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豊洲の汚染物質の由来

ベンゼンなどをそれほど大量に使用する設備があったのでしょうか。売るほうも買うほうもあまり気にしていなかったのだろうと思いますが、何か別のことがあったのでしょうか。

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回答No.3

もともと産業廃棄物で埋め立てた土地の上で、そういう化学物質を扱う工場を建てるという考えで、埋め立てたところです。 高度成長期、多くの有毒物質は、地下に埋めることで処分をしていました。この辺の扱いが厳格化したのは高度成長期後、前世紀とはいえ、最近のことです。 おそらくですが、東京大学など多くの大学のキャンパスでも、厳格に調べればベンゼンは出てくると思いますよ。 いまでは有害物質として扱われていますが、その時期は、インスタントコーヒーなど食品の抽出などでも使われていたことがある、残存はしないほうがいいけど、無毒の物質という扱いでしたから。 廃棄するときに、そのまま地下に埋める、というのはあまりあり得ない話ではないはずです。青酸化合物などについても同じじゃないかな。 もし、ご質問者さんが学生さんなら、化学の先生に、先生が学生時代に、実験で使ったあとのベンゼンや重金属などをどう先生が扱っていたか聞いてみてもいいかもしれません。 当時、きちんと扱ったのは水銀くらいじゃないかと思います。 参考までに。 ご質問者さんは、ベンゼンを単なる有毒な何か、と思っているような気がします。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/senshoshi1960/37/4/37_4_157/_pdf ベンゼンは優秀な溶剤として昔はよく使われていましたし、多くのベンゼン誘導体は、今でも日常で生活の中でも使われています。 また、ベンゼンの環境基準は今はかなり厳しくなっているので、「大量に」使われていなくても検出はされます。 ベンゼンはある程度(わずかしか解けませんが環境基準から比べたら大量に検出される程度には)、水に溶けるんです。地下にベンゼンが埋まっていて地下水に接していいる環境で、地下水を循環させたらかなりの量のベンゼンが水に溶けて出てくるのは容易に想像できます。 以下は、私の単なる想像ですが、それが分かっていたので、過去は地下水を組み上げない状態で水質検査をして数値を抑え込んでいたんじゃないかと思います。 あと、ベンゼンが出てくるのなら、トリハロメタンも調べたほうがいいかも。毒性が、ではないのですが、水の循環を止めたほうがいいかの判断にはなるかと。

kaitara1
質問者

お礼

これらの測定値が本当に危険なものなのかわからないようにも思いますが、一番の汚染物質はお金だったのでは。

その他の回答 (6)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10467/32911)
回答No.7

いろんな思惑が取り沙汰されていますね。皆さんがおっしゃるように、元々そこは化学工場があった場所でした。だから誰だってちょっと考えれば「いろんな化学物質が土に染みこんでいる」くらいは想像できたはずです。じゃあ、なぜそんなところに市場を作ろうとしたのか。 元々が化学工場のような場所なら、住宅地やマンションにはできません。もし公けになれば資産価値は暴落しますし、知らずに住んだ住民がデベロッパーを相手取って巨額の損害賠償裁判をやるのは確実です。大手デベロッパーとしてはそんな危険な商売はできません。でも、東京都としてはなんとか売らないといけないって事情もあったわけです。 そんなときに「そういや、築地市場は老朽化が激しいからなんとかしないといけないよね」って話があったんだから、「渡りに船」ってのはまさにこのことです。さらに元々築地市場があった場所を再開発できるから一粒で二度オイシイ。誰かが住んでいるわけでもないので、とにかく大騒ぎにならないように黙ってればよかっただけのことだったのです。 んで、石原のお爺ちゃんや東京都の関係者を始め、この騒動で大損した人たちはみんな誰を恨んでるってそりゃ舛添のオッサンを恨んでると思いますよ。 だって、舛添さんがあの騒動で辞任することさえなければそのまましれっと予定通りに移転していたでしょうから。その後にマスコミなどが騒いでも「もう引っ越しちゃったし今さらねえ」となっていたと思います。「お前があの、謝っていれば小さい騒動で済んだ話を妙なプライドで謝らなかったものだからあんなことになって、その始末がこれだよ」って思っていることでしょうね。

kaitara1
質問者

お礼

そういうものですか。やはりすべてはお金のためですか。

回答No.6

>ベンゼンなどをそれほど大量に使用する設備があったのでしょうか 使用していたのではなく、発生させていた工場がありました。 問題の土地の主要部分は東京ガスの工場でした。 現在都市ガスは天然ガスや原油から作られていますが、当時は石炭から作っていました。 蒸し焼きにした石炭に水をぶっかけるという、ダイナミックと言うか大雑把な方法で作っていました。 石炭には元々ベンゼンなどの化学物質が多量に含まれています。 東京ガスは発生したガスだけが必要でしたので、その他のものは適当に処分していました。 当時は現在のように環境汚に関するやかましい規制がありませんでした。 結果として、ベンゼンなどを含んだ水は垂れ流しになっていて土壌に染みこんでいました。 参考 ガス工場 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/ガス工場 >売るほうも買うほうもあまり気にしていなかったのだろうと思いますが お互いに充分承知していました。 時間的な経緯から言いますと、東京ガス側が汚染された土地だということ発表した直後に東京都が購入を決めています。 東京ガスが汚染を除去して引き渡すことになっていた、ということになっています。 東京ガスは汚染の除去工事をしてはいましたが、その際に、都市内部の広域にわたる土壌汚染ですので、東京都も補助金のような形で費用を負担していて共同作業のような形式になっていました。 この点が、法律上や行政上は問題がなくても、市民感覚としては非常に分かり難い部分です。 経緯が部外者には非常に分かり難くいことから、市民団体等から裁判の訴えなどが出されています。 >何か別のことがあったのでしょうか 別なことがあったのかなかったのか、ハッキリしないために問題となっています。 東京都は不必要な土地を買った訳ではありませんので、表面的には問題はありません。 築地市場が老朽化していて全面改修するか移転する必要があります。 市場を活動させながら改修するのは多額の費用と時間がかかりますので移転の方が合理的ではあります。 立地もとくに問題はありません。 とは言え、なぜ汚染された土地をあえて購入したのかという問題があります。 本件は複数の問題が絡み合っていますので、一つ一つ整理して議論していく必要があります。 土壌汚染を規制する法律も全ての用途にわたって適用されるようになっています。 築地市場のように生鮮食品を取り扱う土地に関しての特別な法律がありません。 東京都の職員のような行政官は法律にのみ基づいて行動しますので、市民感覚とはズレが生じます。 野党やマスコミは市民感覚に迎合して糾弾しますので、マスコミ情報のみで情報を手にする庶民が右往左往してしまいます。 専門委員会なるものが用地全面に盛り土をしろ、という答申をしていたにも関わらず地下室が設けられていた問題についても、誰が許可したのかという形式論に矮小化されてしまいました 行政上の形式論から単に判断能力不足だった、ということになってしまっています。 マスコミも責任者捜しを騒ぎ立てるだけで、問題解決の議論はしませんでした。 本来は東京都の役所としての組織を抜本的に見直す必要がある問題です。 更に言えば、生鮮食品を取り扱う土地で盛り土だけで良いのかという問題があります。 所詮汚染されている土壌ですので、何らかのタイミングで汚染物質が地上付近まで上昇してくるのはごく当然なことです。 マスコミは前は出てこなかったのに今度は出てきたと騒ぎ立てているだけです。 今後も豊洲の土地を生鮮食品の市場として使うのか使わないのか、使うのであれば、汚染対策をどうするのか、という議論が必要です。 オリンピックに間に合うのかどうかなどというのは枝葉末節の議論です。 そもそもオリンピックを誘致したのも、築地市場の移転問題を解決するための政治的な処置だったのではないのか、という問題から入る必要があります。 要するに「何か別のことがあったのか」というのは非常に根が深い問題です。 政治家の賄賂だの利権だのと、問題を単純化してしまいますと何の解決にもなりません。

回答No.5

報道などによると天然ガスを都市ガスなどに生成する過程で大量のベンゼン化合物が出るんだそうです。そして今回ベンゼンが検出された場所もその処理施設の周辺だそうです。どんなに管理しても完全隔離していなかったために土壌に多くのベンゼンが含まれたのだそうです。 この地を築地新市場に決めたのは当然、そこに利権があるからで、それを盛り土という形でごまかそうとしたわけです。本来なら知らんふりでもしてどこかの山奥に捨てるはずでした。事実K市のTという工場の土は深く掘り下げ北海道などの山奥に捨ててきました。だから今では商業施設やマンションになっています。さらに別の場所では野ざらしにして揮発させ、今では別の大手工場が建っています。東京都はこの手間を惜しんで、浮いた金を着服したわけです。 ところがそもそも利権だけで居たわけで、経費が掛からなきゃその分も自分の懐に入ると考えた誰かさんは盛り土に穴をあければベンゼンが出る事など記憶にも残っておらず穴をあけてしまった、動かさないはずの地下水処理施設も見つかってしまい動かしたために地下深くに合ったベンゼンが地下水と共に地上に出てきてしまった。それだけの事です。 今日、馬鹿な猪瀬も言っちゃいましたね。「地下水処理装置を動かしたから一時的に出てきただけだ」と。これはとりもなおさず地下には汚染物質が埋まっており、地下水を処理することによっていくらでも湧き上がってくることを吐露しているわけです。 売る方は買いたいと言うから売っただけ。問題は買う方が食の安全を無視して買ったことです。 研究者は害がないというけれど、そもそも自然量が極僅かでその何倍も出ればそれで不信感を持っても風評被害とは言えません。しかも築地市場は東京だけの問題じゃないのです。築地からさらに東日本の多くの地域に野菜や魚などが広まるのですから、どんなに狭く見ても関東中部と東北・北陸の一部は影響を受けるわけです。 こんなでたらめな問題を押し付けられた小池さんはいい迷惑でしょうね。

kaitara1
質問者

お礼

健全な市民感覚では考えられないようなやり取りがあったのでしょうが、本当にお金だけなのですね。別のことですが大地震が来ればそれこそすべてが白紙に戻ってしまうような気もします。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2700/13647)
回答No.4

そんなことありません。売る方(東京ガス)も買う方(東京都)も汚染物質の存在は十分認識していました。それで東京ガスは周りの地価に比べてはるかに安い値段で売ったのです。東京ガスは生鮮食料品を扱うことには向いていない土地であることを東京都に伝えていました。東京都は汚染物質除去を自己責任でやることを条件に安値で買いましたが、それをやらなかっただけです。というか、いい加減にやったのです。その裏ではかなりの金が業者の食い物にされたでしょう。小池女史の言う頭の黒いネズミです。千億単位の金です。東京都はつくづく伏魔殿ですね。

kaitara1
質問者

お礼

実際は放射能よりはるかに無害なのではないかとも思うのですが、東京都の判断というものがどのようなものであったかは気になります。埋め土以前の問題なのかなと思います。

回答No.2

>ベンゼンなどをそれほど大量に使用する設備があったのでしょうか。 ありました。 豊洲の新市場の場所は、過去に「東京ガス」の「ガス工場」があった場所です。 豊洲工場では、昭和31年から昭和51年まで、石炭を主原料として都市ガスを製造しており、その製造の過程で、ベンゼン・シアン化合物等の物質が生成されていました。それが何らかの理由で土壌に浸透したものと思われます。 つまり「事実上、ベンゼン・シアン化合物等の有害物質が垂れ流しされていた」のです。

kaitara1
質問者

お礼

やはり金もうけしか考えていない人たちのやったことなのでしょうか。

回答No.1

東京ガスの工場がありました。 豊洲新市場予定地の土壌汚染はどうするの?|東京都中央卸売市場 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/faq/03/ | Q 豊洲新市場予定地はどのようなところで、なぜ汚染されているのでしょうか。 | A 豊洲新市場の予定地は、昭和29年から海面の埋立てが始まり、ガスの製造工場が建設され、昭和31年から昭和63年まで、都市ガスの製造・供給が行われていました。~ |   予定地の土壌汚染は、かつての石炭から都市ガスを製造する過程において生成された副産物などによるもので、7つの物質(ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、鉛、水銀、六価クロム、カドミウム)による、土壌及び地下水(六価クロムを除く)の汚染が確認されています。 上のサイトによると、実験なんかの結果、地下水もきれいになるハズだったそうです。 かなりの費用かけて、土を処理するなんかのプラント作って処理してたハズ。 なのになんで?ってのは、今のところ謎です。

kaitara1
質問者

お礼

それなりの対策は立てていたということでしょうか。

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