mm です。 ・上記の機械加工はフランジと円筒を溶接した 後に行います。 ・材質はSUS304です。 ・<質問> …両端フランジの機械加工は大きな 旋盤(?)で行うのですが 左右フランジ「機械加工面」の 「芯」を合わす加工は可能でしょうか? またその方法を教えて下さい。 宜しくお願い致します。
- ベストアンサー
- その他(開発・設計)
- 寸法公差と円筒度
初歩的な質問で恐縮です。 円筒形状の部品の製作図において、 外径寸法に0~+0.03の寸法公差を入れ、 かつ同じ箇所に 真円度:0.03 円筒度:0.05 の幾何公差指示を入れたところ、 上長から、 寸法公差と円筒度の指示が矛盾している、との指摘がありました。 寸法公差幅よりも円筒度の値が大きいと 矛盾しているのでしょうか? ご存知の方、ご教示願います。
- ベストアンサー
- その他(開発・設計)
- リング形状の加工におけるひずみについて教えて下さい
加工について初心者です。 外径φ400、内径φ350、板厚20mmのリングを旋削加工します。 材料はSS400、又はS45C~S55C辺りの一般鋼材です。 黒皮から削り出し。 普通寸法公差(精級)、普通幾何公差(精級)、▽で仕上がるように加工した場合、ひずみで公差範囲から外れてしまう事は考えられますか? 又、SC材のパイプから加工した場合はどうでしょうか? 御教授願います。
- 締切済み
- 旋盤
- 円筒度と同軸度
軸受の設計をしています。 一つ疑問に思ったことがあるので、どなたかお教えください。 軸受の内径にて円筒度を指定しています。 更に軸受の外径を内径に対しての同軸度で指定しています。 外径には寸法公差も指定しています。 質問というのは、 外径は同軸度を指定され、寸法公差も指定されている時点で、円筒度は保障されるものなのでしょうか?つまり、外径の軸線の公差が定まり、その軸を中心とした径の公差が定まっているので、必然的にその公差内の円筒度は出るのでしょうか?ということです。
- 締切済み
- その他(開発・設計)
- 円筒度の普通交差について
機械製図の勉強をはじめて1ヶ月未満のため、初歩的な質問です。 課題でφ10k6の軸をすきまばめするための、軸受側の穴のある部品の製図をしています。 手で抜き差しすることを想定し、穴をφ10E7で設定したところ、なぜその交差を選択したのか、もっと緩くても問題ないのではないかとの指摘があり、つぎは幾何交差の普通交差をふまえてなぜ、穴の交差をE7としたのかを考えなさいと講師に言われました。 そこで、幾何交差の普通交差について調べたところ、 JIS B 0419:1991「普通公差―第2部:個々に公差の指示がない形体に対する幾何公差」に円筒度には普通交差は規定しないと記載があり、備考として、円筒度は、三つの構成要素、すなわち、真円度、真直度及び相対向する母線の平行度からなる。これらの構成要素のそれぞれは、個々に指示した公差又はその普通公差によって規制される。また、機能的理由から、円筒度が真円度、真直度及び平行度の普通公差の複合効果よりも小さくなければならない場合には、ISO 1101 によって、個々に円筒度公差を対象とする形体に指示するのがよい。真円度、真直度及び平行度の普通公差の複合効果は、寸法公差によるある制限があるので、幾何学的理由のため三つの公差の合計よりも小さい。しかし、包絡の条件 E 又は個々の円筒度公差のいずれを指示するかを決めるために、簡単化のために三つの公差の合計を考慮に入れることができる。 と書かれており、その意味を理解できませんでした。 このJISに書かれている内容を分かりやすく説明していただけないでしょうか。 また、今回のケースですと幾何交差の普通交差を考えるのではなく、円筒度を指定したほうがよいのでしょうか。 さらに調べていたところ、包絡の条件や最大実体交差方式というものにも辿り着き、これらについても違いを踏まえて分かりやすく教えていただけると幸いです。 非常に拙い文章で申し訳ないですが、ご回答よろしくお願いいたします。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 開発・設計)」についての質問です。
- ベストアンサー
- 開発
- 平面度と平行度について
排気管の設計をしていまして、製品はパイプ両端にフランジが設置してあります。 参考図では、基準となるフランジ?に平面度0.3、片方のフランジ?に平面度0.3、平行度0.3が規定されています。 フランジ?の平行度を計測する場合、定盤にフランジ?の面を固定し、フランジ?を計測する事になると思います。 この場合、フランジ?の平面度は平行度の計測で代用出来るように思えます。 たぶん自分の解釈が違っているんでしょうが、どう考えたら良いのでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(開発・設計)
- 平行度について
前質問の追加のようなものです。 この板の平行度を裏面をデータムAとした時、平行度0.4というと下記のような 内容も0.4ということなのでしょうか? ------------------------------------------------------------------------ 300x300xt12の板があったとします。 この上面4点を左下からA、左上をB、右上をC、右下をDとし、 この板を常盤の上に置きます。 この4点の高さ(常盤~板上面)を測定したところ、A点は12.0 B点は12.4、C点は12.0、D点は12.4でした。 幾何公差上、この平行度は板裏面をデータムAとした時、板厚方向の 平行度は0.4となるわけですが、右側と左側で捩れているということに なりますよね? 実際にこのような板物が出来上がったりしますか? 前質問で「ベース板姿勢公差について」をお聴きしましたが、 設計する際に、こういうことも想定されているのでしょうか?
- ベストアンサー
- 機械設計