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行政書士試験の素朴な疑問
似たような質問がありましたが、求める答えがなかったので質問いたします。 行政書士に興味を持ち、試験勉強を始めようとしているのですが、なぜこれほど条文の解釈と判例知識ばかりの試験なのでしょうか。 行政書士の仕事は、簡単にいうと代書屋だと理解しています。 行政書士の試験も、何かの事例に基づいて実際に書類を作成してみる、という類の試験かと想像していたのに、判例知識ばっかりなので、びっくりしました。 法律の解釈とかって、実際の業務で必要とされる知識なんでしょうか。 もしそうなら、どんな場面で必要なのか、具体例があれば教えてほしいのです。 法律事務全般が仕事で、訴訟も扱うことのある司法書士、弁護士だったら、必須の知識だとわかります。 でも行政書士って法律相談はしませんよね。というか、できませんよね。 でも資格取得に必須の試験で求められる、ということは、実際の業務に使うことがある、からですよね。 どんな場面で使うんだろう?と疑問です。 私は法律関係にはまったくの素人です。 大学は理系ですし、仕事も理系。 だから行政書士の仕事についても、本やネットで得られる程度しか情報がありません。 「仕事は確かに代書屋だけどねー、実際はこんなこともやるんだよ」みたいなご意見を聞かせていただけたらと思います。
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- torakusu
- ベストアンサー率22% (2/9)
行政書士は、弁護士法に違反しない限りにおいて、行政手続法に定める聴聞の手続きを代理できます。 …代書以外にも出来ることありますでしょ(笑) あと 合格証は総務大臣と知事の連署ですよ なかなかそんな合格証ないですよ。 ゴシック体なので、あんまりカッコ良くないですけどね 回答にはなってないかも知れませんね。 失礼しました。
- kuma8ro
- ベストアンサー率40% (212/523)
確かに、行政書士試験ほど、実務範囲を網羅していない資格試験は無いと思います。 極端な例としては、毎年必ず出題される「行政事件訴訟法」があげられます。 弁護士で無ければ、訴訟の代理人になれるはず有りませんよね。 そうは言うものの、行政に不服申し立てをする際に、当然知っておく知識と考えられているので、出題範囲に入っていることになります。 このような試験となった要因は、行政書士の業務範囲が大変広いの、試験ではカバーし切れず、それに換えて共通的な基礎力を問うものになっていると言われています。 10年くらい前に、試験範囲の大きな見直しがあり、それ以前には有った実務的な科目をほとんどやめてしまうと共に、難易度が上がりました。 行政書士には、事務職の公務員を20年続けると、無試験で資格を得ることが出来ます。 彼らは、そのままでは、ほとんど現行の試験は受からないと言われています。 皮肉な見方をする人は、彼らが、自分たちをどのような知識を持っている専門家として見てほしい姿が、試験内容になっている、と言います。 それでも、この行政書士資格を一般人が得るために、この試験に通るしか有りませんので、しょうがないなぁ、と勉強するしかないのではないでしょうか。 私自身は、興味深いことばかりで構成された内容の試験だから受験するという動機ですが、…。
お礼
お詳しい内容をありがとうございます。 >このような試験となった要因は、行政書士の業務範囲が大変広いの、試験ではカバーし切れず、それに換えて共通的な基礎力を問うものになっていると言われています。 まがりなりにも法律に関係する仕事だから、知っていてほしい基礎力、というわけでしょうか。 志願者に時間をかけて勉強させるんだから、もうちょっと実情に合った、益の多い試験内容にしてほしいんですけどね・・・ 条文解釈や判例は「読み物」としては面白いんですけど、 試験対策と思うとホント、面白くなくなります。 とはいえ、割り切って勉強しないといけませんが。 ご親切なご回答、ありがとうございました。