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中国 韓国 北朝鮮

IXTYSの回答

  • IXTYS
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回答No.6

こんにちは。  極東アジアの今後には大きな波乱が予想され、世界中が注視しています。  その中で日本が何故か『ポツーン』と浮いた状態に見える。 これは先の戦争で日本が武力を行使して国土と住民を蹂躙したから。 そんな単純なものではない、もっと深い原因があるように思います。 東アジアの歴史の中から我が国日本と中国、朝鮮半島の関係を見てみます。 ● 中国を中心とした外交関係(冊封関係) 東アジアのパワ-バランスは中国を中心とした冊封関係によって維持されて来ました。  これが19世紀中葉の欧米列強の植民地政策に拠って一気に崩れ去って行きます。  この冊封関係において中国皇帝が当然中心に君臨していました。 李王朝を中心とする朝鮮半島の王朝も大きな役割を果たしています。  中国皇帝に各国の使節団が謁見する際の仲介役をしています。  これに対し、日本の権力者は殆ど冊封関係に入っていません。 ただ例外は足利義満ただひとりです。 彼だけが中国明王朝の永楽帝に使者を送り、冊封関係に入り、『日本国王』というお墨付きを貰っています。 しかし、日本がアジアの歴史に登場するのはこの時だけ。  ● 日本と中国の歴代皇帝との関係は 正式に外交関係(冊封)にはなく、その外側にいる野蛮人の扱いに過ぎません。 この野蛮人が皇帝に使者を送る関係を朝貢関係と言います。 日本は東アジアの盟主である中国皇帝から見ると非組合員(野蛮人)に過ぎなかったのです。 ● 19世紀植民地政策によって凋落する運命を辿った中国皇帝と冊封関係諸国 19世紀、東アジアに進出したイギリスは中国から大量の陶磁器、絹、お茶を輸入し、その見返りに植民地インドでアヘンを大量に作り、これを清国に輸出した。 これを清朝政府が取り締まったのが、イギリス側は強硬で遂に1841年,四隻の軍艦でアモイを攻撃し、アヘン戦争が起ったのです。  林則徐率いる清朝軍は強硬に抵抗した。 イギリス軍は巧みな情報収集力を駆使して、敵の背後を突いた。 首都北京に近い天津に上陸し、これによって戦況は大逆転。 清朝は和睦を申し入れ、以後清朝は一気に滅亡へと進んで行った。  この清朝の没落と命運を共にしたのが李朝、朝鮮王朝だったのです。  ● 欧米列強の植民地政策への中国(清)、朝鮮王朝と日本の対応の違い 日本も幕末、薩摩や長州がイギリスの軍艦に発砲し、小規模な戦闘が起ったが、すぐに和睦。 以後、積極的に欧米の科学技術を導入する近代化を進める。 しかし、清朝と李朝朝鮮王朝は国内の世論が二つに割れてしまい、近代化に大きく遅れてしまう。 そして東アジアで急激に力を伸ばした日本が清国との日清戦争に勝ち、東アジアの盟主に収まる。  ● 第二次大戦以降については現代史であり、我々の良く知るところである。 日本は19世紀の中葉までは東アジアでは無視される存在でしかなかった。 それがアヘン戦争以降の清朝の急激な凋落と李朝朝鮮の停滞によって、大きく立場が逆転する。 これまでまったく無視して来た日本に支配されるという関係になってしまった。 これは中国にとっても南北朝鮮にとっても面白くない。 当然である。 だから何かと因縁をつけたがる。 理解出来る。  ● その上、日本は戦後農地解放と財閥解体を行い、、、 経済的な大改革の成功した。 そして世界有数の経済大国となった。  これがまた面白くない。 これも理解出来る。 だから何かと因縁をつける。 中国にとっても南北朝鮮にとっても日本は『癪の種』なのです。 要するに面白くない。 いや、日本の成功が悔しくて、悔しくてたまらないのです。 

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