- ベストアンサー
英文法の名詞文と形容詞文についての質問
- 英文法において、「名詞文」と「形容詞文」は存在しません。例えば、英文「This is a pen」は「名詞文」とは呼ばれません。
- 英文の「be動詞」は、「動詞文」として分類されます。例えば、「This is tasty」は「動詞文」となります。
- したがって、英語話者に「名詞文」「形容詞文」という言葉を使って説明しても、理解度が低い場合があります。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「補足コメント」を拝見いたしました。以下のとおりお答えします。 >質問1:英語圏で生まれ育つ学童(学生)も、pen と tasty は「Complement」として理解するものなのでしょうか。 ⇒はい、そう思います。 (英語学習者のみならず)英語圏で生まれ育つ学童(学生)も、このpen や tasty を「Complement」(=動詞の不完全性を補う語)として理解するものと思います。(「私は○○です」の、○○に相当する部分で、これがなければ、まさに「不完全」ですよね。) 質問2:beが動詞である以上、英語には動詞以外の文章はないのでしょうか(つまり英語は全てが動詞文ということでしょうか)。 ⇒はい、間投詞1語の文などを除けば、おっしゃるとおり、「英語には動詞以外の文章はない」と思います。ちなみに、「英語の5文型」を復習しておきましょうか。 第1文型:S+V(Sが「主語」、Vが「動詞」です。) 第2文型:S+V+C(このCは「主格補語」と言われます。) 第3文型:S+V+O(Oは目的語です。) 第4文型:S+V+O+O(最初のOが「間接目的」、後のOが「直接目的」です。) 第5文型:S+V+O+C(このOは「目的格補語」です。) 以上のとおり、すべての文型に必ず(Sと)Vがあります。その意味で「全てが動詞文」ということになると思います。
その他の回答 (1)
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10068/12612)
以下のとおりお答えします。 >英語話者に日本語説明をする際に「名詞文(noun sentence)・形容詞文(adjective sentence)」と言ってもその言葉自体、何を言っているのか「?」でしょうか。 ⇒はい、残念ながらそのとおりです。 >「This is a pen」「This is tasty」は、英文法的には、どのように称されるのでしょうか。 ⇒この種の文は、英文法では「第2文型」(Second sentence pattern)と言います。 第2文型の構造は、「主語+動詞+補語」となっています。 上の例文「This is a pen」「This is tasty」では、「Thisが主語、isが動詞、a penとtastyが補語」です。 ということで、「This is a pen」と「This is tasty」の「英文法的な違い」は、文の要素の1つである「補語の品詞の違い」として説明されます。 つまり、「補語(Complement)が、名詞(pen)であるか、形容詞(tasty)であるかの違い」です。(このように言うしか説明のしようがないように思います。) 十分な説明ができているかどうか分かりませんが、以上、ご回答まで。 (もし不明点などがありましたら、どうぞ「コメント」なさってください。できる限りお答えいたします。)
お礼
今一度いただきましたご回答を読み直し、 既に明快にお答えくださっていたことに気がつきました。 英語文が【第1~5文型】に分類され、そのどれもが「SV」で始まっていることから 明らかに英語には動詞文しかないということですよね。 稚拙な補足をしてしまい、申し訳ありませんでした。
補足
早速のご回答をありがとうございます。 お言葉に甘えて引き続き伺わせてください(ご厚意に感謝致します)。 この質問を投稿させていただいた背景を記載しませんでしたので 補足させていただきます(いまさら申し訳ありません)。 私は英語圏で日本語を教えています。 今朝、初学者から「これはペンです」のどれが動詞かという質問をメールで受けました。 普段、私は「日本語には名詞文、形容詞文、動詞文がある」と説明するのですが、はたと気がつきましたのが、beが動詞であれば 「名詞文・形容詞文」という私の説明そのものが既に意味不明なのではないかと気づいたのです。 「第2文型」(Second sentence pattern)は、 私が中学校で外国語としての英語を学んだ際の文法用語と記憶にあります。 質問1:英語圏で生まれ育つ学童(学生)も、pen と tasty は「Complement」として理解するものなのでしょうか。 質問2:beが動詞である以上、英語には動詞以外の文章はないのでしょうか(つまり英語は全てが動詞文ということでしょうか)。 ご回答はお手すきの折で構いません。 どうぞよろしくお願いします。
お礼
度々ご親切な回答をいただきまして、誠にありがとうございます。 大変よく理解できました。 スッキリしました。